故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

こどもの森バス停

2016-02-16 10:33:33 | 思い出話
  

昭和記念公園に、こどもの森バス停がありました。
粋なはからいです。
森の中にひっそりと立っている赤いポストが印象的でした。



「二十四の瞳」でも、「隣のととろ」でも、
子供が遠くまで歩いて大事な人に会いに行くシーンがありました。
子供にとっては、行ったことのない遠くに行くことは、冒険です。

小学校の頃の冒険は、島を自転車で回ったことくらいでした。
中学生になって、友人と自衛隊の射撃練習場に行ったことがありました。
拾った空薬きょうを、真ちゅ磨きできれいにして喜んでいたものでした。
石油タンクのある海岸には、何故か蓮根火薬(大きくて5mmくらいの粒)が落ちていました。
乾かして、アルミキャップに詰め込み、針金でこさえたロケット台に載せて、
ろうそくの火でアルミキャップを炙りました。
どこに飛んで行くか分からないので、遠くに逃げて見ていました。
シューと煙を吐きながら、結構飛びました。地面に落ちたロケットはのたうちまわっていました。
何度もやった経験がないので、たいしたことはなかったのでしょう。

冒険は、困難さと危険が付きまといます。
大人には、どうってことはないのです。

絵の中のポストが良いのです。
こども(お店で働いている大人の方も)は、何を郵便で送るのでしょう。
単なるモニュメントではありませんでした。
こんな粋な計らいが好きです。
ここに置こうと、面白がって設置したのでしょう。
郵便屋さんが、決まった時間に回収にくるのです。

どこかの海底にポストがあるそうです。
潜水服を着た郵便屋さんが投函物を回収されるのです。
驚きました。こちらも面白がって置かれたのでしょう。

「こどもの森」のバス停。
次は、広い公園の中を循環するバスを描きたいと思います。

ラブレター 行きつ戻りつ 投げ込んだ

2016年2月16日

コメント
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