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HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

MINI BOWIE

2015-09-13 20:35:39 | トラディショナル

古典的なスタイルを踏襲するこのシリーズ、完全フルオーダーなのでスタンダードなスタイルがありません・・・基本的に。
刻印の違う“H.RIVER ”はナロータング、コンシールドタングを軸に展開しています。
フルタングを軸に展開しているHELLHOUNDとは構造で分けているのが特徴です。
H.RIVER KNIFEはHELLHOUNDより前から作っていましたが、構造的に手間が掛かり過ぎて年間で2,3本しか作っていないのが現状です。


〈ブレード〉
●鋼材・・・4.5mm厚、102mm長、SKD-11
●サテン仕上げ
元を辿ればW.D.ランドール、ネルソンクーパーのナイフが欲しくて作り始めたので仕上げも“らしく”しました。
ヘアラインより似合うと感じるのは憧れからくるものでしょうか?



〈ハンドル〉
●ハンドル材・・・ブラックリネンワッシャー、積層
●ヒルト、ハンドルスペーサー材・・・ニッケルシルバー
●尻材・・・A7075(ジュラルミン)
10mm厚のリネンマイカルタをワッシャーにして積層、整形し、デザイン的にクーパー風の装飾を施して雰囲気を出しています。
ケツにはジュラルミンのブロックを削り出してステンレスピンで止めてあります。


〈シース〉
●シース材・・・レザー
このスタイルにはレザーしかないでしょう!
以前に6mm厚のボウイを作っていますが、その時はナイフが重いのもありダブルステッチになっていました。
今回はナイフが軽め(その時よりは)なのでコンパクトさを狙いシングルステッチとなっています。

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7インチ ボウイ

2015-02-22 20:43:46 | トラディショナル
まず、WALLET TOMAHAWKの問い合わせがありました。
購入方法と価格についてですが、タダブログ上では商売話はN.Gとされているので具体的な話は出来ませんので

hellhound-knives@docomo.ne.jp
もしくは
P.C版サイトのメッセージ(赤い矢印がピコピコしてるヤツ)

から問い合わせお願いします。
価格は“COMBAT”タイプで¥8000です。
予定しているSAKURA-BLADE等のナイフショウにも持って行きます。



〈ブレード〉
さて、本題のボウイナイフ。
HELLHOUNDを作る前から作っている古典的なナイフです。
マークはHelp.RIVER→H.RIVER。
このマークのナイフのナロータングもしくはコンシールドタング構造に対し、HELLHOUNDはフルタングという作り分けをしています。


元々はランドールナイフを基本に作っていましたが、ネルソン.クーパー風に近づいています。
この個体はオーダーメイドなので意図的ではありますが・・・
6mm厚、SKD-11をサテン仕上げにしています。
因みにバックエッヂは付いていません。


〈ハンドル〉
ナロータングでマイカルタワッシャーを差し込み、ジュラルミンで蓋をしています。
ハンドルエンドからネジで止めるタイプが多く見られますが、特に露出しているモノは折れる場合があるので、ピン止めにしてあります。
ジュラルミンはA7075、軽量化と強度の目指しました。
結構重くなるんですよ。
ヒルトと中間の装飾はニッケルシルバー。




〈シース〉
ボウイらしく合わせタイプのレザーシース。
3.5mm以上の厚みの革を使っているので頑丈です。
ナイフが重いので、この位のシースでないと破れかねませんね。
〈まとめ〉
古典的なナイフ&シースなので、特に目立った部分は見当たらないかと思いますが、落ち着いた感じはモダンナイフには無い部分かと。
ただ、手間かかりすぎて数作れないのが問題です。
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