HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

コールサインはCHARLIE 1

2015-01-25 20:45:28 | 製作
バックカントリーナイフの基本的な方向性を示す一通りの説明が出来た?かと思いますので、ミリタリーナイフに移りたいと思います。
さて、昨年末に完成したマチェット“Victor.Charlie”でありますが、正直買ってもらえると思っていなかったので、自分で使っちゃお候補のNo1でありました。
その後のオーダーで作る事になったのがこの個体。
オーナー氏、ミリタリーマニアなので“濃いヤツ”作ってやろうと思いまして、たどり着いたのがこのデザインであります。
コレも鉄板状態ですが・・・
ベトナムマチェット第2弾!


〈スタイル〉
ベトナム戦争後期にC.I.S.O=Counter.Insurgency.Support.Office,対反乱作戦支援局が設計したマチェットを基にしています。


〈ブレード〉
オリジナルはより幅広く、直線的では無くイヤらしい曲線で構成されており、1968年頃に使用され始めた特殊部隊用マチェットの最終パターンとされています。
ブレード長は資料には明記されておらず10インチと推測していますが、コレは直線的にアレンジ、長さも8インチに抑えました。
●長時間振り回す為の軽量化と扱い易さ
を考慮したものです。


〈ハンドル〉
オリジナルは板状の木(と思われる)をそのまま張り合わせたシンプルなスタイルですが、コレは濃緑のリネンマイカルタをコークボトル状に削ってみました。
ハンドルエンドは尻を出すスタイルにはしません。
●ブレードが長く叩きにくい
●完成時3.5mmまで薄くなるので叩くは不向き
と考えてはみましたが、ブレード先端の形状からブレード背中側で叩いた方が手っ取り早いかと・・・




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装着あれこれ

2015-01-18 20:49:41 | 日常
バックカントリーナイフを考えていく上で、システム化された装備と共に考えていくのが合理的であると述べました。
これは民間型タクティカルナイフを構築していくのを前提としており、合理化された装備から行動のアドバンテージが生まれると考えているからです。
アドバンテージとは、より速く、より長く行動する“余裕”の事です・・・と考えてはいますが、現実的になかなか上手くいくとは限りません。
楽しめればよろしいかと。
それではまず、合理的な装備とは?を考えてみます。
ただし、これも軍事費が必要なわけで・・・
たまたま私はナイロンマニアでもあるので、そこそこ集まります。


〈ベルトキット〉
ベルトキットとは、Private.Military.Company的な考え方で、最低限のツールをベルトに装備しておけば、手ぶらで逃げなければならない時も安心というモノ。
危険地帯での民間人の警護等、車を使う場合があるので、その中でも動き易いというのもあります。


〈バックパック〉
私が使っているバックパックはコンパクトで、ベルトキットに干渉しない様になっています。
コレより大きいバックパックならポーチを横に装着したりと工夫するか必要が出てきます。
アウトドアでベースキャンプを設置した場合、バックパックはキャンプに置いておくはずなので、身軽に作業出来る様になります。


〈アウタージャケット〉
上着を着る時に、装備を外に出したくない場合は、薄く作られたナイフは目立ちません。
この場合、装着角度、位置が微妙ですが(上着がモッコリ)、あらかじめ設定しておく事でスマートになります。


〈まとめ〉
場合によってナイフをポーチに入れちゃいます。
手持ちの装備品を使った例なので工夫に限度がありますが、ナイフとの関連性の説明くらいにはなったかと・・・
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バックカントリーボウイ製作中

2015-01-11 20:48:31 | 製作


写真が貼れるようになって一安心。
4週間ほど自分でイジっていましたが、ギブアップであります。
詳しい人に泣きを入れてイジってもらいました。
何とかしてもらって助かります。
で、バックカントリーボウイの製作が進みした。
とはいえ、前回紹介したモノとは別物で、アレは6インチモデル、今回のコレは5.5インチモデルとなります。
現在、6インチ、5.5インチと更に短い4.5インチを製作中で、いろいろな長さを作って具合を見ようとしているところです。
完成に近い状態に見えると思いますが、焼き入れ前です。



フラットグラインドを基本にしていく予定ですが、予想以上に軽くなってしまいバランスを取るのに苦労した事がありました。
L.E.M.S.Sに出展したボウイナイフ(7インチ)がソレです。
程よくも短い長さのブレードでバランスを取れる様にしておけば、後は自在と考えました。
予定のバランスとはブレード側に重さがある事。
叩く目的のナイフなので、そのバランスは必然ですが、サイズが有りながら軽くするのには
●他の装備が多くなり易い為
と考えています。
以前より軽さに拘っていましたが、TAC系STD、ブッシュクラフトとの違いは主にサイズ(長さ、幅)です。
コンパクトにまとめれば自然に軽くなります。
軽くし過ぎない様に、ホローグラインドでブレード上側の肉を残しバランスを保つというのが従来の考え方で、オーバーサイズをキープした上で軽くするのがバックカントリーナイフのキモです。
基本的にフラットグラインドで軽くしている構造なので、逆にホローグラインドにすれば重くするのは難しくありません。
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民事タクティカル・2

2015-01-04 21:30:32 | 製作

明けましておめでとうございます。

“3”になって2週目ですが、写真が添付出来ない状態が続いています。

ブログに関してはガラケーより扱いが難しくなってしまいました。

今年の目標、ブログに写真を添付出来るようになる・・・まずは。

スマホから旧自分のブログを見たところ

文中・・・高さ50JIS+2D51のところ・・・と書いてあるのに気が付きました。

これ、・・・高さ50Cmのところ・・・という意味です。

iモードの記号を使うとスマホではこうなるんですね。

同じように“JIS+2D50”はmmの意味です。

とにかく写真を何とかせねば・・・

とりあえず、写真がある前提で話を進めます。

スタイルは(「HELLHOUND-FILES 2」“BACK COUNTRY”)のボウイナイフを基本にしているので、コレを基にイメージして下さい。

〈ブレード〉

ボウイナイフを踏襲しています。

ボウイナイフは必要にかられた護身用のファイティングナイフではありますが、現在ではアウトドアナイフのイメージが強いかと。

クリップポイントはともかく

●ブレード幅を広くとる

突くより払う、叩くのが目的です。

〈ハンドル〉

シングルフィンガーグルーブになっていますが、現在開発中のモノはスムーズに近いスタイルになっています。

握りの自由度を高めるためですが、問題は尻。

ハンドルエンドの処理を緩やかなカーブに細い面取りを施していますが、これはコンコン叩くためで、ハンマー的に使います。

TAC系は“スラッシャー”、“スパイク”など殴られると痛そうな尖ったデザインになっていきます。

〈シース〉

キモになるタクティカルアドバンテージについては

●シースの装着方法と対応した装備

になるかと。

腰の後ろに水平にナイフを装着した場合、コンパクトなバックパックでナイフに干渉しない工夫をし、容量が足りなければ、ポーチ類に分散して持つ・・・とか。

容量重視ならバックパックの中にナイフを入れ込んでしまうのも手段の1つでしょう。

個人の価値観でアイデアがいろいろ出てくると思います。

 

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