二年に一度、高校時代の友人と旅する「神話の地」。
先日の投稿「青島神社」に続き、今回は鵜戸神社について書かせて頂きます。
天から降(くだ)ったニニギノミコト。
ニニギノミコトの子である、通称・山幸彦が三年間滞在した海中のワタツミの宮で結ばれたのは
ワタツミノ神の娘・トヨタマヒメです。
トヨタマヒメは山幸彦の御子を身籠りました。
鵜戸神社は、トヨタマヒメがウガヤフキアエズを産んだ場所です。
古事記では、天上の神を「天つ神」、地上の神を「国つ神」、海中の神を「海つ神」と呼び分けます。
山幸彦は天照大御神の曾孫にあたるので「天つ神」です。
トヨタマヒメは「海つ神」です。
海つ神は、それぞれ海中での姿を持っていて、出産時にはその姿になります。
山幸彦は天照大御神の曾孫にあたるので「天つ神」です。
トヨタマヒメは「海つ神」です。
海つ神は、それぞれ海中での姿を持っていて、出産時にはその姿になります。
トヨタマヒメは出産時の「サメ」の姿を、山幸彦に見られたくありませんでした。
見ないと約束したにもかかわらず、山幸彦は覗いてしまったんですねぇ。
トヨタマヒメは産んだばかりのウガヤフキアエズを残して、海の宮へ帰ってしまいます。
その辺りの経緯は、どうぞ
私の書いた「時代小説風 高千穂神話物語」をクリックして読んで下さい。
私の書いた「時代小説風 高千穂神話物語」をクリックして読んで下さい。
トヨタマヒメは残さざるを得なかった赤子の為に、洞窟内にオッパイを貼り付けました。
オレンジ色の矢印の箇所です。
お乳岩と呼ばれる岩から出る「お乳水」で作られた飴を買いました。
味は、いたってシンプル。 砂糖味です。
トヨタマヒメが海の宮から乗ってきたと言われる亀。
(泳いで去ったので、置いてけぼりをくったようです)
願いを込めて投げた運玉が、亀の背の穴に入ると願い事が叶うようです。
最後の一つが入りました!!!
鵜戸神社から険しい山道を進むと
波打ち際の「波切神社」へ行けます。
「波切神社」の洞窟から望む海は、どこか神懸かっています。
山道が濡れている時は、やめた方がいいかもしれません。
#鵜戸神社 #波切神社 #山幸彦 #トヨタマヒメ #お乳岩 #おちちあめ
#運玉