故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

対話

2017-07-23 06:59:39 | プロジェクトエンジニアー

対話に必要なのは、この笑顔です。


今日のタイトルは、「対話」です。

対話を取り上げた、高校生とのシンポジームを見学しました。
自分なりに得るものはありました。
高校生の生の声が聴けました。
パネラーのコメントが聞けました。

対話がテーマなのに、一方的な発表会でした。
最後にパネラーが、何度も何度もこんな風景を見てきました。
「高校生は素晴らしい」と聴衆が言われます。
しかし何にも変わらないのです。
たぶん当事者としての切実な想いでしょう。
一生懸命やっているが伝わらない。

そうでしょうか。
高校生だって、なんも変わらない。
いつもの生活にまた埋没してしまう。
対話とはなんでしょう。

対話とは、「一人に向き合う」ことです。
スーパーの佐藤さんのように、「一人の客を大切にする」ことです。
教育とは、一人の子供を救うことです。
飲み会で、一人と話し込むことです。

集めた名刺の数を競う賀詞交歓会のような対話をやめませんか。
対話をしたければ、自分が変わることです。
自分のポジションを維持しながらの対話はあり得ない。
相手の立場になって、初めて対話はできるようになります。

まともなパネラーを一人だけ見ました。
このようなシンポジームにたくさん出席しました。
パネラーは、大学の教授であったり、役人や教育者であったりします。
肩書は必要ない。自分のリスクを取らない意見は聞いても抜けてしまいます。

たぶん、主催者は「きっかけづくり」から
対話が生まれるのだと考えたのでしょう。
良い機会をいただけました。

高校生に伝えたいことがあります。
後輩が、自分たちの行動を引き継がない。
地域の大人が、機会をくれないと言われましたね。
活動を通して、あなたは変わったでしょう。
あなたの想いは、誰かの心に届きました。
機会は、待っていても与えられません。
さらに自分が変わって、機会を作ることです。

誰もが使う「巻きこむ」ではなく、「分ける」です。
あなたのしたいこと、こうだったら良いなを分けることです。
何だか面白そうだな。自分も混ざりたい。
では一緒にやりますか。やらせてあげましょう。

都度、対話の相手は変わって良いのです。
いつまでも友達を引きずることはありません。
「来る者は拒まず、去る者は追わず」です。
それには、常に自分が変わることです。

その人が抱えている難題を一緒に考えましょう。
自分にできることがあるとしたら、
何度も変わった自分の経験です。
自分が変わらないで、対話はありえません。

母ちゃんの 小言せき止め 飛び混もう

2017年7月23日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする