寒くて、とても冷たい雪道です。
気合を入れて、表に飛び出します。
「雪道、それでも行かなくては」というタイトルです。
今日のタイトルは、「卒業できない夢」です。
過去何度となく見ている夢です。
それほど大学卒業がシリアスであったということです。
人生に躓きはつきものです。
仮に卒業できなかったら、その後の人生は大きく変わっていたかもしれません。
勉強できることが、これほど素晴らしいことなんだと思えなくなってしまった。
他に素晴らしいと思うことがたくさんあった。
その後の苦労を思えば、どの授業にも関心が持てたはずです。
社会人を経験して大学に行っていたら、間違いなく勉強したことでしょう。
目的意識がしっかりしていたら、
他の取るに足らぬ悩みには気づかないでいたことでしょう。
妻が起きてきて、いただいた西瓜を出してくれた。
しゃりしゃりと少し固い(繊維質が強い)感じがする。
水けが多く美味いと思った。
妻は、先日家でとれたすいかの方が美味しいという。
家のすいかは、種から育てた苗を植えたもの。
いただいた西瓜は、かぼちゃに接ぎ木したものだと言う。
種から育てたすいかは、同じ土地での連作がきかない。
一方接ぎ木の西瓜は、連作が可能とのこと。
種から育てたすいかは弱いが、うまい。
人間にもいろいろある。
効率よく知識を詰め込んで、挫折もなくエリート街道を突き進む。
そのエリートたちの大半が使われる消耗品であることを知りました。
ひ弱で、ことあるごとに躓いた人がいる。
社会からスピンアウトして、独りで生きることを選んだ人がいる。
躓いた人は、要領が悪い分だけ、同じ距離を走るのに労力を使ってしまう。
次はもっと工夫をしようとする。結果努力をし続けることになる。
躓く人は、余計なことを考えなければならない分選択肢が広いと言える。
私は、どちらも面白いと思う。
生涯上手くいった人も、躓いてばかりの人も面白い。
見まわしたら、自分の周りには躓いた人が多いように思う。
お前、馬鹿だね。
これからも何度となく、「卒業できない夢」を見続けることでしょう。
その度に。脂汗をかくことでしょう。
慢心と怠惰に緊張が走ってちょうど良いかもしれない。
ゴキブリだ 叩いてみたら 小くわがた
2017年8月26日