OZ.

Opened Zipper

冬の大工事(2)パーツ除去(後編)

2010-04-28 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年2月上旬)
リアエンドを広げるために旧ホイールのハブを使ってナットをこじ入れて放置してましたが、数日寝かせたので様子を見てみます。
旧ホイールのナットを緩めてみると、それに応じてリアエンドが追従して狭くなってくるので、まだ広げ足りてないようです。
リアエンド幅を計測してみると、130mm程度…元々3mm厚のリアディレイラーアダプターユニットが両外側にあって135mmだったので、アダプターユニットを内側に移動して129mmくらいだったはず。
ってことはほとんど変わってない?
試しに現ホイールを装着してみると、アダプターユニットを入れ替えた当初程キツくはないけど、まだまだ一仕事しないとハマらない感じです。
クイックリリースハブだけど全然クイックじゃない。
もっとグイグイ広げてやって、もうしばらく放置かな。

このままだと作業が進まないので、リアエンド幅拡張は棚上げにして、リアホイールは外した状態のまま、とりあえず残りのパーツ除去を進めます。
まずはフロントホイール、クイックリリースレバーを緩めて外すだけ。
その後、上下逆にしていたフレームを元にもどして、シートクランプを緩めてシートピラーごとサドルを外します。
次にハンドル周り。
ステムから先は丸ごと外して置いとこうと思ったんだけど、ブレーキレバーを(ブレーキワイヤーも)交換しないといけなかったので、バーエンドバー、グリップ、ブレーキレバーをハンドルバーから外していきます。
ヘッドキャップのボルトを緩めて外し、ステムのボルトを緩めてステムごとシフターだけ残ったハンドルバーを外します。
コラムに残った残骸のステムハイライザーを外し、コラムのシムを外し、シュレッドレスコンバーターも外します。
ステムハイライザーとシュレッドレスコンバーターは、サスペンションフォーク交換によって(なんちゃってアヘッドから本当に)アヘッド化して不要になりますが、シムは継続使用します。
交換するフォークのコラムは1インチですが、ステムもコラムスペーサーもオーバーサイズなので。
アヘッドコラムのヘッドチューブ上の突き出しは80mm程度の見込みですが、シムの高さが38mm×2個で76mmなので丁度良い感じ。
長過ぎたらシムをカットすることも考えてましたが、そのまま使えそうです。

上部の(スレッド式)ヘッドセットが剥き出しになったので、ナットを緩めて外していきます。
ロックリングも外すと、フォークが抜けました…ついに抜けたなぁ、もうすぐこのフォークともお別れです。
ヘッドセットを外すのは面倒そうなので後回し。

次はクランクを外すまでチェーンリングで隠されていた前後フレームの結合部分の金具を外します。
隠れていた方は6mmのアーレンキーで回せるボルトでした。
ナット側は10mmアーレンキーで抑えておき、6mmのアーレンキーを使って緩めていきます。
グリグリ回して外せました…初めて見たけど、結構ゴツい金具です。
さすがに前後フレームの接合部だし可動部なので、こんなにゴツいのね。
フレーム側のシェル部分の厚みも7mmくらいあります…重そうだなココ。
MFWS-206Fは重量17kgもある鉄塊フレームですが、パーツを除去してフレームを裸にしていくと、重い理由がよく分かります。
必要もないのにサスペンションなんて着るから、フレームを補強する必要が生じてどんどん重くなってったんだろうなー。
まぁそれはMTBルックなデザインに喜んで飛びついた、自分の趣味の悪さが原因なんですが。

前後フレーム接合部が外れたので、次はリアサス。
固定しているボルトをアーレンキーで緩めるだけなので、特に問題なく外れます。
これでフレームが前後に分かれました…リアフレームの三角はこうして単体で見るとかなり小さく感じます。
前フレームも小さいなぁ、塗装剥離や再塗装の作業が簡単に済むと良いんだけど…でもきっと色々手間取るんだろうな。

残るパーツはヘッドセットとフレーム折りたたみ部分のクイックリリースレバーと金具のみ。
先にフレーム折りたたみ部分を解除すると作業が面倒そうなので、残してあります。
ヘッドパーツ除去作業については、また次回。