乃木坂46 生駒里奈さんの卒業に寄せて、もう一度何か書きたいと思い、最初は4月22日の卒業コンサートが終わった時点でコメントしようと思ったが、ネットの反響がこの1週間あまりにも大きくて今回5月6日の最終活動となる握手会終了後のタイミングで上げることにした。
改めて卒業コンサートに関するtwitterやネットニュース・コラムを見ると、生駒里奈さんの人間性や乃木坂46に対する愛情の深さ、そして卒業に際しても尚、乃木坂46のアイコンとなり続けていること等の内容が非常に多かった。
生駒さんの卒業にタイミングについては、もちろん本人曰く22歳で同世代はその多くが社会人となるから、ということだが、やはり残していく乃木坂メンバーの状況も大きく関わっていると感じる。
以前の記事でもかかせていただいたが、今年、僕だけの君 アンダーベストアルバムがリリースされて、アンダーメンバーにもスポットライトが当たり、アンダーメンバーだけでのテレビ出演や握手会が開催され、夏の全国ツアー前にアンダーライブ中部シリーズも控えていること。
今回は3期生も選抜・アンダーに分かれたが、アンダーメンバーの活動も活発に行われていること。
そしてその3期生自体が、プリンシパル含めて3回目の舞台を経験し、約2年程で大きく成長していること。
昨年の東京ドームライブで期生ごとのチームワークが確認できたこと。
昨年から各メンバーの写真集が抜群の売上を伸ばし、個人の認知度が上がってきたこと。
生駒さんをして、今の乃木坂は最強、と言わしめた活動状況が卒業を後押ししたのだろう。
今回、卒コンから乃木坂工事中、そしてネット上の反応を見て感じたのは、昨年卒業・引退した橋本奈々未さんのときはメンバーやファン、乃木坂の中でのイベントの感があったが、生駒さんの場合は乃木坂関連のみならず、外仕事で得た人脈からの祝辞・エールが多く、本当に外に対してい乃木坂46の顔としてその役目を十分果たしてきたのだなと感じられること。
今回卒コンは武道館に1万2000人、ライブビューイングに6万人、今日の最終握手会に3万5000人ととんでもない集客力を見せたことはさすがだった。
過去、アンチからは握手会の不人気を取りざたされたこともあったが、結局、これだけの人気、力をもったメンバーだということの証左だ。
生駒さん自身、乃木坂の看板が外れることで今後個人の芸能活動に影響が出ることは覚悟しており、AKBの卒業メンバーも厳しい活動を強いられているケースが多いことは十分わかっているはずだが、それでも乃木坂メンバーが安心できるよう、乃木坂の希望になれるような活動をしていきたいと発言している。
今、AKBメンバーで十分成功しているのは正直川栄李奈のみ。かって神セブンと言われたメンバーでテレビ・映画で露出の高い活動が継続できているものは非常に少ない。あの前田敦子をしてでもである。
そんな厳しい世界に挑んでいく生駒さんを今後も注目していくのは当然として、彼女が残したものが乃木坂の中で今後花開いてくれるだろうか、そうした視点で乃木坂の応援も続けていきたい。
心配するのは今後芸能活動にストイックすぎて、自分自身の人生を見失うことのないように、オタク生活でもいいので自分らしさを失わずに頑張っていって欲しい。