ぴょんぴょんです。
100gの軽い靴です。
気分も軽くなります。
動けるかどうかは、あなた次第です。
今日のタイトルは、「女の一人旅」です。
無謀な挑戦です。
カフェに来られた女性と話をしました。
仕事の話もし、旅の話になりました。
台湾で嵐に会い、泊ってる宿泊所に帰れなくなった。
山の中腹にある宿まで、ヒッチハイクをされたそうです。
当然だとは思いましたが、強い女(ひと)だなと感じました。
子供が何歳になったら、一人で旅行に行けますか。
その方は、中学生になったらとの返事でした。
どんな旅行をされるのか。
車か、列車かはたまた飛行機か。
京都のお寺巡りじゃないなと思います。
海外でしょう。
女一人が、海外に行く。
一人は無いような気がする。きっと、友人とでしょう。
旅は道連れ。
そんな都合の良い友人がいるでしょうか。
学生時代の友人でも、12年間昔のままではいられない。
何カ月も前から約束しても、何かがあって自由にはならない。
子育てと介護を同時にする年齢だと、その方から教えていただきました。
結局、女一人旅です。
10年以上、一人旅をしたことがない。
二泊三日の一人旅。はじめは、そんなところでしょうか。
では、どこに行く。女一人旅が合いそうな場所ってありますか。
遠いところは、往復で2日間つぶれる。
すると、近場になります。せいぜい移動時間は4時間、200Kmが良いところです。
東京からだと、名古屋あたりか仙台まで。
あれもしたい、これもしたい。
結局は、列車に乗っても居眠りばかり。
読もうと思って持ってきた本が進まない。
ガイドブックを見て、回るのも疲れてしまう。
温泉につかり、人が作った美味しいものを腹いっぱい食べる。
家や子供のことが気にかかり、電話をして安心する。
家族の手前見ることができなかったテレビ番組を観る。
そして、大きすぎるベッドで眠る。
ええい、これじゃ面白くない。
沖縄に行こう。飛行機で3時間。
町を歩いていたら、一人旅の男性から声をかけられた。
見知らぬ人でも、少し年上で安心感がある。
沖縄に詳しそうだから、任せちゃおう。
公設市場に行き、沖縄そばを食べる。
店の人に夫婦と間違えられても、そのまま。
島豆腐と泡盛で、少し身の上話。
酔いが回ったころ、それぞれの宿へ引き上げる。
2日目は、レンタカーで島めぐりをする。
美ら海水族館にしようか、ばんざいクリフにしようか話し合う。
結局は、どこでもよかった。近場の中城までドライブした。
開ける視界の先は、太平洋。どこまでも続く碧い海。
来てよかった。心地よい初夏の風。
二人でいることを忘れさせてくれる、ゆっくりとした時間の流れ。
旅連れとなった男性も同じ気持ちらしい。
忙しすぎた日常を忘れてたわいもない冗談を言い合う。
ありがとうと、握手をして別れた。
また会うこともない人です。
これでいいんじゃない。
女の一人旅は、あれやこれやから一瞬だけ解放される時間です。
挑戦旅は、次回にお預け。
何にも期待されない、期待もしない「女の一人旅」です。
行ってらっしゃい。頑張っている強いママさん。
旅先で 美味しいものを 独り占め
2019年4月12日