我が家では、何かとPCの画面を42型テレビにミラーリング(キャスト)して、使用することが多かった。
息子の課題レポートの手伝い、家電購入などの家族会議、洗濯機を回すかどうかその日の天気の情報共有など、まあこまごま。
今まで、HDMIケーブルを使ってPCの画面をテレビにキャストしていたが、ケーブルが短くていちいちPCをテレビの近くにもっていかなければならないこと、タブレットのUSB-C端子がHDMI出力に対応していなかったことから、無線でテレビに画面をキャストできないものかと探してみたら、FireStickTVとGoogleのChromecastが使えることがわかった。
探してみるとこの2つのデバイスの比較動画がたくさんアップされており、一長一短で基本的にできることは変わらないのだが、Chromecast with GoogleTVは電力デリバリーのできるUSBハブを使えば、ストレージを繋げることができるなど、まるで超小型PCのような使い方もできそうなのと、設定が非常に簡単だったので、Chromecastを選択。
現在、Chromecastは2KHD仕様と4K仕様の2種類が出ていて、11月初旬では2Kが5000円、4Kが7600円前後という価格だった。それが11月25日以降、ブラックフライデーのおかげで4K仕様が5000円弱に値下げ。ノジマでポイント購入させていただいた。
Chromecastでできることは、ネット動画の視聴と、PCやタブレットのキャストの2つ。ただ、Android対応のアプリをダウンロードすることが可能なので、第三の機能限定PCのような使い方ができそうなのだ。これはアプリ次第になるのだが、今後要研究である。
そしてキャストだが、現行のAndroidOSやWindows10,11からGoogleHomeアプリか、Googlechromeのキャストコマンドからソースで「画面をキャスト」を選ぶことで、自動的にテレビ画面がスマードフォンやPCの画面がミラーリングされる。
うちのタブレットは古くなったAndroid7.0のHUAWEI製なので、Googlehomeが対応しておらず、サードパーティのキャストアプリでミラーリングするこができた。
Chromecastにはかわいいリモコンが付属されており、うちのREGZAにも対応して電源、音声、入力切替がこのリモコンで操作でき、なかなか便利。
各種動画サブスクには一切入っていないので、YouTubeとABEMATVだけ視聴したが、REGZAの動画視聴とは操作感、動画再生までのスピード、動画画質が段違いで良かった。想像以上に速い。
高齢者になってもインターネットはライフラインの一つとして、外すことはできないが、スマホの小さい画面での操作は億劫になっていくだろう。テレビ自体にインターネットがストレスなく操作できる環境が必要になると思っていたが、Chromecastは十分その要求に合う性能を持っていた。今、タブレットが古くなっているので、iPadかOppo、LavieあたりのAndroidタブレットに今後更新できれば、当面のインターネット利用に苦労することは少なくなるだろう。