OZ.

Opened Zipper

チェーン干渉回避策検討

2010-04-13 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年1月中旬)
ハイユニ号(MFWS-206F)のカスタムの過程で、7速化(現在は8速)やフロント(チェーンリング)のトリプル化・大径化(40T→48T)に伴って、チェーンがシートステー・チェーンステーに干渉するようになりました。
その回避策としてリアエンド位置のオフセットをやっていました。
リアディレイラーアダプターユニットの装着位置を、本来のリアエンド爪の一番奥ではなく、脱落しない程度にギリギリまで前へオフセット。
また左側のハブ固定位置を分かりやすくするために左にもリアディレイラーアダプターユニットを上下逆にして装着。

7速化以降、この状態でチェーンとステーの干渉は避けてこれたので大丈夫と考えていましたが、リアブレーキの調整がいつも不安定に感じるのはこのオフセットが原因ではないかと思われるため、見直す方針です。
なぜか見直しの途中で451ホイール化の構想(妄想)も出てきたので、リアエンドのオフセット量を縮小して、ハブ位置がズレないよう安定させる必要があります。
フロントをもうすぐシングル化する予定なので、アウターギアが今のミドル位置にズレる分、多少は回避できるかなと考えていましたが、それだけじゃ不十分かも知れない。
何か良い手は無いかなーと悩んでいましたが、ふと変な手を思いつきました。。

リアエンドをもう少し広げれば、チェーンとステーの距離が開いて、干渉する可能性が減るのでは?
うん、きっとそうだろう。
ハブとリアエンドの間にワッシャーなどスペーサーを入れれば良いかな?
でもそうすると、ホイールの着脱の都度、手間がかかって面倒だな。

…ん?
リアディレイラーアダプターユニットをリアエンドの内側に移動したら良いんじゃない?

それは何だかデタラメな気がするけど、デタラメなのはいつものことなのでまぁ良いか。
そもそも実現可能なのか、現物を見ながら考えてみます。

リアディレイラーアダプターユニットには裏表があり、裏側はフラット、表側はエッジを丸くしてあり、ナット締めする部分に滑り止めの凹凸があります。
あとはリアエンドの爪の中でズレないように、裏側に小さな突起が2つ。
リアディレイラーアダプターユニットを固定するナットは特殊形状で、リアエンド爪内に収まって突出が少なくなるように断面が凸型になってます。
ナット側は円の一部をカットしてあって、その部分にリアディレイラーアダプターユニット裏側の突起がハマる構造。

リアディレイラーアダプターユニットをエンドの内側へ移動して、ボルト・ナットを逆に入れ替えて固定すれば大丈夫そう。
しかしボルトがエンドの内側になるので、ハブやスプロケとの干渉が気になります。
位置的にハブは大丈夫そうですが、スプロケのトップ(最小)ギアが当たりそう、いやきっと当たる。
エンド左側はスプロケが無いから問題ないけど、右側が問題だな。

同じ径のボルトで、ヘッドが小さい(薄い)ものを捜すか、もしくはこのボルトのヘッドを削るか。
あんまりボルトの頭が薄いものはある気がしないんだけど、とりあえずDIYショップで捜してみよう。
良いのが見つからなかったら削るって作戦にしようかな。

リアエンドを広げる作業ですが、リアディレイラーアダプターユニットを左右とも内側へ移動した後、リアフレーム補強も兼ねてるつもりのVブレーキブースター(とVブレーキ)を外して、グイグイっと広げてハブを突っ込めば良いんじゃないかと安易に考えてます。(鉄塊フレームだし)
もしかするとシートステーかチェーンステーの(リアサス受けS字湾曲ポストとの)付け根から断裂するかも知れませんが、まぁそのときはそのときで「全く想定外の不幸な事故でした、残念です」と自己欺瞞しつつ、新しいフレームを入手する口実にできることだし。

といった感じでリアエンド幅の拡幅を検討中です。