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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 4/18

2010年04月21日 | Get Sports
1ヶ月ぶりに『Get』出演の南原さん。
ここのところ月イチ出演が恒例になっていますので、今回もまたまた♪お久しぶりね~♪であります(いつも同じフレーズを書いてしまいスミマセン・笑)
あ、でも、ニュース&スポーツのCM前、いつもミニミニコントをやってるところで南原さんが、この日試合があった北島選手について「今日(試合が)終わった後ちょっと北島選手と話をしたんですけども」と話しており、来週はその競泳日本選手権のドキュメントを『Get』で放送するようですので、もしかしたら2週続けて南原さんも出る・・かも??
ただ、番組終わりに流れていた次回予告に南原さんの姿は映っていませんでしたし、試合の様子を中継録画で放送するだけかもしれませんので(『Get』ならそういうことをやりかねないからな~・笑)、もし南原さんが出なかったら悪しからずです。


『Get』本編は、まずは、"LAエンゼルス松井秀喜×栗山英樹 ホームランバッター復活へ打撃法徹底検証"と題した、ヒデキ対談(笑)。
アリゾナのキャンプ地で、栗さんのインタビューに答えていた松井選手いわく、メジャーに来てから手元で小さく変化するボールに対応するために、日本にいたときよりミートポイントを後ろに持ってきていたが、その打ち方だとバットの振り出しからミートポイントまでの距離が短いのでボールに力を加えにくく飛距離が落ちていた。
今は、トップの位置(打ちにいくときのバットの位置)を修正して体から離し、しっかり引きつけて強く打つようにしている。
いわく「体との距離をとってあげないと強く打てないですから」とのことでしたが、巨人時代のバッティングを全体的に少し後ろに下げたような今のバッティングなら、ボールを長く見てなおかつ強く打つことが出来るし、そういうバッティングを自分の中で出来るようになってきたのではないかと思う、とのことでした。

スタジオのG-Talkは、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで松井選手の打撃についてあれこれと。
まずは、ヤンキースタジアムで行われたチャンピオンリングの贈呈式について、南原さんから「華やかな開幕ゲームというより、ちょっとこう心あったまる映画のワンシーンのような・・」という話などがありつつ。
栗山さんからは、「今年ね、ホントにこう、(松井選手が)ホームラン王(を獲る)っていうのが、現実味を帯びてきてるんだと思います」。
それはなぜかというと、スタジオでバットを構えながらバッターボックスに立ち説明していた栗山さんによると、今までの松井選手のミートポイントは、インコースは前、アウトコースは後ろで、「ヒットをたくさん打つバッターと同じようなポイントになっていたわけですね」。
でも、今は、巨人時代と同じようにインコースもアウトコースも同じ位置(前のポイント)で打てるようになっている(ただし手元で小さく変化するボールに対応するため、日本にいたときより全体的にポイントは少し後ろ)。
こういう打ち方なら、外の球も距離を取って打てるのでセンターから右中間に引っ張ることが出来るし、ホームランを量産出来る、とのこと。
そんな松井選手のミートポイントの変化を、南原さんもバットを構えて体感してみますが、

栗山 「これ、どうですか?感覚」
南原 「いや~!これで・・こ~れは難しいですね」
栗山 「ちょっと難しい感じします?」
南原 「難しいですね」
栗山 「外打つのやっぱりこっちのほうが(と言いながら外角に置いてあるボールのポイントを後ろに下げる)」
南原 「そうですね、ま、強い打球が・・」

と、ちょっと戸惑い気味の様子。
中学時代野球部の副キャプテンだった南原さんは、どうやらホームランバッターではなくヒットを打つ選手だったようです(笑)。

その後は、松井選手が今シーズン打った3本のホームランをVTRで振り返りながら、実際に外角の球をホームランにしてる様子を確認したり、ミートポンイトについても南原さんが「ホントだ、前のほうになってますね」と、栗さんの話にウソがなかったということを確認したりしてました(笑)。
で、栗山さんは、松井選手はメジャーに行って手元で変化する球がデータとして理解できるので、心に不安がなく今年はボールにバットを当てに行くのではなく初球からどんどん振れる。「こうなるとガァ~と振りにいけますで、こうなってくれるんであれば、ナンチャン、(ホームラン王)行くかもしれないですよ」と、ナンチャンに向けて嬉しそうに語ってました(笑)。
最後は、

栗山 「もう是非ですね、今年、松井選手が」
南原 「はい」
栗山 「膝の故障さえなければ」
南原 「そうですね」
中山 「そうですね」
南原 「膝のじょじょ、状態どうだったんですかね?」
栗山 「これ、1年間もって欲しいなと」
南原 「アッハハハ」
栗山 「大丈夫な感じあります」
中西 「もってくれれば」
栗山 「35本から40本、可能性十分だと思います」
南原 「期待しましょう」

というやり取り・・南原さんがちょっと噛んでしまったやり取りで(笑)、約8分間のG-Talkは終了。
今回は、南原さんがせっかくバットを持っていたのに、実践ではなく栗さんから説明を受けていただけという感じでちょっと残念ではありましたが、松井選手のミートポンイトの変化の話は面白く興味津々で聞いてしまいました。
松井選手の「体との距離をとってあげないと強く打てないですから」という話は、以前城島選手が話していた「(スイングの)後ろを大きく」というのと共通してるようにも思いますし、バッティングの勉強になる特集でありました(笑)。


続いては、サッカー日本代表の特集。
2001年11月7日に行われた日本VSイタリア試合のダイジェストが流れたあと、

中西 「ということで南原さん」
南原 「はい」
中西 「どうですか?」
南原 「いや~~、(とぼけた感じで)いい試合ですよ」
スタジオ(笑)
南原 「いや、今見ても興奮します、いい試合ですよ」
栗山 「素晴らしい試合ですね(笑)」
南原 「素晴らしい試合です」
中西 「えぇ、あの、今回はですね、過去2週間で」
南原 「はい」
中西 「すっかりお馴染みになりました、前日本サッカー協会技術委員長の小野剛さんに来ていただいてですね、お話伺いたいと思います」
南原 「はい」
中西 「お願いします」
小野 「よろしくお願いします」
南原 「お願いします」

というやり取りで、スタジオのG-Talkがスタート(笑)。
中西さんから「どうですか?」という質問をされ、「いい試合ですよ」と、かなりいい加減な答えをしていた南原さん(笑)。
いや、でも、昔の試合のVTRを見せられてあんな大雑把な質問をされたら、ざっくりとした答えしか出来ないのも無理のないところです(笑)。
それから、このやり取りの中で中西さんが話していましたが、『Get』では先々週から前日本サッカー協会技術委員長の小野剛さんと中西さんが解説するサッカー企画・・"日本サッカー未来を切り開く「10」の試合"という特集をやっているようで。
南原さんが出ていなかったので早送りしてちゃんと見ていなかったのですが(笑)、日本の過去の試合の中から未来につながるプレーにスポットを当て、W杯で勝つための提言をやっているようです。
ちなみに、先々週は"ロングフィード"、先週は"コレクティブカウンター(集団で繰り出すカウンターアタック)"というのをやっていた・・みたいですよ(全然知らなかったかな~・笑)。
で、3回めの今回、注目するプレーはというと、稲本選手がボールを奪いパスを出し柳沢選手がゴールを決めたシーン。
その場面をもう一度VTRで振り返りつつ、

中西 「さぁこのプレーなんですが実はですね、このプレー、サッカー界ではこう呼ばれています(と言ってスタジオに用意されていた黒板にフリップを貼る)」
中西 「(そのフリップに書いてある文字を読み)カウンタリングカウンター!」
南原 「何ですか?それ」
スタジオ(笑)」
栗山 「確かに(笑)」
南原 「え?」
中西 「初めて聞きました?」
南原 「え?初めて聞きました」
中西 「はい」
南原 「カウンタリングカウンター?」
栗山 「普通の言葉なんですか?これ」
南原 「キングオブキングスだったら知ってますけども」
スタジオ(笑)
南原 「カウンタリングカウンター・・」
小野 「最近出てきた言葉ですね」
南原 「あぁ~」
栗山 「あぁそうですか」
小野 「カウンタリング、カウンター自体を粉砕する、芽をつぶしてしまうと」
南原・栗山 「あぁ~」
小野 「カウンター、相手のカウンターをつぶしてしまう、こういうプレーをカウンタリングカウンターって言うんですね」
南原 「あ、なるほど」
小野 「はい、で、あわよくばそっからもうホントに攻撃につながることもあると、そういう非常にキーになるプレーです」

というやり取り(笑)。
中西さんは嬉しそうに「初めて聞きました?」と南原さんに言ってましたが(笑)、カウンタリングカウンターって言われても・・・。
そんな繰り返しの言葉、南原さんが言うように「キングオブキングス」、あるいは「ジョンソンアンドジョンソン」ぐらいしか知らないのが普通だと思います(笑)。
・・そんな戯言は兎も角(笑)。
ゲストの小野さんいわく、相手に奪われたボールをまた奪い返してゴールにつなげるカウンタリングカウンターは、今のサッカーでは非常に重要、とのこと。
2006年のW杯が終わったあとのテクニカルレポートを見ても、勝っていったチームは間違いなくカウンタリングカウンターをやっていたそうで。
今のサッカーでは、前線のFWの選手でも守備(相手からボールを奪う)抜きではプレーは出来ない、とのことでした。
その例として、アルゼンチン代表のFWのメッシ選手のプレーをVTRで紹介してましたが、確かに、ドリブルで5人抜きしてゴールを決めたと思ったら、それだけではなく最後尾まで守備のために走ったり、相手にボールが渡ってカウンター攻撃をされそうなところに出てきてボールを奪ったり、小野さんの言うような働きをしてました。

その後は、日本もカウンタリングカウンターの練習をして成果を出してる試合もあるし(2008年のカタール戦や、2009年のオランダ戦でカウンタリングカウンターをやった場面をVTRで紹介してました)、これはもともと日本がやろうとしていたことでもある。
W杯で戦うカメルーンやデンマーク、オランダは、日本と戦うときには攻めてくるので、こういう戦術は機能するしつけ込めると思うが、まだまだ精度を高めないといけない。
・・という話などがあり、約14分のG-Talkは終了。
こちらもお勉強になる・・日本代表はW杯本番でもホントにカウンタリングカウンターを出来るのかいな?と思わないでもありませんでしたが(笑)、サッカーのことを少しわかったような気にさせてくれる特集でありました(笑)。



その後は、タイガー・ウッズ選手の特集と、東京六大学野球・春季リーグのダイジェスト。
ちなみに、六大学の解説は小宮山さんがやってました。
小宮山さんは他局のスポーツニュースに出ていて、「何で『Get』は小宮山さんをGetしなかったんだ!」とちょい憤慨していたのですが(笑)、テレ朝も指をくわえて見ていたわけではなかったようです(ただ、小宮山さんが生出演している某スポーツニュースと『Get』は放送時間がちょっとかぶるので、スタジオに出演するのは難しそうな感じですが)。

それから、『Get』本編のあとに、中山アナと栗山さんでメジャーリーグの生中継をやってました。
二人とも『Get』と同じスーツにネクタイだったので、テレ朝に居残りして朝までお仕事だったようです(笑)。
あ、でも、G-TalkにはLIVEの文字はありませんでしたので、ニュース&スポーツのあと仮眠をとったのかな?
真偽のほどはわかりませんが、朝帰りご苦労さまでありました(笑)。