OZ.

Opened Zipper

ポニーテイルとショートヘア

1997-11-04 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
またしても先日のお馬さんの写真ですが・・・
この写真を撮るときに、ああポニーテイルだ、なんて考えてました。
ポニーじゃないけど。(じゃあこれはホーステイル?)

昔、ポニーテイルが大好きでした。
理由は分かりません。
私は『好き嫌い』ってものには、あんまり理由が無いんじゃないかと思ってます。
あるモノを好き(または嫌い)な理由って、一応言えないことは無いんですが、後から思い付いた理由のような気がしてます。
嫌いな場合って、きっとソレに似たモノに前世や幼年期に酷い目にあったんじゃなかろうか。

そんな訳で前世の因縁か何か理由は不明ですが、ポニーテイルが好きだったんです。
大学生の頃ですが、ポニーテイルにリボンを付けた女子高生(中学生だったかも)を見かけると、尾行しちゃおっかなー・・・なんてアブナイ衝動が湧き起こったもんでした。

ところが、ある時期を境にしてポニーテイルはショートヘアにぶち抜かれます。
私だけでなく周囲の友人達も、こぞってショートヘアが好きになっていました。
決してポニーテイルの魅力が褪せたという訳ではありません。
ショートヘアの人気が急上昇した事件があったのです。
その事件とは?

理由はとても単純で、『恋しくて』という映画をみんなで観たからでした。
『ホーム・アローン』の製作者、と説明しないと分かってもらえないジョン・ヒューズが監督した87年の映画です。
映画のストーリ自体は何というか、完全無欠のハッピーエンドな青春ラブロマンスですが・・・まあ、私はこの監督さん大好きなんで、全然OKです。

主演はちょっと前に『フルーク』にも出ていたエリック・ストルツ。
(マイケル・J・フォックスを縦に伸ばしたような感じの人、と私は思ってます)
それからリー・トンプソンも出演。
ストルツとトンプソンの2人は当時25~6歳のはずですが、高校生役です。(おいおい)

そしてヒロインのメアリー・スチュアート・マスターソン。
彼女が我々をメロメロにしてしまった女優さんです。
ショートヘアでボーイッシュ、だけどキュートという(スゲェ)女の子を演じていました。
彼女に魅了された我々は、以後ショートヘアの女の子にとても弱くなってしまったという訳です。
あれから10年近く経ってるんですが、私は今でもそのままひきずってます。
ショートヘアを見るとクラクラ。
やっぱりショートが良いよ、ショートが・・・
(※これは特殊な例なので世間一般の男性の趣味とは異なると思います、参考にしないでください)

ところでメアリー・スチュアート・マスターソンですが、ちょっと前に『フライド・グリーン・トマト』に出演していました。
この歳になってあらためて見ると、どうしてこんな女性に憧れたんだろう?と不思議に思ったりなんかして。(嗜好は変わったみたい)
で、彼女の役なんですが『恋しくて』とほぼ同じでした。
『恋しくて』のマスターソンが好きだった方、『フライド・グリーン・トマト』も観てみましょう。