HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

ガサガサガサ

2019-02-24 21:04:48 | 日常
休日の早朝、ヤツがいた。
ヤツが動き回る音で目が覚めたのだ。
そうヤツの名はVictor.Charlie・・・じゃな~い、Jerry.Mouse・・・ジェリーだ。
ヤツは2週間前からここにいる。
私はヤツを捕獲すべくトラップを作る事にした。
ナイフ製作に行く直前である。

〈1型〉


靴の箱をベースにブービートラップ。
材料は
●箱
●布テープ
●割りばし・・・使ったモノ
●エサ・・・缶とミカン1つ
●パラコード

ナイフで蓋を切り取り・・・


割りばしにパラコードを縛る。
もう一方には缶ミカンを缶ごとテープで貼ってみた。




オーソドックスなトラップだ。
中に入ったヤツが缶を動かせばコトっといく・・・ハズだった。
だがヤツは小さ過ぎた。
缶を動かせるサイズではなかったのだ。

〈2型〉




サイズもそうなのだが、ミカンに見向きもしなかった点も見逃せない。
食った形跡がなかったのだ。
(ミカン食っとけばよかったぜ!)
そこで
●エサ・・・アラレに変更
●エサの取り付け方を変更
エサをアラレに変更し、取り付け方をダイレクト方式に変更したのだ。
ポイントはエサを“柱”に添えながら宙吊りにする点だ。
これでヤツは柱を押す事になる。

〈JERRY.MOUSE〉

DEAD OR ALIVE、ヤツが噂の“一口サイズのジェリー”。
つぶらな瞳と裏腹に狂暴なのだ。
謎の病原体のキャリヤーかも知れない、という事も注意しなければならない。
今回の戦いに私は勝利を手にする事が出来た。
際どい心理戦であった。
なお、トラップは後始末がめんどくさいという事実が判明した。
ご利用は計画的に!


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Nano.Deba-STD(仮) 鉄板編+

2019-02-17 21:12:58 | 製作


作業のタイミング的に製作途中ネタが続いてしまいますが、あしからず。
今回はグラインドまで終了していますので、形にはなっております。
焼き入れ前の状態。
で、昨年12月のL.E.M.S.Sで展示しましたカスタムモデル“黒チン”のSTDモデルになります。
明るい色のハンドル材のモノはオーダーではありますが・・・

基本的に片刃になります。
カスタムの黒チンからはハンドル形状も変えてありますが、スベリ止めの位置も違っています。

やや前方に配置してありました(イメージ位置)。

STDではハンドル直前に配置。
持ち方による違いですが、STDはCo.Debaとの共通のイメージもあります。
スベリ止めは有りと無しの2種類を予定。
スベリ止めの有無でスエッヂの長さも変わります。

そもそもW.Tのハンドル材付きを考えていたのですが、イマイチ納得出来なかったところもあったので、ボツ案にしていました。


ハンドル材はデザートアイアンウッド(濃い色)がSTD。
薄い色のレモンウッドマイカルタはオーダーになりますが、ウッドマイカルタという以外はオーダーがなかったので、独断でレモンにしちゃいました。
受け入れられるか不安です。



前述の通り、W.Tのバリエーションとして考えていたハンドル付きですが、Debaスタイルで落ち着きました。
サイズもそうですが、シースも必要になってくるので、全体的にミニマムさを狙ったW.Tとは別物になりますね。
という事で、4月のサクラブレードショウに展示予定・・・というか納期となっております。
完成させなければ・・・

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C.Q.D-STD 3型 鉄板編

2019-02-10 21:02:59 | 製作

先日からMk.11だのMk.12だのはC.Q.Dのバリエーションであると紹介しておきながら、基本型のC.Q.Dはどうなのよ?という事で、現状報告。
現行型4.5mm厚、115mmブレードのサイズになってから2度目のマイナーチェンジを実施中。
タイトルで3型となっているのは
●3mm厚、102mmブレード、VG-10・・・1型
●4.5mm厚、115mmブレード、SKD-11・・・2型
●2型の形を変えずにバランス取り直し・・・2.5型
という過程を踏んでいるからです。
今回はディテールの大きな変更もありますので、その辺りを中心に紹介したいと思います。


STDの全体的なスタイルは基本的にキープしようと思いました。
基本型をあまり変えないようにする為のバリエーション、Mk.11などと作ったわけです。

ブレードですが、幅広にしました。
幅広にしたのは全体のバランスを見ながらの調整の為です。

今回意識して変えた部分が、ガードからフィンガーグルーヴにかけて。
ガードは約5mm出しました。
パッと見で分かる部分かと思います。
フィンガーグルーヴは2.5型も拡大してありましたが、まだ不足していたようで、今回はかなり拡大しました。
これなら太い指の人やグローブをはめた場合にも対応出来るかと思います。


ギザギザは従来のまま。


ハンドル材と後方のギザギザもそのままです。

ハンドル尻は握り易くするように変更しました。
地味な部分ですが、結構イメージは変わります。
といった具合で、作業中の鉄板と2.5型のゲージで比べてみました。
出来れば完成体同士での比較がしたいところですが・・・
3型が完成する頃には2.5型の在庫は無いので、スムーズなモデル移行が可能という計画です。


最後に、より作業の進んだMk.11とツーショットで。
Mk.11は4月のサクラブレードに間に合う予定です。


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KAPAK.KECIL

2019-02-03 21:14:36 | タクティカル


オノを作り始めた時に、アックスとトマホークの名前で作り分けしておけばよいだろうくらいに考えていました。
まさかカパ.ケシルを作る事になるとは・・・
マレーシア.シラットでカランビットと並行(選択?)して修行するという武術戦斧。
モダナイズされたモデルは1例あるのみ。
私で2例目という事になるでしょうか。
工夫しながら、考えながら完成させるつもりでしたが、まさかのオファー。
すでにオーナーの元に届いております。




〈ビット〉
●4.5mm厚、52mm刃長、SKD-11/ミクロデント処理
振り下ろすタイプのオノではないので刃は小さめを選択。
刃の下側は“何か”に引っ掛からないようストレートに近いラインでまとめてあります。
ヘッド上部、くぼみのギザギザは親指を乗せるところです。
ヘッドに親指を乗せ、ハンドルはグーを握るようにして持つのが使い方の1つです。






〈ハンドルというか・・・〉
●全長190mmくらい/G-10 フォリッヂグリーン
急いでいたので計るの忘れてしまいましたが、200mmはないです。
G-10だけで150mmくらい。
1号は全体的にシンプルでコンパクト、基本的な部分を重視して作りました。
3.5mm厚のG-10ハンドルは、握り込んで安定するよう幅を広くしてあります。
尻にはスパイク。
トンガリ過ぎるといろいろ危ないので・・・トンガリ過ぎないようにしてあります。
鋼材が薄いので貫通力はあるかと思います。





〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
●ホリゾンタル設定
一番苦労した→してもらったのがシース。
ネイティブは腰帯に差してあるだけ(刃のカバーはある)。
シース自体がフルオリジナルという事になります。
いろいろな方法を考えましたが、ヘッドをカバーしてハンドルを横向きに保持。
ホリゾンタルスタイルで保持されているオノを上に抜くスタイルに。
右利きの場合、右側に装着する事になります。
という考えを伝え・・・出来たのがコチラになります。


〈あとがき〉
手探りな部分が多く、いろいろ試さないと分からないところがありますが、まずは形になりました1号。
個人的に、この怪しさにはまってしまいました。
おいおい作る事になります。
コメント (2)
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