Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

てもでもの涙 / AKB48(柏木由紀 佐伯美香)

2015-05-17 11:59:24 | Weblog

自分はAKB48については正直門外漢で、主要メンバーは知っているものの、ことメジャーになる前の初期や劇場公演などの事情などは無知に等しい。YouTubeにてこの「てもでもの涙」がオリジナルである柏木由紀・佐伯美香のコンビから、いろいろな組み合わせのライブ動画をまとめてくれたものがあり、見させていただいた。

 

曲の切ない歌詞、疾走感のあるアレンジとメロディーも好きなのだが、動画を見終わって感心したのは、柏木由紀のパフォーマンスである。動画内では柏木由紀以外にSKE48での松井樹里奈・松井玲奈コンビ、大島麻衣・篠田麻里子、大島優子・篠田麻里子、前田敦子・高橋みなみ、春コンでの入山杏奈・加藤玲奈コンビなどグループ内のカバーが非常に多く、AKBの中で愛されている曲であることがわかる。

 

最近はグループ内ではリアクション女王としてイジられているが、松井樹里奈・高城亜樹・篠田麻里子・片山陽加・松井玲奈・渡辺麻友といった様々なメンバーを迎えながら、一貫して初期から変わらない、いやどんどん進化して貫禄さえみせる柏木由紀のパフォーマンスは素晴らしいと感じた。歌唱力のあるなしに関わらず、一緒に組むメンバーを生かそうとしている感もあり、且つ、この曲での柏木由紀の表情や歌声は曲のもつ世界観を見事に表現している。

 

そして今年のリクエストアワーでは、バイトAKBとして復活したオリジナルメンバーである佐伯美香と30位に入ったこの曲をパフォーマンスし、門外漢の私でさえその動画には感動した。佐伯美香もブランクがあったとはいえ、初期の頃よりも丁寧な歌い方になっており、柏木由紀も安心して自分のペースで歌っているように見えた。初期から変わることなくパフォーマンスし続けてきた柏木由紀の大きさ、包容力がてもでもの涙という曲の魅力そのものになっているのだ。

 

 

柏木由紀はこの春の組閣とやらで、NGT48とAKB48を兼任することとなったが、このてもでもの涙のパフォーマンスで個性的なメンバーと組んで安定したパフォーマンスができる彼女の力を見れば、彼女がいるだけでそのチームのパワーになっていくことは想像に難くない。キャプテンシーがなくても、強力なリーダーシップがなくても、パフォーマンス力をチームに生かせる稀有な存在であり、あのリアクションを見る限り、人柄も良いのだろう。きっと若いメンバーも接しやすいのかもしれない。

 

PS

 

ファンである乃木坂46にもこういう人材がいる。川村真洋や井上小百合がそうだと思うのだが、彼女たちはまだ選抜でフロントには立っていない。けれどアンダーライブでは他のメンバーを生かしながら、自分自身も輝くことが出来るという意味では、柏木由紀的なポジションだと思う。そうした人材がいるからこそ、アンダーライブがまとまり、いまや選抜とアンダーの境は握手会人気くらいのもので(そうは言ってもCD売上に直結するから大きいのだけれど)、最近テレビで生田絵梨花のアンダーでの井上小百合、松井玲奈のアンダーとしての川村真洋のパフォーマンスはまったくもって選抜メンバーと遜色がない。かえって選抜の中で埋もれることなく、オリジナルな魅力を放っているようにさえ感じる。こういうメンバーをもっと表に出せる体制が乃木坂に欲しい。

 

LUCRA / SUBARU(Daihatsu TANTO EXE OEM)

2015-05-17 11:20:26 | Weblog

今月、愛車マーチの12カ月点検があったので、工場から作業中の代車として、スバル・ルクラをお借りした。このクルマはダイハツ・タントエグゼのOEM車で、名前とバッチ以外はダイハツ車そのまま。元のモデルが既に生産中止になってしまったので、ルクラも昨年後半には在庫処分になったらしく、既にスバルのホームページのラインナップからは落ちている。

 

エンジンは660CCのNAエンジン。派生車とはいえタントと同じ背の高さで、車重もそこそこあるだろうし、以前借りたミライースよりもパワーレスだろうという先入観で乗ってみた。尚、半日、街中と少しだけ高速を走行した。

 

ドアを開けた印象は、とにかく広い。フロントウインドウが遠くにあり、頭上空間も大きく、振り返ると後席の足元には足が組めてまだ余裕のスペースがある。ラゲッジに当然しわ寄せがいっているが、ちょっとした買い物程度は問題ないし、後席を前にスライドさせることで、マーチ並みのスペースも作れてしまう。随分前に同じダイハツ車でCOCOAに乗ってみたときは、助手席との近さや後席足元の狭さに軽の限界を感じてしまったのだが、背が高くなり、おそらく左右幅もドアの内張りを薄くしたり、シート設計も工夫されているのだろうが、今回は幅の狭さの印象はもたなかった。

 

後席はふくらはぎの位置までクッションが伸びた、贅沢なシートだったが、カミさんの感想ではなんか足元が落ち着かないとのことだった。やはりヒザ裏でエッジをもたせて支えてくれた方が良いのかもしれない。とにかく車内のスペースにおいて特別不満に思うところはほとんどなかった。可能な限りエンジンベイを短くして、これだけのスペースを作りだす技術や工夫には本当に恐れ入った。

 

エンジンパワーは、街中時速60キロくらいまではNAでもそんなにパワー不足は感じられなかった。2500rpmも回せば、そこそこのトルクで車体を引っ張り、スピードに乗せてしまう。高速ではトールゲートから本線に入るまでの加速はさすがにマーチに比べると余裕はなかったが、すぐに70~80キロには到達するので、走行車線を走っていれば通常走行では問題なかった。これがターボモデルならおそらく1200CCあるマーチと印象は変わらなかったかもしれない。高速ではマーチ以上にロードノイズが入ってくるのが唯一気になったところ。

 

車内は明るめのベージュ系で広いスペースをさらに広く感じさせた。コラムATは操作が一直線上の動きで各ポジションに入るので、メーター内のシフトインディケーターを確認すれば、特に戸惑うことがなかったのは発見だった。アクセルペダルの位置も良く、スズキパレットのようなタイヤハウスと足裏が干渉するようなことはなかった。エアコンもオートだし、タコメーターもあるし、装備的にはマーチとなんら変わらない。

 

運転して気になったのは、見晴らしが良すぎること。頭上空間がありすぎて落ち着かないといったらいいだろうか、まあそれも慣れの問題なのだろうが、ワゴンRなどのセミハイト系がしっくりきそうだ。マーチを乗りつぶしたら、税金がさらに高くならなければ、次は軽になってしまいそうだ。アルトダーボRSやダイハツムーブ、Nスラッシュなど走りのいい軽が増殖しているので、普通車にこだわる必要はないのかもしれない。