ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

吉田穂波先生のクラスがありました

2014-03-30 07:04:26 | クラス日記

毎月いろいろ考えてスペシャルイベントをするんですけど、今月は3月26日に吉田穂波先生をお迎えしました。

時間がないからなんでもできる」の超スーパーワーキングマザーです。

実はすでに復帰中なのに、時間を工夫してくださって、私も多くのお母さんと直接お話できるのが楽しみっていってくださって、遠くから赤ちゃんと重い荷物を抱えて(すっごい華奢なのに!)来てくださいました。

その荷物の重さにびっくり!

でも、自分が普段持ち歩いているものばかりなんでしょうけど・・・

(すごい重い内容ぎっしりの手帳とか、その内容まで惜しげもなく見せてくださって)

スペシャルイベントの時は、ゲストにお話しをしていただいて、私は託児したり、いろいろなことのサポートに周ります。

それが、また全体を見回せてとても勉強になります。

あ~こんな風にお話しするといいのだな・・・と思うことがいっぱいありました。

そもそも、本当に穂波先生はお話しを聴くのが上手です。

最初の自己紹介のときから、すごいなぁと思いっぱなしでした。

人に伝えたいなら、その人のことを受け入れてから・・・を実践されています。

優しいまなざしでまっすぐに話をしている人の方に向いて・・・

聴きますよ~というオーラがありました。

私も聴く専門家でいなきゃって思ってるけど、私にはできてなかったかな?

参加者の方は今回は、まさに数日後に復帰を控えた人がほとんど。

その緊張と不安とで押しつぶされそうなママ達でした。

それぞれに、自分にぴったりのポジティブなメッセージを胸に、前向きな気持ちになって帰られたと思います。

穂波先生はとっても素敵な方だけれど、参加者のみなさんも、本当に素敵な方々だと感心しました。

こどもはかわいい、大事にしたい。母親として大事にしていきたいこと、丁寧にしたいこともある。

でも、ママという自分も大事にしたい。自分も社会に出て行きたい。職場に戻って、生き生きと働きたい。

その中での葛藤・・・本当に本当によくわかります。

私も、ずーっと悩んで苦しんであきらめたりもして、でも、一つの納得に向かったように思います。

子どもの力を信じることなんだなって。

祈りながら見守ることなんだなって。

その距離は、小さい内は近いけれど。

だんだん遠くになっていく。手を放していく。

応援してるよ、頑張れる力があるんだよ。

私の子は、22歳・15歳・11歳です。

当然のことながら上の子たち男の子はひだまりクリニックに寄りつきもしません。

下の女の子も、開業当初はクリニックにきて、ときどきはママ達とお話ししたり、赤ちゃんを抱っこさせてもらったり

(クリニックなのに変ですね。でも家庭的ってことで

その子も、最近は寄り付かなくなってます。

だんだん、私の手から離れていきます。

子育てはそういうことの連続かな・・・

断乳とか卒園とか卒業とか・・・嬉しくって切ないこと、そういう連続ですね。

それぞれの子ども達が、いろんなところに歩いていく背中に向かって念じてます。

「いってらっしゃい。いろんな経験をしておいで。そして、頑張ってね。応援してるからね。お母さんはここにいるからね。戻りたくなったらもどっておいで」

そう思いながら、こちらを振り向きもしない子の背中を見つめたりしてます。

だから、今年はしなかったけど、復職講座ではいつも言ってます。

「働くことを納得して決めたら、くよくよ考えない。前向きになろう!」って。

「お母さんは頑張るんだよ!君もね!」って思おうねって。

信頼できる保育士さんに任せたら、その時間を自分にできる一番の仕事ができるように切り替えようよということです。

穂波先生は落ち込む時間ももったいない・イライラする時間ももったいない。

だからどうしていくか…という話をいっぱいしてくれました。

私は・・・なんだか混沌として、日々に追われながら、悩みながら子育てしてきたのかと思うけれど・・・

穂波先生のようでは全くないのですが。

でも、私にとっては、できる精一杯をしたという変な自信というか開き直りはあるので・・・まぁ、それぞれの持ち味ってことでいいよねとしようかな。

一番心に残った先生の言葉は・・・

「困難は、はじめないから困難なままなのである」でした。

内容充実の手帳に何枚もはさまったメモがあって。

大好きな大切にしたい言葉を書き溜めてるってことで紹介されたものだったのだけれど、それを以前の手帳から切り離して今も持ち歩いているそう。

その中の一つの言葉でした。

いつ手帳に書いたもの?と尋ねたら、2007年のものとのこと。

留学を決めたばかり、試験勉強を始めようという時期のものだそう。

その後、努力の甲斐あって、みごとに合格してハーバード大学に留学されるのだけれど・・・(それも三人の子連れで)

でも、そういうことはすべて私の表層的なことと言い切る穂波先生。

そう、中身の核は一人の優しくて日々一生懸命に子どもに向き合うお母さんで、そこのところはみんなと一緒。

熱い気持ちで取り組みたい仕事があって誠実に仕事に取り組みたいと願っている人。

私も一緒。

いろんな部分が何層にもある、とっても素敵な方でした。

人の役にたてることが私の喜びと心から言い切る人・

そのパワーがみんなにシャワーのようにふり注がれた一日だった・・・

 

さらにスペシャルだったことには、堀ノ内の百音(もね)さんのお弁当をみんなでいただくことができたってことです。

このお弁当も、育休中のお母さんであるあずみさんが作ってくださったスペシャルでした。

スペシャル!がダブルでした

 

あまりに人気で、もう一日、4月28日にしてくださることになりました。

今回は復職の方中心にするために変更してくださった方もいました。(ありがとうございました)

復職はまだだけどって方にも、復職はしないつもりって方にも、本当に素敵な講座です。

一人一人に愛が注がれるような、素敵なお話しでした。

私も愛をいただきました。

嬉しいことに、穂波先生にも楽しい一日だったそうです。

ご参加のみなさん、ありがとうございました。

 

残席は少しです。

ご希望の方はお早めに申し込みを・・・

いつものように・・・03-3315-0217

または、hidamarisalon☆ybb.ne.jp(☆→@)です。

 

 

 

 

 


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