矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

サンライズ瀬戸・出雲 体験

2015-11-27 21:56:07 | 日記
7つのつぎつぎのセッション後、初めての”寝台特急”にて、東京に戻りました。


当初、初めてのためワクワクしていたのですが、ちょっと想像していたよりも”過酷な環境”でした。

結構、揺れるし、個室だったもののベッドが高い位置にあって荷物の置き場に困ったりしました。仕方ないですがね。。

経験ということで、一度は試してみたかったので満足。素晴らしい朝焼けが見えました。


オリエンタル急行をイメージしていたのですが、個室の種類もよくわかっていなかったので、今度は別の部屋を試してみます。

トラベルメディシン4コマ、多職種セッション

2015-11-27 21:47:59 | 感染症関連
今年初めて、トラベルメディシンの大学院講義を担当させていただきました。MPHコースの選択科目として位置付けられています。4コマ(Pre-travel counseling, post-travel clinic, vaccines, traveler's diarrhea)を担当しました。

Flipped classroom形式でやりたい旨を事前にお伝えし、事前課題を出していました。参加された方は、4月から
トラベルメディシンのバイブル(Travel Medicine, Keystoneら編)を輪読されておりました。現場経験もあり、
自らtraveler's diarrheaにかかったことのある方もいて、非常に興味を持っていただいておりました。
楽しいひとときでした。グループ学習、Peer-learning できて、私も刺激を受けました。



多職種セミナーでは、高齢者の感染症にいかにアプローチするか、を医師、看護師、薬剤師、事務、介護士などの
方と一緒に考えました。今回のセッションは、高齢者(80歳代後半)の寝たきりの患者さんに対して、どのくらい積極的な治療をご提供するのが望ましいのか、本人、ご家族の意向、プロフェッショナルとしての適切な判断、などについて、私見も交えシェアさせていただきました。こちらもグループディスカッションを取り入れ、あっという間の90分でした。

23年ぶりに同級生と再会しました。

2015-11-27 21:31:58 | 感染症関連
母校岡山大学では、3日間で、合計7つのセッション(シンポジウム、大学院講義、医局研究会、さらに大学院講義)と盛りだくさんで、文字通り、”つぎつぎにセッション”となりました。いろいろな方とお会いできて楽しかったです(笑)。

ご縁も重なり、驚いた出会いもありました。

循環器内科の医局講演会では、感染性心内膜炎について、AHA 2015のガイドラインの臨床上のハイライトをいくつかご紹介しました。その後、23年ぶりに再会した同級生二人を含む懇親会でした。ドイツで心臓血管外科を数年以上していた同級生もお越しくださって、感銘を受けました。ドイツの基幹病院の症例数はすごいですね。年間4000例ぐらい成人で手術数があるそうです。



研究会で、同時に講演されていた演者の先生は、アラバマ大学で准教授をされており、筑波大学の学生さんを
臨床見学で受け入れたことのある方でした。ちょうど私のmenteeも希望していたのですが叶わず、隣っていましたが、そのご担当の先生と、岡山で、まさかお会いするとは非常に奇遇で驚きました。翌日、ホテルの朝食レストランでもお会いして、ご縁があるのだなあ、と思いました。

母校のロゴが変わっていたのが斬新で気に入りました!Okayama のOとUniversityのU。そしてギリシャのパルテノン神殿の柱がモチーフ。洗練されていますね。