ヒマラヤ杉の松ぼっくりです。
弟分が、兄貴分に声をかけています。
普段は面倒見のよい兄貴分も、今日はそっけないようです。
今日のタイトルは、「鬼の居ぬ間に洗濯」です。
遠慮する人のいない間に、命の洗濯をする。
思う存分心をくつろげることをいう。
(広辞苑より)
コンピューターが寿命なのか、キーボードの数字が打てなくなりました。
それとも故障でしょうか。
妻が帰ってきたら、診てもらいましょう。
鬼コーチが不在な時の練習、課長がいない会議などのことでしょうか。
「鬼の居ぬ間に洗濯」のことです。
妻が鬼という訳でもありませんが、居ないとなると寛げるものです。
自分のペースで、生活のすべてをやる。
独身の頃の気楽さです。
逆に、私が不在の時は、妻は何にもしないでしょう。
ご飯も作らない、洗濯もしない。
ひたすら好きなことをやる。
それでは、生活は成り立たない。
重石があってちょうどよいのです。
趣味はと聞かれたら、
「飲む打つ買う」と答えるようにしています。
それ以上は、突っ込まれないからです。
誰も根ほり葉掘り聞きません。
男の究極の遊びのことだからです。
それもどうしようもない、恥部のような嗜好です。
そんな風に、独りになりたい時があるものです。
羽目を外すことも、時には必要なことです。
ことさら、取りつかれたように何かをすることもなく、
鎧をとった時のように、くつろぐことでもよいでしょう。
こんな風に見られている鎧のことです。
気持ちを緩めることです。
煮詰まった先輩は、車を飛ばして海を見に行かれるそうです。
自分は、なんと小さいとでも反省されるのでしょうか。
そうではないでしょう。心の解放です。
女の人はおしゃべり。
男はとじこもり。
どちらもやっかいです。
偶には、「鬼の居ぬ間に洗濯」です。
しらじらと 開けぬ夜はなし ばくち打ち
2017年8月3日