そうなんだ。

外国語で知ったこと。

鵜戸神社  高千穂神話の地 (2)

2022-11-12 15:30:26 | 語学


二年に一度、高校時代の友人と旅する「神話の地」。
先日の投稿「青島神社」に続き、今回は鵜戸神社について書かせて頂きます。

天から降(くだ)ったニニギノミコト。
ニニギノミコトの子である、通称・山幸彦が三年間滞在した海中のワタツミの宮で結ばれたのは
ワタツミノ神の娘・トヨタマヒメです。
トヨタマヒメは山幸彦の御子を身籠りました。

鵜戸神社は、トヨタマヒメがウガヤフキアエズを産んだ場所です。





古事記では、天上の神を「天つ神」、地上の神を「国つ神」、海中の神を「海つ神」と呼び分けます。


山幸彦は天照大御神の曾孫にあたるので「天つ神」です。
トヨタマヒメは「海つ神」です。

海つ神は、それぞれ海中での姿を持っていて、出産時にはその姿になります。
トヨタマヒメは出産時の「サメ」の姿を、山幸彦に見られたくありませんでした。

見ないと約束したにもかかわらず、山幸彦は覗いてしまったんですねぇ。
トヨタマヒメは産んだばかりのウガヤフキアエズを残して、海の宮へ帰ってしまいます。

その辺りの経緯は、どうぞ
私の書いた「時代小説風 高千穂神話物語」をクリックして読んで下さい。

トヨタマヒメは残さざるを得なかった赤子の為に、洞窟内にオッパイを貼り付けました。



オレンジ色の矢印の箇所です。
お乳岩と呼ばれる岩から出る「お乳水」で作られた飴を買いました。



味は、いたってシンプル。 砂糖味です。

トヨタマヒメが海の宮から乗ってきたと言われる亀。
(泳いで去ったので、置いてけぼりをくったようです)
願いを込めて投げた運玉が、亀の背の穴に入ると願い事が叶うようです。




最後の一つが入りました!!!

鵜戸神社から険しい山道を進むと



波打ち際の「波切神社」へ行けます。



「波切神社」の洞窟から望む海は、どこか神懸かっています。




山道が濡れている時は、やめた方がいいかもしれません。


#鵜戸神社 #波切神社 #山幸彦 #トヨタマヒメ #お乳岩 #おちちあめ
#運玉








コメント (2)
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