絵のタイトルは、「天真爛漫」です。
今が旬でしょうか。
多くの年月を要して気づくのでしょう。
毎日、たんぽぽの花を見つけるや根こそぎ削っています。
なずなも同様です。
はた目には、異常に映るかもしれません。
隣りのばあちゃんの教え「黄色いものをやっつけろ」を守っています。
暖かくなり、万物が動き始めた。
近くでエンジンをふかす車かと思いきや、カメムシの羽音でした。
蜂が、ベランダを物色している。きっと、新しく巣を作るところを探しているのだろう。
耕そうと、耕作放棄地である畑に放置されていたトタンを剥がしたら、蛇が二匹慌てて地中に潜った。
きっと、トタンの下でぬくぬくと惰眠をむさぼっていたのだろう。
冬の遺物の片づけを急いでいます。
伐った枝の片づけ、保管していた野菜を畑に肥料として返しています。
食糧として、新たな種として保管していた豆やエゴマが虫にやられました。
コンポストに生ごみとして捨てています。
ゴールデンウィークに子供や友人が訪ねてきます。
冬の間、とりあえずと平面に置きためた数々の品物を分別しています。
残したいものと決められないものを入れる棚を作って、立体的に保管しています。
快適に寝られるスペースを作る作業と言ってもよい。
やることはいっぱいある。
寒いからと、まだよいだろうと放置していたことばかりです。
一つずつ片づけています。
できなかったことができるようになったと喜んでいる。
大事に育ててきた冬越しのキャベツの苗がどんどん育っている。
端境期に取り入れるつもりで育ててきた。
風により、網が少しめくれていた。さっそく一羽の紋白蝶が入っていた。
慌てて追い出し、網に重しをしたと妻から聞いた。
山の中の道路を車で走っていたら、多くの獣が交通事故にあい、
車道で死んでいるのもこの季節です。
死んでいるのは、決まって雄だと先輩から教わりました。
雌は車をかわしても、雌の姿(けつ)しか見ていないオスはかわし切れない。
哀しいような、可笑しいような。
大変だとは思わない。
草にも生きる権利があると、隣の畑の持ち主が笑っていた。
起こした田んぼに水が入れられた。
今年は雪が少なかった。水が足りなくて、田んぼが割れなければよいのだが。
雨が降っている。天気を見ながらの作業が続く。
自然の恩恵をいただきながら生活が成り立っていると感じる。
伝え聞く 病気知らずな 旬を食え
2019年4月26日