今日のタイトルは、「勢い」です。
勢いとは、
人・物・事が発動・進行したり、物・事の作用を発動・進行させたりする場合に、
その強さ・速さなどに現れる力。
(活動力。躍動する力。)
(他を圧する力(の現れ)。勢力。)
(物事が進行するはずみ・なりゆき。)
副詞として、その時のなりゆきで。その結果として当然。
(広辞苑より)
段々、無縁となる言葉なのか。
ルーチンワーク(日頃から慣れてる仕事)はこなせるが、
新たなことに挑戦するときの勢いが乏しくなっていると感じます。
楽な方へと気持ちはいく。
かつてのように振りこなせないクラブは捨てていき、勢いよく振れるクラブだけになっていく。
筋肉量は増えているのに、瞬発力が落ちていると感じます。
勢いを削ぐのは、経験値です。
何も考えないで振り抜く。
失敗を恐れて、振り抜けない。
チェックポイントを考えながら振るものだから無心ではない。
同じくゴルフクラブを振る話です。
休みながらならできる。
こつこつと、鍬を打ち込み庭の草をはぎ取る話です。
まずは、強さ・速さを望むことをやめる。
ただ負けるのは悔しいから何かで補うことになる。
先輩のようにフェアウェイに置き続け、相手が崩れるのを待つことになる。
はずみ・なりゆきを保ち続けることも、勢いの一つだから。
勢いのあるリカバリーショットは望めないが、
一打余計に打つことを覚悟することで、自分なりのはずみ・なりゆきをつける。
面白いことに、無いものねだりをやめることで、あるものが出てくるのである。
例えば、身体も暖まってきて、欲張らずにみずからの柔軟性に合った振り角度で振り抜いたとしよう。
あれあれ不思議、体幹を中心にクラブが回り振り抜けた。
これが、テレビで解説していたものなのか。
勢いは、たゆまぬ努力から産まれてくるかもしれない。
行き過ぎた 勢いあまって 減らず口
2019年4月21日