HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

C.Q.D.-STD

2020-03-29 21:53:42 | タクティカル



さて、今回はC.Q.D.の3世代目の2号になります。
この手のナイフのタイトルを“タクティカル”と分類していますが、L.E.M.S.S.でタクティカルナイフとは何か?を議題にしている割りには曖昧なままです。
タクティカルというのは、カテゴリー(ハンティングやブッシュクラフトなど)として区分けするものではなく、各カテゴリーの合理的進化を考えたナイフという考え方をしているからです。
これをL.E.M.S.S.(派)タクティカルと定義しています。
モダンな戦闘ナイフの事だけではないという考え方です。
とりあえず、コレの様なナイフをタクティカルとすると解りやすいというのも確かですが・・・



〈ブレード〉
●4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ホローグラインド
ファイティング:ユーティリティ比50:50という設定のデザインとしています。
タクティカルナイフとは
●マルチな用途を1本でこなすフレキシブルなナイフ
と考えています。
ただ、前述の比率を変えることで、ナイフの性格が変わるので、一言で語れないところもあります。





〈ハンドル〉
●115mm長/アースブラウンG-10
前回のA.S.A.P.は携行重視で、コレより凸凹が少なく、短いハンドルなのに対し、使い勝手重視としてフィンガーグルーブがあります。
あくまで機能としての設定ですが、イメージという部分も無視出来ないところではあります。







〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
基本的な使いやすさでは、いつものクロスドロー設定かと思いますが、今回は縦型。
A.S.A.P.と合わせた感じですが、変えられるので・・・


〈あとがき〉
前述したタクティカルとは・・・は、まだまとまりきっていないので、哲学的に詰める必要があるので、おいおいまとめていきたいと思います。
ところで、4月のサクラブレードですが、まだ最終決定が成されていないので、決定されたらブログで発表します。
しばらくお待ち下さい。




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A.S.A.P.-STD

2020-03-22 22:06:00 | タクティカル



従来型のCQDと同じコンセプトでありながら、ポイントを変えて作っていましたASAP。
完成しましたので紹介します。
どちらもコンパクト ユーティリティナイフですが
●CQD=使い勝手重視なファイティング/ユーティリティ
●ASAP=収納性重視のファイティング/ユーティリティ
という事で使い分けをしていました。
途中からファイティング?な気がしてきたので、サバイバルナイフとして割り切った方がらしくなるのでは?と思うようになりました。
そこで
●収納性重視のサバイバルナイフ
が、このナイフの立ち位置になります。






〈ブレード〉
●4.5mm厚、105mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ホローグラインド
前回のランブラーの時に、サバイバーとブッシュクラフターの違いを考えていました。
●サバイバー=ナイフのみで全てをこなす→タフで肉厚
●ブッシュクラフター=オノ、ノコギリを併用→肉薄で切る重視
という分け方にしています・・・今のところ。
かといってブッシュクラフターが弱くていいというわけではなく、フィールドナイフとして、必要な強度を保っての話しです。








〈ハンドル〉
●105mm長、フォリッヂグリーンG-10
薄板G-10を使い、厚みを抑えて収納性、コンシールド性の向上を狙っています。
ここはCQDと同じコンセプト。
短いハンドル長の中で、握りの自由度を保ちたかったので、フィンガーグルーブは無しにしています。








〈シース〉
●ODカイデックス/DOSロック仕様
縦型で、やはり収納性重視。
ナイフの全長が短いので、装着した時も邪魔にならない・・・事になっている。
もちろん、好みで変更可能。




〈あとがき〉
丁度同じサイズのブッシュクラフターとサバイバーが手元にあるのでツーショット。
今回の両モデルはイメージにそってデザインしてあるので、見た目も違うようになっています。
デザインがより近いモノになった場合、今回の分け方のままでよいのか考えておこうと思います。






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RAMBLER 4"

2020-03-15 22:01:11 | ブッシュクラフト



ずいぶん前からプロトタイプというか、ショウSPモデルというか的なスタンスで作っていましたブッシュクラフト4インチ。
名前的に複数あるので、レギュラーモデル化するにあたり、ランブラーという名前にしました。
ぶらぶら歩く人・・・的な。



〈ブレード〉
●3.5mm厚、105mm長、SKD-11/ストンウォッシュ仕上げ
●フラットグラインド(小刃付け)
写真の具合でグレーっぽくなっていますが、地色のシルバーブレード。
SKD-11でのストンウォッシュは、過去に数回チャレンジしていましたが、施工時にサビる確率が高かったので、しばらく避けていました。
出来上がった雰囲気は好きなので、ブッシュクラフトではストンウォッシュを使っていきたかったんですね
今回は成功です。






〈ハンドル〉
●105mm長/ブラックリネンマイカルタ
ハンドルはプロトタイプから(あまり)変わっていません。
ボツ案の中に、やや角ばったタイプもあります(完成させる予定)が、丸みのあるハンドルに決定。
持った時のフィーリングが良かったからです。








〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
ナイフ本体が小さいモノは、シースもコンパクトにまとまる縦付け仕様・・・変更出来ますけどね。
いつものクロスドローセッティングは使いやすいんです(私の個人的好み)が、かさばるのが問題です。


〈あとがき〉
プッコナイフをイメージしたモダンブッシュクラフトナイフを考えていました。
3.5インチと4インチのブレードを作り比べて4インチを選択。
3.5インチも悪くなかったんですが、使い勝手で4インチとしました。
比較的薄い鋼材はスライサーとしても使えるのではと思います。
今までのブッシュクラフトナイフとしていたナイフの中でも、特性として“らしいナイフ”になったのではないかと思います。



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パロディではありません

2020-03-08 21:45:19 | ツール/アクセサリー/???

前回、ペンダントツールを川原で試した時に、W.T(本体のみの場合)が不得意分野である





フェザースティック作るみたいな使い方をせざるを得ない状況になりました。
写真のような割りバシなら問題ありませんが、野外の枝は、こんなに簡単には削れません。
このような場合に


●枝をしばり柄とする本来のスタイル
●デタッチャブルハンドル(黒)を合体させる
という対処方法を考えていましたが、デタッチャブルハンドルの場合かさばってしまいます。
●かさばらないで足しになるモノ
が今回のコンセプト。



またしても缶ヅメセット。
缶ヅメセットでコンパクト!がキャッチフレーズ。




●ハンドル全長85mm
尻のパラコードを指に巻くか、通すかで安定させる考え方です。
何か別の携行方法を考えれば、それにあうサイズ変更をしていきますが、缶ヅメセットなので、このサイズ。
9年前に作った初期のプロトタイプハンドルは、100mmくらいだったと思います。

ちなみに、ハンドルをベースにデザインを展開すると、こんな感じのナイフにも出来ますね。



というわけで、4月のサクラブレードに展示予定。
構造的に問題があるので少し変更しますが、基本的にはこのままです。





前回のペンダントツール、U字ボルト対応としていたものの、いいところなしでした。
テスト中も余裕ないなと思っていたら、一回り大きいボルト持ってました。
テスト用スペアとして買っていたのが一回り大きいボルトだったという・・・
つまり、ペンダントツールは最初から作り直しです。







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早速試しました

2020-03-01 22:14:41 | 日常



合間を縫って作っていたツールが完成。
さすがにテストレベルの仕上げなら時間かからず。
ペンダントモードでは日常的な機能を持たせたいところです。







早速いつもの川原に試しに行きました。
・・・雨降ってます。
のんびりで気楽なテストデイをイメージしていましたが、そう都合よくはいきませね。
パラパラ降っているだけなので、雨宿りしながらのテストです。









オノ化の工程は、いつぞやと同じなので説明は省きます。
ワッシャーツールとバネワッシャーが追加品。
第一印象はトゲトゲしい。
前回は、付属のワッシャーが曲がってネジが緩んでくるという現象が起こったので、このツールを作ってみたわけですが・・・



今回は柄の作りが悪かったようで、1/3くらい叩いたところで





柄が折れて、頭が飛んで水没したの図。



30分くらいの時間でしたが、ネジの緩みはなく、締め直す事なく叩けたので、まぁ良しとしておきます。
あと細かい事ですが
●トガった方が自分側に向くと結構ストレスになる
ので、外側に向けて付けた方がいいですね。
というわけで、倒木は切りたかったんですが、柄が折れてテストは終了。
次はアレンジしたモノを作ってみようと思います。







ついでなので、別の日に撮ったツールの使い方を載せてみます。
オノ(普通の)やナタがあれば、木のクサビを作っておくのも手です。





W.Tを深く打ち込んで取れなくなった場合は、トガった石で追い打ちすると

勝手に落ちます。

というわけで、最後はコーヒーで・・・コーヒー忘れた・・・オヤツも買ったのに・・・お湯で食うのね・・・










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