そうなんだ。

外国語で知ったこと。

お坊さん   英語

2012-04-06 13:00:00 | 語学
五木寛之著 『親鸞 上下』 に続き 『親鸞 激動篇 上下』も
読み終わりました。 「南無阿弥陀仏 仏教用語(3/19)」
親鸞の “人となり” や人物関係 ・ 背景も解ってきているので、
より一層楽しめました。  仏教にも興味を持ち始めます。

大学時代の友人に、 都内のお寺のご子息がいました。
20代。 大学時代の友人達とスキーに行った先の宿での事。  
夜お酒が入って盛り上がると、 お経のリクエストが出ました。
法事の様子を思い浮かべて下さい。 壁に向って座るご子息の後方に、
皆も並んで正座で座ります。 何故、 電気を消して懐中電灯なのか・・・? 
木魚に見立てた箱を箸で叩きながら、彼がお経を唱え、 途中ビール瓶
をチーンと鳴らすのです。

初めて見た私は、 “チーン”で声を出して笑ってしまいました。 
すると、お経を中断し、 彼はゆっくり振り向いて、
「そこで笑っているあなた。 仏様はご覧になっていますよ。」
「・・・仏様御免なさい!」  思わず手を合わせたものの、 
ご子息にこそ仏様チェックが入るのでは・・・。  罰あたりな芸です。

彼の結婚式の披露宴に出席しました。 袈裟を着たお坊さんが何人も
列席し、挨拶で、 「仏前結婚で式を終えた。」 と報告していました。

ほどなく、 一般企業を退職し、 お山で研修だか修行だかを終えて 
今では、 都内で立派な住職として御勤めに励んでいます。  
酒の席ではなく、 正式な場でお経をあげているんですね。
『親鸞』 を読むまでは、 宗派など気にしたこともありませんでしたので、  
遅まきながら、 彼の宗派を聞いてみるつもりです。

英語学科だった彼はご存知でしょう。 英語でお坊さん。
「Buddihst priest」(ブディスト プリースト)

『激動篇』 も、 続きが期待できそうな終わり方でした。
コメント
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