HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

MK11MOD.1

2021-10-31 22:08:19 | タクティカル



ファイティング系タクティカルナイフが完成しました。
実際には刃付けをしていないので、完成したとはいえませんが、タイミング的に紹介しちゃいます。




〈ブレード〉
●4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
C.Q.D.-STDのモデルバリエーションとして製作しました。
今のところショウモデル的に作っていますが、いずれレギュラー化するつもりです。
ファイティング:ユーティリティー比は60:40(自己基準)。











〈ハンドル〉
●125mm長、ブラックキャンバスマイカルタ
C.Q.D.-STDでは、ハンドルを薄板タイプにしてありますが、ショウモデル的立ち位置なので、厚みのあるハンドル材を使って立体感を出しています。
削り方も以前と変えています。
細身なハンドルなので、削りながら探っているところです。
尻にはスカルクラッシャー。
上側は平面、下側は峰になっており、逆手に持った場合には親指を乗せるように考えました。










〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
定番のカイデックス、クロスドロー設定。
例にもれず、左右両利き設定可能です。
DOTSロックはスライド式の開閉ロックがあるので、ある意味安心ですが、構造が複雑化する分破損する可能性が高くなります。
小型軽量ナイフには十分なので、大型ナイフ用にはテックロックをと使い分けています。


〈あとがき〉
このブログのカテゴリー分けでタクティカルとなっています
しかし、ここ数年で国内タクティカルナイフメーカーとタクティカルナイフとは何か?について話すようになりました。
タクティカルナイフ=戦闘ナイフではなく
●実用性にそって進化(深化)を追求する
●多用途にも対応可能
なナイフの事であるとなっています・・・今のところ。
なので、このナイフではファイティング/ユーティリティー→マルチパーパスファイティング→タクティカルファイティングとなり、カテゴリー分けをする時にはタクティカルファイティングとすべきにと思います。




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S.O.F. custom 焼き入れ前

2021-10-24 21:36:32 | 製作

自主製作の小型ナイフを紹介している間にオーダーモデルの作業を進めていました。
基本的な作業は終わっていますが、焼き入れ後に微調整をしていきます。
細かい部分の粗探しのためにサンドブラストを施してあります。


グラインドが今回の主な作業。
鋼厚は出来るだけ厚く残したいという事で、ロータリー研磨の時点で6mm厚。
スエッヂ側は肉厚を残す事になっているので、刃は付かない厚みです=約2mm。


スベリ止めとの間隔はこんな感じ。
初期案3個から5個に変更しているので、比べながらバランスを取っています。


マークは裏側。




ハンドルは滑らかにした以外はそのまま。






尻のスカルクラッシャーは任意で・・・という事だったので、尖らせました。
打ち合わせはしているので、いきなりやっちゃったというわけではありませんが・・・


というわけで、Soldier Of Fortune CUSTOMが形になってきました。
作業は2/3くらいは終わっています。
遅くとも年内には完成している事になっています。






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ACTIVE HIKER

2021-10-10 21:59:49 | ブッシュクラフト



ハイカーⅡ SPと呼んでいたナイフが完成したので紹介します。
STDモデルと同時に作っていたモノですが、STDの方は途中で粗を見付けてしまったので仕上げ直します。
という事で、2本同時に紹介する予定が今回は1本のみとなりました。






〈ブレード〉
●4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ストーンウォッシュ仕上げ
STDモデルと比べ
●先端をシャープにする
●ファルスエッヂ追加
●スベリ止め追加
する事で、やる気のでるスタイルと突き刺し性能の向上を狙ったスタイルになっています。






〈ハンドル〉
●115mm長/ブラックリネンマイカルタ
STDとのハンドルの違いは、フィンガーグルーヴになっているところです。
STDでもハンドルのカーブを強くしてあるので、指の引っ掛かりはありますが、それでもスムーズさを重視しています。






〈シース〉
●レザーシース/水平装着型
サイズ的に小、中、大があり、デザインは共通にしてあります。
ハイカーサイズ用は中。
ヒモ穴(にも使用可)にはナイフのハンドルに使っているナットが入るようになっています。
これは、いつか何かを思い付いた時に使えるようにと考えてあります。


〈あとがき〉
私のブッシュクラフトには、タクティカルブッシュクラフトというスタイルを狙ったタイプがあります。
●モダンで機能を追求したスタイル
●展開性のあるオプション設定
●最新素材の吟味
等が挙げられます。
今回のアクティブハイカーもタクティカルブッシュクラフトを意識したモデルです。
まだ十分(目に見えて)革新的とは言えませんが、少しは具体的になりつつあると実感はしています。
という事で、年末ナイフショウ(たぶんネット)用を紹介しました。
来週は関市で刃物祭りの日で、裏で怪しい打ち合わせをするのでお休みします。




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HIKERⅡ×2本作業進みました

2021-10-03 21:48:41 | 製作

自主製作ナイフ(この内の1本)の作業が少し進んだので中間報告します。
モデルはHIKER Ⅱを違い設定で2本同時進行させています。
作業は主にグラインドで、焼き入れ前までの作業です。




コチラはSTDタイプのハイカーⅡ。
今のところ(ファル)スエッヂにはしていません。
アウトドア系ナイフのイメージには似合わないという理由で不採用にしています・・・今のところ。




コチラはナイフショウに向けて制作中のモデル。
実験的な意味合いで(ファル)スエッヂにしてあります。
比較的攻撃的なスタイルにする事で、アウトドア系ナイフとしてイメージを保てるのか?試してみました。
STDは保守的に作り、ショウSPで試して好感触があった事を採用していくような製作スタイルです。




ハンドルに関しては以前とほとんど変わりありませんというか、ほとんど作業は終わっていました。
多少角を丸めたくらいです。




というわけで、ハイカーⅡ 2種類の作業が進みました。
道具も新しく購入したのでSTDは従来通りの道具を使い、ショウSPで新しい道具を使っています→グラインド用ホイール。
削れ方が違うので同じようにするのに苦労しました。
慣れればデザインの幅も広げられるのではないかと期待しています。
また、仕上げも多少変えてみようと考え中。
予定通り違いが出せればいいのですが・・・






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