そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ブック   英語

2012-01-27 13:00:00 | 旅行
英語の 「book」。 名詞だと “本” という意味。
動詞だと、 “予約する” という意味になります。

「over book」・・・定員以上の予約を受け付ける。

航空便の予約過剰をやられた事があります。
「ファースト 英語」(1/6) で書いた初めてのカナダ添乗から
2ヶ月後の8月、 混雑時期に再びカナダ添乗業務。 トロントから
カルガリーへ空路移動の旅程。 トロント空港チェックインカウンターにて、 
英語で告げられました。
「21名中、 20名の座席のみ確保出来ていますので、 1名別便で
お願いします。」

あちらにとっては、 よくある事でも、 私にとっては想定外。
ツアーである事を強調し、 断固抗議するも、
「キャンセル待ちも受けるが、 30分後の便で一名手続きした方が確実。」
と気の毒そうに伝えるばかり。 勿論、 全員での予約変更は無理。
だめもとで、 スチュワーデス席でも構わない旨も伝えました。
この間にも、 オーバーブックの憂き目にあった人達が手続きを初めています。

どうする私・・・?

グループに事情を説明し、 カルガリーで待っていてもらう事にしました。

ツアーを離れ、 単独でカルガリー空港に到着。
なんで、 待っているはずのお客さんがいないの!?

我社のツアー客20名が搭乗した便は、 なんとエンジントラブルで
別の空港に途中降機しているというでは、 ありませんか!

気を揉みながら待つ事1時間強。 ひどく懐かしく感じられる面々に無事再会。
不手際を詫びる私に、 皆は
「添乗員さんが悪いんじゃないし、 めずらしい体験が出来た。」
トラブルも “旅のだいご味” とばかりに、 むしろ楽しんだ様子。

機内放送は乗り合わせた日本人ビジネスマンが通訳してくれたそうです。
聞き取りにくい英語のアナウンスを、 私だったら正確に説明できたかどうか?
人間塞翁が馬。
考えようによっては、 オーバーブックされてラッキーだったかも・・・。
わー、 ゴメンナサーイ。 ラッキーなんてウソでーす。

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