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HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

BOLO 2501(改)

2025-05-25 19:23:05 | バックカントリー



6月21日(土)池袋で開催されるT-OD Gear Spotに参加します。
10:00~16:00 サンシャインシティ会議室 ルーム16
ご来場お待ちしております。

という事で、展示用ナイフですが、1月の京都ナイフショウで展示していボロです。
1月の展示後にO/Hが必要になりまして、4月のナイフショウではWSKを用意、今回の6月用にボロを予定しました。
表面処理のO/Hをするにあたり、ついでに変更したい部分があったので、そこも加工しました。







〈ブレード〉
⚫5.5mm厚、205mm長、SKD-11/ミクロデント処理
ブレードの表面にコスリキズを見つけたので、ミクロデントの再処理に出しました。
それ以外ブレードの変更点はありません。
フィリピンスタイルのジャングル刀をモチーフにしました。
枝打ち(チョッピング)をメインに使うスタイルのブレードデザインです。
 





〈ハンドル〉
⚫125mm長、アースブラウンG-10
変更したのはハンドル形状。
1月に展示していた時は、もう少しビール腹な形状をしていました。
チョッピングの際に、ハンドル後部が手に引っかかるコンセプトでデザインしていましたが、度が過ぎたようなので、少しダイエットしました。
あまり細くすると全体的なデザイン、重量バランスが狂ってしまうので、ほどほどのところにしています。






〈シース〉
⚫クロスドロー設定カイデックス/テックロック仕様
⚫左右両利き対応
加工はハンドル後部だけなので、シース自体もそのままで対応出来ます。


〈あとがき〉
身体を壊していなければ去年のT-ODにて展示していたナイフです。
なんだかんだで手元に残り、改修する事でバランスの良いナイフになったかと思います。
























コメント (5)
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WSK2501

2025-04-06 19:30:38 | バックカントリー



4月19(土)、20(日)に開催されるSAKURAウェブナイフショウ2025SPRINGに参加します。
10:00〜17:00時・・・と思われる。
よろしくお願いします。

という事で、展示用ナイフの紹介になりますが、今回のWSKは新規製作ではありません。
1月の京都ナイフショウで展示していた個体になります。
紹介ネタとしてはダブりますが、そこはアレという事で・・・




〈ブレード〉
⚫5.5mm厚、155mm長、SKD-11/酸化処理
Wilderness Survive Knifeと呼ばれるサバイバルナイフのコピースタイルの1つを踏襲したスタイル。
特徴としては、フック状になっているトラッカーポイント。
オリジナルより薄い鋼材を使い、少し短くしているので、小回りの利くナイフになっています。
とはいえ、幅のあるデザインなので、結構重さもあります。






〈ハンドル〉
⚫130mm長、ブラックリネンマイカルタ
ハンドルもオリジナルより短くしています。
オリジナルはハンドルの長さを利用してオノ的に使うデザイン(と推測)になっていますが、コチラはコンパクトにまとめようと考えました。




〈シース〉
⚫カイデックス/テックロック仕様
⚫クロスドロー設定
幅のあるシースを違和感なく装着するようアダプターを設定しています。
このアダプターを介して、左右両利き、角度変更に対応しています。


〈あとがき〉
特徴的なスタイルのナイフなので、好みが分かれると思われますが、ブレード先端はオノ、後半はナイフの機能性を合理的に考えられています。
このナイフ専門マニアのコミュニティもあるくらいで、奥の深いナイフです。
もちろん私も好きなナイフであり、作りながらも勉強になりました。












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BOLO直りました

2024-10-06 19:52:14 | バックカントリー

一度完成していたフィリピノボロ。
6月のナイフショウに展示する予定で完成していたのですが、暫く置いておくハメになります。
その間にマジマジと見てみたいたら気に入らないところを発見する事になります。
気に入らないところは気に入るようにしなくて気が済みません。
という事で、直しに出していたモノが帰ってきたので組み立てました。

気に入らなかったところは表面仕上げ。
塗料の吹き付け作業でブレードにダマがありました。
という事で、やり直しに出していたわけです。

ハンドルはバラす時に少しはキズが付いてしまいます。
コチラのキズも消しておきました。

シースもチェック。
コチラは問題なし。

という事で、ネタ的にはダブってしまうフィリピノボロですが、納得の仕上がりになりました。
とりあえずは、ナイフショウ待ちですね。



アンドモア。
ウォレットトマホークをオーダーで製作したついでに、追加してショウ用のストック分を完成させました。
今回は黒のパラコードを使いました。













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BACK COUNTRY BOWIE 12" CUSTOM

2024-02-25 21:38:16 | バックカントリー



依頼主さんとのやり取りもあり、随分と時間が経ってしまいましたが、オーダーナイフが完成しました。
バックカントリーボウイ12インチカスタム。
オーソドックスさを狙ったタクティカル.アウトドア.ワーキングナイフです。






〈ブレード〉
⚫6.5mm厚、310mm.SKD-11/酸化処理
前述の通りオーソドックスなボウイナイフです。
アメリカの南北戦争あたりでは、オーソドックスなスタイル、ブレード長。
現在でも少数ながらラインナップに揃えるメーカーもあり、それはベアナイフというハンティングナイフの部類に入ります。
この場合、獲物の解体ではなく、トドメを刺すという役割です。






〈ハンドル〉
⚫140mm長、ブラックリネンマイカルタ
ハンドル部分はシルエット的にはレギュラーモデル(今のところナイフショウモデルとして製作しているタイプ)と同じですが、ブレード長に対応するため、部分的に拡大したり、削り方を変更したりしました。
ハンドル前方のエグリは手の掛りを深くするのを狙っています。








〈シース〉
⚫カイデクッス/テックロック仕様
⚫スカウトキャリー設定
スカウトキャリーとは腰に水平装着するスタイルです。
シース本体に関しては、少し前に単独紹介しているので、詳しくは割愛させて頂きます。


〈あとがき〉
他メーカーでは、ベアナイフとして設定されているサイズのボウイナイフ。
ブレードが長大なため、オーソドックスなハンドルスタイルでも部分的に大型化して握り具合はもちろん、重量バランスも考えてあります。
サイズの割りに、軽く感じるとまではいきませんが、持ちやすいバランスになったのではないかと思います。








コメント (2)
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TRIALⅡ-PROTOTYPE 1

2022-11-06 21:59:46 | バックカントリー



オーダーナイフの作業は続いていますが、今回は自主製作モデルの紹介をします。
私が夏のウン〇沢で使っているタイプの(アレもプロトですが)改案型です。
プロトタイプの1つとして使った時のアイデアを入れてみました。


〈ブレード〉
●5.5mm厚、130mm長、SKD-11
●フラットグラインド、酸化処理
ブレードの写真を撮る時に方向がクル区クル回ってしまい、何回か撮ってる間に忘れて背中のギザギザしか写真がありませんが・・・
フルハイトのフラットグラインドは従来型と同じです。
指をかけられるチョイルと緩やかな立ち上がりを変えています。
背中のギザギザも実用的なタイプに変えています。






〈ハンドル〉
●115mm長、ブラックキャンバスマイカルタ
ハンドル形状は従来型より直線的で幅広いスタイルにしてみました。
ハンドル後部はより強調しまてあります。
ハンドルの丸めはトラッドな感じに。
尻は微妙に出ています。








〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
いつものクロスドロー設定ですが、パラコード追加で雰囲気を演出してあります。
実用性も狙っており、パラコードで装着する場合はDOTSロックを外して使います。


〈あとがき〉
トレイルはアメリカントラッドのモダナイズドサバイバルナイフとして考えました。
サイズ的にハード仕様のユーティリティーという立ち位置です。
重心が真ん中にあり、ユーティリティー的には良好(な意見が多い)ではあるものの、私的にはもう少しブレードに重さが欲しいところ。
今回はハンドル重視の設計から、重心が真ん中(予想よりハンドル側)に来た事から、重心バランスという方向でプロト2を考えてみます。














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