それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

お伊勢参りに深江菅笠☆摂津笠縫邑跡の神社☆深江稲荷神社☆大阪市東成区♪

2021-08-16 07:28:06 | おでかけ

布施詣でにやってきたわ。近鉄の布施駅ってとこが有るのだけど。

実はこの駅で降り立ったことは無いのよ。新深江から歩くか、はたまた自宅から歩く。

詣でるなら全編徒歩って方が良いのだろうけど、この日はあまりの暑さに一部電車。

一度、ちゃんと訪れたいって思っていた所に、今こそと訪れたお話をしましょう。

鶴橋から一生懸命歩いたら、新深江まで来られますのこ。千日前線ですからさ。

そこから参道をゆきますとここ。一旦、布施の喫茶店で朝食を頂いた後、またこちらへって寸法さ。

この深江っていう所は良質の菅草が豊かに自生する浪速の一島であったのだ。

それで作った菅笠は『大坂はなれてはや玉造、笠を買うなら深江が名所・・・』って

伊勢音頭に歌われ、お伊勢参りの入り口として発展したのだよ。ねぇ、知ってた?

菅笠は、歴代天皇の御即位式や伊勢神宮の式年遷宮に献納され、地元の方々に保存伝承されてると、

そういう事でしたが。ちょっと寄り道。菅草。

これですわ。はい。

さあ、戻りましょう。もうね、調べたりし出したらキリが無いのよ。

面白い歴史がわんさと出てくるから、早くしなくっちゃね。モーニング行くもん。

深江稲荷神社は垂仁天皇の御代、って言うと、第11代天皇で、西暦が定かでない。

不思議なのは享年が139歳だとか153歳だとか。79歳?93歳?全く定かでないのは紀元前の人?

実際、居たのか?って、古墳時代っていうあやふやな感じの方。記録が有るのが凄いわ。

この付近は笠縫氏の居住地で、大和の笠縫邑から移住してきたらしいが・・・大和?

う~ん、奈良県の磯城郡田原本町新木もしくは桜井市内って説が有るらしいが。

崇神天皇が天照大神を皇女豊鍬入姫命に祀らせたという倭の地。

『四極山(しはつやま) うち越え見れば笠縫の島 漕ぎ隠る 棚無し小舟』と詠んだのは、

万葉歌人の高市黒人(たけちのくろと)。これは飛鳥時代の人。これが残ってるのが凄いわ。

奈良県の高市郡・橿原市の一部って高市氏はそういう官人の一族。

『住吉の浜の礎(石ころ)の果てるところ(四極)から高い丘を上り切ると

難波潟に昔から笠縫の人々が住んでいる島が見え その島陰に棚板の無い小舟が隠れていくよ』

やばい。休みの日にこういうの書き出すと、かなり長くなりそうさ。サクッと行こう。

これが・・本殿って言いたいとこ。しかし拝殿なのだ。

全く無知な私が神社仏閣を巡ってみたり、その歴史に驚いたり楽しんだり笑ったりの末に、

お寺の本堂とは違うのね。お詣りできる所は拝殿。その奥に神様はいらっしゃる。

けど・・・。お寺だったら分かりやすい形をしたご本尊なのだけど。神社では鏡だったり?

まあ良い。深江稲荷神社は垂仁天皇の御代、笠縫氏の祖が摂津国東生郡笠縫島の宮浦の地、

それは今の深江南3丁目ならしいが、そこに居を定め、下照姫命を奉祀したのが始まり。

下照姫命は大国主神の娘。天津神、国津神とも言われ、神様チームなのだ。

慶長8(1603)年 豊臣秀頼が片桐市正、加藤左馬介に命じ、社殿が改築されたわ。

1603年っていうと、家康が征夷大将軍になった頃ではないか。豊臣の財力を消耗せんが為に、

家康がアドバイスして、神社仏閣に財を投げ打っていたといたとされる正にその頃。

ただ、秀頼のそれは焼失し、何度も再興、修復を重ねて今に至っておるそうな。

御祭神は三社。

稲倉魂大神(うがのみたまのおおかみ)、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)、

天鈿女大神(あめのうずめのおおかみ)。

そして摂社の天津社は本殿に合祀って事ですから、密ではないか?大丈夫??

月讀大神(つきよみのおおかみ)、稚日女大神(わかひるめのおおかみ)、

軻過突智大神(かぐつちのおおかみ)、下照姫大神(したてるひめのおおかみ)。

な、なんと!下照姫は摂社扱いなのか?なにか・・・神様の世界も色々有るのだろうな。知らんけど。

いっぱい有りましたさ。摂社~ぁズ。

摂社 笠縫神社には、天勇蘇命(あめのそそのみこと)、天津麻占曽曽命(あまつまうらそそのみこと)

天津赤麻良命(あまつあかまらのみこと)、笠縫氏祖(かさぬいしのそ)。

末社 御食津神社(榎稲荷神社)には、豊受大神(とようけのおおかみ)、御食津大神(みけつおおかみ)。

神様がい~っぱいいらっしゃるから賑やかで、お祭り時には大変な事よな。

御神輿がこれ。この地車で町内を回るそうな。大人がこれに乗り・・?乗れるの?

乗るのはこれでは無いのかしら?で、地車に大人が乗って、太鼓の音に合わせながら

町内を回るって言う、深江稲荷神社の夏祭りが有るらしいけど。

例年、7月31日と8月1日、今年はどうだったのかしら?

この日、7月23日、お祭りの雰囲気は全く無かったので。

御朱印を頂きましたの。

左から書いていったのね。最初の『令和』を書いた時点でハラハラしましたよ。

そ、そんな大きな字で、しかもさ、そんな大きな字で書いたら最後まで書けるのか!?

・・・・ギリギリだよ。

御朱印頂いてるってまさにその時、こっちが緊張して貧血で倒れて保健室に運ばれそうな、

そんな緊迫感が有るのってなかなか無いよ。命がけで頂いた感も有るわ。

良い経験だし、ゆっくりまったり安らぐ境内。布施の商店街に入るちょっと前に有るから、

布施に呑みにいらっしゃる前にお詣りするのも良し、酔いを醒ますのにも良しですわん。

また、布施詣での折には、立ち寄らせて頂きますね。

深江稲荷神社

大阪府東成区深江南3丁目16-17

TEL 06-6971-4223

 

 



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