HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

C.S-L Custom 45%

2018-07-29 20:59:27 | 製作


基本モデルが未設定なまま、そのカスタムモデルを製作しておりますC.S-L。
少し作業が進みましたので、例の途中報告となります。
前回の仕様から変更した部分と進んだ部分がありますので、その辺り主な紹介ネタになるかと。
私としましても、このカスタムモデルからSTDモデルへと展開していこうと考えていますが、いろいろどうしてやろうか・・・

ブレードのフラットグラインドは終了しています・・・一応。
後は焼き入れ前に“刃”を付けてからロールさせていきます。

スエッヂはまだです!
太めの面取り風で、肉厚を残しファルスエッヂ(フォールスエッヂともいう)・・・バッグエッヂ付きスエッヂにならないようにします。
言わずと知れたあの法律がらみですが、直接的な問題だけでなく、いろいろな可能性をふまえた“安全なナイフ”にしたいと考えています。
コレがダメなら包丁もダメだよね!・・・みたいな。

マークはいつもと反対側、指定です。

ハンドルはシングルフィンガーグルーヴから丸くスムーズ化したタイプに変更。
肉はまだ削る余裕はありますが、細くし過ぎると断面が丸に近くなり、手の中で回転してしまいかねないので、ここで止めています。

ハンドル背中側のスベリ止めもこんな感じ。
もう少し太く整えていきます。

尻にもミゾ入れました。

〈あとがき〉
現状こんな感じと、少しナイフに対するスタンスを紹介しました。
いろいろ細かい事を書くと別の問題が出てくるので、だいたいこんな感じで・・・という事で!

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コードネームはチンとも改

2018-07-22 21:02:36 | 製作


今回もオーナーに中間報告がてらの紹介になります。
まず、“チンとも”とは7年程前のWallet.Tomahawkの開発時にいろいろお試し品を作っておりました。
①3mm厚の鋼材を使ったフルサイズの片手オノ・・・コードネーム“ドテチン”
②W.Tデタッチャブルハンドルの原型、コンパクトオノ(ドテチンの子)・・・コードネーム“コテチン”
③W.T同様ブレードだけのデバ(コテチンの友達)・・・コードネーム“チンとも”
がありました。
他に
④W.Tハンドル材着き豪華版
もありましたが、追加ハンドル機能がスポイルされてしまうので私的にはボツ案にしています。
W.Tにハンドル材を着けるより他のモノに着けようと考えていました。
ただ具体的な案もなく、そのまま放置したままでした。
そして今回のオーダー。
●Co-DEBAの縮小版を・・・
という事で、③+④=“チンとも改”となった次第です。
では、どんなかというと・・・

鋼材はVG-10、刃長65mm。
グラインドはホローの片刃になります。
縮小版なのでハンドル材前にスベリ止めを設置。

ハンドル材はブラックリネンマイカルタ、ハンドル長は65mm。
ハンドル材の処理はオーダーにより角ってます。

刃の手元側は、ややRにして逃がしを作ってあります。



これはフルサイズのDEBAシリーズも施してありますが、ただ食材を切るだけではないので、激しく動かした時に手を切らないようにと考えたものです。
と、だいたいこんな感じになっています。

オーダーで形になったモノですが、製作途中に匂いがしました。
カネ~カネノ~ニオイガ~スル~
デザインを変えてラインナップ化を考えております。

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あれから1週間

2018-07-15 21:34:28 | 日常
西日本豪雨から1週間が経ちました。
あの豪雨だけでなく、前の週の台風(7号?)から水量が多くなり、地盤が緩んでいたかと思います。
その後、豪雨と呼べそうな雨が2回あり、トドメがあの豪雨だった。
ほぼ1週間、豪雨が続いていたという状況だった・・・ような気がしています。
その時に〇ンコ沢行く予定だったんですが、さすがにシャレになりません。
その後、さらに悪化していったわけですが、今週はカラっと晴れたので行ってきました。
脆い岩山の峡谷なので土砂崩れは頻発する所です。
たどり着けるか?でしたが・・・


水量は多めで大変そうです。
普段はふくらはぎ下くらいですが、太ももあたりまで来ています(2枚目はカーゴパンツを撮っていますが・・・)
ヤバイ所は底が掘られて沈むくらい深くなっていました。

大木流されてるし・・・珍しくないけど。

この岩(ベッドサイズ)数年前まで水の底、30Cmクラスのイワナのポイントでしたが、当時の台風で陸の上。
今回の豪雨で水中に戻ればと思っていましたが・・・デブリが溜まっただけ。
前よりマシだったという事?

1Mくらいの岩がゴロゴロしてた所はフラットになりました。

こんな時は漁にはなりません。
というわけで、装備品を変更したので紹介を。
“DOTSロック”というモノ。
調子よければ使っていこうかと。



ベルトを通しがプッシュボタン式で、押しでロック解除。

セーフティ付き。

とりあえず付けてみただけ状態なので暫定的ではありますが、フィーリング的に悪い感じはありません。

豪雨より1週間経っても水量多く、油断すると流されそうになるし、漁は諦めモード。
普段より上流に行って休みます。
新たなせせらぎを発見しまして、のんびりしていたらカジカ発見。

帰るまでの30分は石をめくってカジカ獲り。
1匹ゲットで本日、坊主にあらず。
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C.S-L Custom 30%

2018-07-08 21:23:10 | 製作


まず、台風被害でいろいろ心配の連絡を頂きました。
コチラは無事でありました。
ありがとうございました。
さて、今回のネタは個人的な報告も兼ねておりまして、作業途中のキリのいいところで報告していきます。
モデルはC.S-L、以前紹介したC.S-M(プロト)の8インチモデルになります。
C.S-Lは基本モデルのスケッチさえ描いていない時点でのオーダーですので、ほぼフルカスタム状態です。
カスタムモデルなのでSTD化したモノとは少し別モノではあります。

鋼材は6.0mm厚のOU-31から5.5mm厚までロータリー研磨で落としました。
イモとり、短冊板材の縁のダレを取るためです。

背中側はこんな感じ。
ハンドルにはスベリ止めのギザギザが入ります。
ギザギザはカスタムタイプでSTDとは別のタイプになります。




ハンドル材はダークグリーンマイカルタ。
このシリーズでいつも使っているヤツです。
ハンドルタイプはC.S-Mと同じスタイルから
●やや短く
●フィンガーグルーヴタイプ
になっています。
ハンドル尻はC.S-Mと同じタイプ。
スベリ止めのギザギザは今回の報告に間に合わず。
マイカルタの削りはSTDに採用するタイプですが、外形が違う分、違って見えるかと。

今回は、まだ鉄板状態ですので全体的なフォルムの確認となります。
カスタムモデルとしての製作でありますが、STDのプロトタイプとしての側面もあります。
C.S-M/Lの基本的なフォルムはこんな感じにしようかと思います。


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まだ見せてないヤツ

2018-07-01 20:56:47 | 製作


ブッシュクラフトに限らず小型ユーティリティ的なナイフは割りとバランスが気になってしまいます・・・私的に。
3インチ以下のブレードは質量的にいかんともしがたく、長さから気になりませんが、4インチくらいまでは、こだわってみたいもので・・・ほんの些細な問題ではありますが・・・
個人的にブレードが重い方が好み(ちょっとでいいから)ではありますが、なかなか思い通りのバランスにならない場合が多々あるので、いろいろ工夫しなくてはならないわけです。


前回のハイカー2はフルハイトフラットのままブレードを5インチにしたモノですが、コレは4.5インチのままグランドタイプを変えてあります。
ブッシュクラフトナイフとしてヨーロッパで主流とされているヨーロッパスカンジだかイングリッシュスカンジだかと呼ばれているグランドに似せてみました。
ただし、小刃付けになる予定。




ハンドルも削り方を変えてあります。
オレンジに見えるのが(ナチュラルリネンマイカルタです)STDな削り方。
前方が薄く、プレーンな甲丸でシンプルさを狙いました。
ブラックリネンの方は前方を薄くせず、後方のみ絞りました。
どちらがいいのか?どちらでもいいのか?吟味中。
今回はショウSPとして作っています。

そんな感じでハイカー2のバリエーションを作っています。
ショウSPとしているものの、特に限定しているわけでもないので、気が向けばこうなる場合もあるかと。
最終的に気に入ったモノがベストな選択かと思いますが、選択肢を用意しておかないと選びようがないわけです。


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