そうなんだ。

外国語で知ったこと。

スリッパ  英語

2018-03-04 10:41:17 | 英会話教室
週に一度通う英会話教室。 新しく講師になった英国人は来日一年半です。
使用しているテキストのテーマが、タイムリーなことに
来日した外国人へ、日本の習慣を説明する練習です。

英国人講師はまだ日本の家庭を訪問したことがないと言ったので
スリッパについて説明することになりました。

その前に
片側の靴だと 「shoe」(シュー)ですが、たいていは両側揃って靴なので「shoes」(シューズ)。
同じように私たちが呼ぶ 
「slipper」(スリッパァ)だと片側で、たいていは両側揃ってスリッパなので「slippers」(スリッパーズ)になります。

では、日本のご家庭に招かれた時の注意です。

1.玄関で靴を脱ぎ、用意された室内用スリッパに履き替えます。

これは、大丈夫でしょう。
この先、どんどんアドバイスが出てきました。

2.トイレでは扉の前で室内用スリッパを脱いで、トイレ用のスリッパに履き替えます。
トイレから出たら、トイレ用のスリッパから室内用スリッパに履き替えるを忘れないで下さい。
トイレ用スリッパで室内を歩くことは、不潔とみなされ嫌がられます。 気を付けてください。

3.畳の部屋に案内されたら、部屋の前でスリッパを脱ぎます。
スリッパのまま畳の部屋に上がるのは、非常識なことなので、気を付けてください。

4.絨毯の部屋にスリッパのまま入るか脱ぐかは、各家庭によって違います。
分からないときは「スリッパのままでいいですか?」と尋ねましょう。

ちなみに、我が家は、絨毯の部屋ではスリッパを脱ぎます。

5.庭やベランダに出るときは、室外用の下駄やサンダルが用意されているので履き替えます。
くれぐれも、スリッパのまま出ることのないよう、気を付けて下さい。

英国人教師は苦笑いで、「覚えられない」 と言いました。

そうですよね。
私たち日本人は、場に応じたスリッパの着脱を無意識に行っていることに、あらためて驚きました。

そういえば、海外の人から見た日本の小・中学校・高校で驚くことは
エントランスに下駄箱があって、そこで上履きに履き替えることだそうです。
さらに、体育館では体育館履きかえること。
通学が革靴の生徒は、外体育の授業で運動靴も用意します。

幼稚園でもそうでした。

私たちは子供時代から、建物の中での靴の履き替えに慣れているんですね。

グローバルになって、気づく日本の習慣。
凄いですね。
そして、なんかカ~ワイ~イ。


コメント (2)
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