故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

女の一人旅

2019-04-12 10:47:50 | よもやま話

ぴょんぴょんです。
100gの軽い靴です。
気分も軽くなります。
動けるかどうかは、あなた次第です。


今日のタイトルは、「女の一人旅」です。
無謀な挑戦です。
カフェに来られた女性と話をしました。
仕事の話もし、旅の話になりました。
台湾で嵐に会い、泊ってる宿泊所に帰れなくなった。
山の中腹にある宿まで、ヒッチハイクをされたそうです。
当然だとは思いましたが、強い女(ひと)だなと感じました。

子供が何歳になったら、一人で旅行に行けますか。
その方は、中学生になったらとの返事でした。
どんな旅行をされるのか。
車か、列車かはたまた飛行機か。

京都のお寺巡りじゃないなと思います。
海外でしょう。
女一人が、海外に行く。
一人は無いような気がする。きっと、友人とでしょう。
旅は道連れ。
そんな都合の良い友人がいるでしょうか。
学生時代の友人でも、12年間昔のままではいられない。
何カ月も前から約束しても、何かがあって自由にはならない。
子育てと介護を同時にする年齢だと、その方から教えていただきました。

結局、女一人旅です。
10年以上、一人旅をしたことがない。
二泊三日の一人旅。はじめは、そんなところでしょうか。
では、どこに行く。女一人旅が合いそうな場所ってありますか。
遠いところは、往復で2日間つぶれる。
すると、近場になります。せいぜい移動時間は4時間、200Kmが良いところです。
東京からだと、名古屋あたりか仙台まで。

あれもしたい、これもしたい。
結局は、列車に乗っても居眠りばかり。
読もうと思って持ってきた本が進まない。
ガイドブックを見て、回るのも疲れてしまう。
温泉につかり、人が作った美味しいものを腹いっぱい食べる。
家や子供のことが気にかかり、電話をして安心する。
家族の手前見ることができなかったテレビ番組を観る。
そして、大きすぎるベッドで眠る。

ええい、これじゃ面白くない。
沖縄に行こう。飛行機で3時間。
町を歩いていたら、一人旅の男性から声をかけられた。
見知らぬ人でも、少し年上で安心感がある。
沖縄に詳しそうだから、任せちゃおう。
公設市場に行き、沖縄そばを食べる。
店の人に夫婦と間違えられても、そのまま。
島豆腐と泡盛で、少し身の上話。
酔いが回ったころ、それぞれの宿へ引き上げる。
2日目は、レンタカーで島めぐりをする。
美ら海水族館にしようか、ばんざいクリフにしようか話し合う。
結局は、どこでもよかった。近場の中城までドライブした。
開ける視界の先は、太平洋。どこまでも続く碧い海。
来てよかった。心地よい初夏の風。
二人でいることを忘れさせてくれる、ゆっくりとした時間の流れ。
旅連れとなった男性も同じ気持ちらしい。
忙しすぎた日常を忘れてたわいもない冗談を言い合う。

ありがとうと、握手をして別れた。
また会うこともない人です。

これでいいんじゃない。
女の一人旅は、あれやこれやから一瞬だけ解放される時間です。
挑戦旅は、次回にお預け。
何にも期待されない、期待もしない「女の一人旅」です。

行ってらっしゃい。頑張っている強いママさん。

旅先で 美味しいものを 独り占め 

2019年4月12日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする