赤とんぼ。
何故か郷愁を誘う生き物です。
「今日のタイトルは、「クワガタが消えた」です。
我が家の畑に、クワガタが生まれます。
成虫で、3cm位のクワガタです。
近所の虫好きの子供にあげようと、網戸をうろうろする彼を目で追っていました。
彼と呼ぶからには、オスです。
外が暗いうちは、網戸の上を行ったり来たりしていました。
外が明るくなると、どこかに隠れてしまった。
昭島でベランダ野菜を育てている頃、
コガネムシの幼虫に野菜の根をかじられました。
さつまいもがよく出来たので、掘り返しました。
50cmの長さのプランターから30匹あまりの幼虫が出てきました。
クリーム色になってさなぎになる準備をしていました。
どうしてコガネムシがいるのかと考えました。
多摩川上流の有機土を使っていました。
そこに卵が潜んでいたのかなんて思っていました。
翌年、同じ土を使って野菜を栽培しました。
土を掘り返して駆除したから、居ないはずです。
ところが、茄子の元気がなくなりました。
土を観察していると、なにやら光るものが動いていました。
コガネムシの成虫です。土にもぐり込んでは出てきます。
その後も何度もコガネムシを見ました。
どうやら2階南向きのベランダに並べたプランターは、
コガネムシの格好の産卵場になっていました。
昭島でも、ここでも無農薬で野菜を作っています。
有機物がふんだんに入った土で作っています。
クワガタは、そのうちまた出てくるでしょう。
幼い子供たちが、パン作りをしたいと言っています。
クワガタパンを作ってくれるよう、モデルを探しておきましょう。
抜け殻に なるまで永き 歳を経て
2017年8月29日