故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

違いより融和

2017-08-04 18:54:33 | プロジェクトエンジニアー

違いの分かる男なんてコマーシャルがありました。
確か、コーヒーのコマーシャルでした。
社会的には格差是正、機会均等を政策として掲げています。
だが、個人的には、「違い」が優先されます。
人並な生活がしたい。そしてできれば、人より幸せになりたい。
あの人のここが違うと、非難の対象となります。
どこか較べる癖がついています。

同じところはないかと探すことはしません。

もし、違いよりも同じところを探すようになると、
世の中の争いの種が少しは減るのではないでしょうか。
肌の色、宗教の違い、言葉の違いなど数え上げればきりがありません。
外資系会社で、10年以上働きました。
外人がボスで、日本人が使われる人と思っていました。
そういう時期もありました。
仕事も含め、外人と付き合うことが多くなると、
あっ、同じなんだと気づくことが増えていき、都度新鮮でした。
年頃の娘を持つと、彼女の帰宅時間が心配になります。
ドイツの娘さんは、早く成熟するように見えました。
お父さんは、心配でたまらない様子でした。

これでもかともてなす中国でさえ、残る残飯の多さを嘆き
若い中国人の同僚は、パックに詰めて持ち帰っていました。
気持ちや考えることに国境はありません。
違法移民が悪いのではない、危険を冒して移民しようとさせる国家が悪いのです。
メキシコの国境で働く、移民サポートの女性が言われていました。

違いを探すことは決して悪いことではない。
だが、そればかりでは争いの元になります。
同じなんだなと思う気持ちがあれば、相手に寛容になります。
できることがあればと思う気持ちになるものです。

We are oneという合唱を聞きました。
音痴でもよい。
外れた音がハーモニーになるとのこと。
誰もが一生懸命歌っている。
そのことが、感動をさせます。
涙が自然と出てきます。
なんでしょうね。

忘れていたというより、考えさせられたことでした。

幸せは 求める先から 逃げていく

2017年8月4日
コメント
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