故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

会社人間

2019-04-04 08:02:43 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「似島」です。
広島から帰るフェリーで、行くフェリーで毎日見た灯台です。
これからは、目標とする灯台はありません。


群れから外れると、不安になるのか自由を感じるのか。
会社に行かなくてもよい。4日目になります。
なにしろ、急ぐことが無くなりました。
今日のテーマは、「会社人間」です。

今回で、群れからの離脱は4回目になります。
慣れているつもりでも、所在ないし寂しさもあります。
1回目は、30歳半ばのこと。
転職しようと、今しかないと辞めました。
準備不足も甚だしく、100社に履歴書を送りましたが、無しのつぶてでした。
2回目は、60歳を少し過ぎたころ。
これ幸いと、短編小説「さなさん」を書きました。
楽しくて仕方がなかった。
3回目は、私の給料が高いと言われ、そんならと会社を辞めました。
東京で、半年を過ごしました。
今更、効率を追求する仕事には就きたくない。
故郷に恩返しがしたいと強く思うようになりました。
今を逃したら、もう出来ないだろうとも考えました。
そして、今回が4回目です。
60歳を過ぎると、仕事の変遷は激しくなるばかりです。
反面、自由度は増すばかりです。

こうして書いていると、やることが目白押しの状態だとわかります。
何からやるか、順番を決めるのが苦しくなります。
つまり、組織に属しているから許されてきたことの言い訳のような事柄ばかりです。
自由は、拘束されている中でのほんの一瞬で満足するものでした。
これからが、本当の生き方のような気がします。

似顔絵を描きたければ、毎日できます。
約束した似顔絵が多数あります。
小説も書きたい。「さなさん」の続編なのか、他のものになるのか。
妻に任せていたカフェも農業も、自分から積極的にやらねばならないでしょう。
多くの柵(しがらみ)も、一つずつ片づけなければならないでしょう。
断捨離も決行せねばならぬ。
今度と、多くの物を抱え込んでしまいました。
一年も使わぬ物は、捨てましょう。
忙しい。
そうとは知らずに、所在なさと寂しさを言うなんてどうかしています。
今日で、それとも決別です。
何回目かの心機一転。

目標の これから未知の 村はずれ

2019年4月4日
コメント
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