OZ.

Opened Zipper

冬の大工事(1)パーツ除去(前編)

2010-04-22 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年1月下旬)
うかうかしてると冬が終わってしまうので、重い腰を上げてようやく「冬の大工事」に着手することにしました。
冬の大工事の内訳は「全パーツ除去」→「オーバーホール」→「フレーム再塗装」→「サスペンションフォーク交換+ディスクブレーキ化」です。
なのでまずは全パーツ除去からスタート。

まずライト類やサイクルメーター・センサーから除去。
上下逆にひっくり返して左チェーンステーのサイドスタンドを外した後、リアホイール周りを外していきます。
タイヤごとリアホイールを外すためにVブレーキを解放後、Vブレーキブースターの固定ボルトを緩め、ブースターとブレーキ本体の両方を外します。
WIPPERMANNのチェーンをミッシングリンクから外して抜き取り、リアディレイラーをアダプターユニットから外します。
シフトワイヤーをディレイラーから抜き去りますが、このときAvid Rolla Majig(シフトワイヤープーリー)とVIVO グリットロック(シフトワイヤーシール)も取り外し。

これでタイヤごとリアホイールを外せましたが、ついでに先日思いついた「チェーン干渉回避策」をやってみることにします。
リアエンド外側に装着していた左右のリアディレイラーアダプターユニットを、リアエンド内側へ移動し、ボルト・ナットを逆向きにして固定。
右側は裏表が逆になって固定することになります。
オフセットはせずに、リアエンド爪の一番奥に装着です。

この状態でリアホイールのハブを装着しようとしましたが、狭くてなかなか入らない…リアディレイラーアダプターユニット自体の厚みが3mmほどあるので、左右両方で6mm狭くなってます。
無理矢理こじ入れてようやく入りました。
チェックしてみましたが、心配していたリアディレイラーアダプターユニットのボルトがスプロケに干渉することはありませんでした。
よしよし。

これで内側にアダプターユニットを装着しても使えることが分かったので、一旦ホイールを外して、オリジナルの旧ホイールを引っ張り出して来ます。
旧ホイールはナット閉めのハブなので、このハブとナットを使ってリアエンドを広げようという作戦。
リアエンド外側で固定するためのナットを片側だけ無理矢理内側に入れます。
ハブの玉押し部分のナット(17mm)を薄口スパナで固定しつつ、外側のナットをペダルレンチで少しずつ緩めて広げていきます。
145mmほどに調整したところで、しばらく放置することにしました。

放置している間、作業が進まないなぁ…できるところだけやっとくかってことで、フロントのVブレーキブースターとVブレーキもリアと同様に外します。
次はクランクとBBの取り外し…いやその前にSPDペダルを外そう。
クランクを外した後でペダルを外そうとするとかなり苦労するという情報を見た記憶があるので、まずはSPDペダルをペダルレンチで取り外します。
ペダルのケージ部分は樹脂なんですが、キズだらけだなぁ…DEOREクラスのSPDペダルに換えるかなぁ、でもあのシルバーのケージあんまり好きになれないんだが。

次にクランクのキャップを8mmアーレンキーで外し、クランク外し工具を取り付けてねじ込んでクランクを外していきます。
初めてやったときは、やり方とか力加減が分からなくて不安一杯で作業したっけなぁ、慣れると大した作業じゃないんだなぁ。

クランクを取り外し後、BBを外していきます。
しかしBB部分は砂やらゴミだらけで、BB外し工具がうまく入りません。
歯ブラシを使って掃除してから、BB外し工具を入れて、大型モンキーレンチで回して外します。
外してみるとBBシェル内もゴミだらけ…BBシェル下の孔からこんなにゴミが入るんだなぁ、オーバーホール後は塞ぐかな。
ケーブルガイドのボルトをネジ込む孔なんだけど、フロントディレイラーを取っ払ってケーブルガイドが不要になってしまいました。
でも孔の栓としてタッピングネジを突っ込んどくか。

残るはハンドル周りとサドル・シートピラー、リアサス周りですが、逆さにして放置しておきたいので、まだ手を着けられません。
とりあえず外したクランクからギアを外してフロントシングル化の準備をすることに。
アーレンキーでボルトを緩めてインナーギアを外し、続いてミドル・アウターギアも外します。
インナーギア・ミドルギアはこのまま引退させます。
アウターギアをミドル位置へ移動させ、アウターギア位置には入手済みのバッシュガードを装着予定ですが、それは掃除(オーバーホール)後なので、とりあえずここまで。

リアエンド幅が広がるのを待ちます…どの程度放置しとけば良いんだろう?