故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

絵ごころ

2016-02-27 05:48:32 | よもやま話

昭和記念公園にあった梅林です。
幹も花も枝ぶりも申し分なく面白いはずでした。

次の梅は、どうでしょう。



昨年4月、モザンビークに出張中の先輩に届けた梅の絵です。
こっちの絵が面白い。



まだまだ寒い日が続きます。
冷たくなった手をこすりながら書いています。

人が持つ印象は様々です。
写実的な絵は、上手な方が見栄えがします。
心を打つかとなると、違ってきます。
下手な絵でも、一生懸命書いた絵が印象に残る時があります。
どうしてなんでしょう。
私は、次の絵を見て絵手紙を描いてみようとしました。


  

この絵は、横浜の幼稚園の年中組の子が描きました。
一生懸命描いています。
この子は、クワガタが好きなんでしょう。
自慢したかったかもしれませんね。



絵は上手でなくても良い。
そう思って毎日描いています。
感動を伝えたいと描いています。
上手に描こうとすれば面白くなくなります。
所謂、「なんちゃって絵」になってしまいます。
絵が写真より良いなと思うのは、拙いからです。
拙くても、「これが伝えたい」と描き手の気持ちが出るからです。

人物画もよく挑戦します。
似てないと、いつも家族にブーイングです。
人物画の場合、その人の特徴はこれだの部分から描き始めます。
口ができて、鼻ができて、眉毛にいたり、それから唇となります。
すでにバランスが崩れています。
でも、特徴だけは強調されています。その部分は、タッチを強くします。
構わない。
この人の特徴はここだが描けていれば良しとします。
これが、意外とその人の印象をとらえていたりします。

うまくいかないと私がぶつぶつ言っていると、
妻が「上手に描けている」と褒めてくれます。
猿は、どこまでも登ってしまいます。

上手いはずがないのです。
でも毎日描いています。
それで良しとします。
描かなければ上手にならないからです。

急ぎ足 カラス上から 糞落とす

2016年2月27日

コメント
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