それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

熱い想いで再興された住宅街の稲荷神社☆有高稲荷神社☆兵庫県宝塚市♪

2017-09-18 21:03:27 | おでかけ

タカラジェンヌも技芸上達祈願に訪れる静かな神社から、

中山寺方面へ戻って・・・さらに阪急中山観音駅前参道を横目に、

巡礼街道と呼ばれる道を、どんどん歩いていきます。暑い・・・とっても暑い日でございました。

はい。普通に住宅街の中に、赤い鳥居が見えてきましたよ。

石段を上りながら、鳥居を括っていくのですね。吸い込まれるように入って行きましたわ。

傍らには狐さんがお出迎え。稲荷神社が・・・きっと上にあるのです。

ずっと上って行くのですけど、途中、普通に民家の勝手口に通じていたりして。

ちょっと鳥居が途切れたところは曲がり角。全くもって住宅街の真ん中の鳥居群。

振り返ってみたら、平成21年とか・・・結構新しいのね。

そして石段を上まで。ゴールだ~!!って思ったら、あれ?あれれ?何もない。

目の前には坂道。左右は普通に民家。

途方に暮れて・・・あ。洗濯物を干してる紳士がいたわ。聞いてみましたのこ。

そこはゴールではなく、まだ坂道を上に行ったら、有高稲荷大明神があるらしい。

しかし、平成16年11月、火事があり、社は消失してしまったと。いまは、小さな石が置いてあると。

坂道を先に進みましたとも!

あった。ここだ。

リサーチ担当の娘っこにメールしたら、即調べて下さいましたわ。

有高稲荷大明神は、宝永年間(1704~1710年)に小池道林という方が

夢のお告げを受けてここに祀り、当時は小池稲荷と呼ばれていたそうな。

何故、有高稲荷に変わったのか・・・・不明。

御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。稲の精霊が神格化されたもので、五穀、食物を司る。

日本書紀では伊奘諾尊( いざなぎのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)が飢えていた時の子とか。

本殿、拝殿共に、消失してしまったのだけど、色んな方々の信仰と努力が実を結び、

平成21年に再興されたらしい。その新しい社は、決して焼けない石造りのものだった。

おいおい!!って娘っこからメールでは無くお電話が。その火事っていうのが不審火だったのだ。

この石造りの社に、そんな悪からも何物からも負けない意志の強さを感じたよ。

意志は強く、石は燃えない。

小さな社でも、これを建てた方々の気持ちは、そこはかとなく深くて大きい。

来てみてよかった~って心が熱く・・・・ちゃう、実際、汗ダクで暑いのなんの。

水水・・・。この日、この時、既にペットボトル水も2本目が無くなりそうな勢いで暑かった。

さぁ、行きましょう。狐さんは鳥居の中、その鳥居から入ってくる人を見張ってる。

その狐さん達は火を付けた悪人を見たのでしょうね。狐さん達に見送られて・・・・・・・・・。

有高稲荷神社

兵庫県宝塚市中筋山手3丁目7



最新の画像もっと見る