故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

休んでしまえ

2017-07-11 06:45:03 | プロジェクトエンジニアー

「えへへ」というタイトルの似顔絵です。
初めて会って、笑顔をみせてね。に応えてくれました。
そうだよね。これが精一杯の笑顔です。
ありがとう。おじさん一生懸命描くね。


今日のタイトルは、「休んでしまえ」です。

ここで弱音を吐いたら、外されてしまう。
忘れ去られてしまう。
休む度胸は、どこから出てくるのでしょう。
できないものは、できない。
と開き直れるでしょうか。

ぶつくさ不満を陰で言うくらいなら、はっきりさせたら良いでしょう。
相手が間違っているか、自分が間違っているか分かります。
自分が間違っていたら、気付かせてくれて感謝です。
相手が間違っていたら、ちょっと困りますね。
でも、一石は投じました。
投じた時に、相手の反応が少し見えました。
次は、もっとうまく投じられるかもしれません。
怖れていたが、案外言えました。

妻が、一緒に掘ろうよとじゃがいも堀を勧めます。
さっきまで、あそこが痛いここが痛いと
言っていたのに、別の力が湧いてくるのでしょう。
きっと、芋ほりが好きなのです。
私は、これ幸いと文章を書きます。
冷たかった空気が、いつもの暑さになりそうです。
このわずかな働きやすい時を逃した時の後悔は、いつものことです。

数年前、腰が痛いのを我慢しながら働きました。
痛み止めを飲みながら、注射をしながら仕事を続けました。
歩いても治らない。風呂に入って温めても改善しない。
仕事の峠は越えたと、一か月の休暇届を出しました。
併せて、ヘルニアの手術の予約を取りました。

ある姿勢をとると痛くない。
何時間でもとり続けました。
もう、会社に行く必要はありません。
4日間、寝ることもせずその姿勢をとり続けました。
食事もその姿勢でとりました。
その姿勢とは、身体を少しねじって立つ姿勢でした。
机の上に手で支え、1cmも動かさない痛くない姿勢をキープする。
1cmが10cmになってきました。
あれれ、あれは何だったの。
油断はなりません。少しずつ痛みのない姿勢の範囲が広がってきました。

休んでしまえ。
会社を辞めることも視野に入れました。
心配事は、部下に頼んで家まで来てもらい指示を出しました。
あとは、自分で思うようにやってください。
責任は私がとるからと言いました。
相談もなくなりました。
一か月後出た時は、仕事はめちゃくちゃになっていました。
自分の眼からはそう見えました。
でも挽回可能なことばかりでした。

もう一度、腰の周りの電子映像を撮ってもらいました。
膨らんで、脊髄の神経の束を圧迫していたふくらみが、消えていました。

あなたは、必要とされています。
一時休んでも。何十年というなかでいくらでも挽回できます。
むしろ、強くなった分仕事ができるようになります。
あとから分かることです。

必要とされていないなら、必要と思ってくれるところに移ることです。
何でもないことです。
合わない器に自分を押し込める必要はないのです。
移った器が大きすぎて、最初は寂しいかもしれません。
器に併せて、あなたものんびり大きくなることでしょう。

悩む若い人へのメッセージです。
あなたの耳には届かないかもしれません。

黒いちご 実り倒れて そこで根を

2017年7月11日
コメント
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