HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

KAGINAWA

2023-08-27 21:55:48 | ツール/アクセサリー/???

ここしばらく作っていたカギナワですが、2世代目として2本目が完成しました。
1世代目との違いは穴の大きさくらいですが、これで別パーツが追加出来るようになりました。
今回の個体は自主製作として作り始めていたモノを、オファーが入って追加の仕様になったモノです。





投げた時に衣類に絡み付きやすくするのを狙ったダブルフック。
ツメの内側は小さなカーブなので、ベルトグラインダーはもちろん、リューターでも最初からではきついので、手ヤスリで削りました。



エクステンションハンドル。
ハンドル材はG−10.
このハンドルを取り外しても鋼材(3mmVG-10)だけでも使えるようになっています。



ハンドルは着脱式なので使い方で選べるようになっていますが、ハンドルのデザイン等で角度を変えられる事も出来ます。


ナワは3Mのタクティカルコード。
ナワの反対側にはオーダーで錘を追加しました。
3mm厚の焼入れ済VG-10。
軽いですが、振り回すモノなので、威力は結構なものかと。

というわけで、2世代目としてのカギナワを紹介しました。
いろいろ考えているうちに、マオリ族の釣り針ペンダントや中性ヨーロッパの戦斧の頭のデザインと融合させると面白そうとか思ったり・・・
また、おいおい作ります。













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Gunstock War Club 追加工

2023-08-20 21:56:10 | ツール/アクセサリー/???

連休に入り、出来る作業はそれほど多くありません・・・というわけで、沢に持っていくガンストッククラブの加工を勧めました。
いう程の変化はありませんが、雰囲気は多少なりとも上がっています。



背中側にスベリ止めを追加。
ゆくゆくブレードを追加した時に、この方向で使う場合が多くなると考えます。

ブレードが付いていない現状では、Wedge War Club(クサビ型棍棒)として使います。
使い方として先端で土を掘ったりもします。
ネイティブなタイプは硬い木を使っているので、自家用棍棒に使っているG−10とは性質が違います。
G−10は削れやすいので、金属製等の補強板が必要になるかもしれません。



背中側の角を使う持ち方で、コチラも打撃に使います。
ククリスタイルになるので、力がかかりやすいと考えられます。

先端(ウェーブした面)を使う作業が結構あるので、平面を峰に削りました。
もう少し鋭角にしようとも考えましたが、欠けやすくなるのも考えもの。
とりあえず、こんな感じで・・・

持ち運びはバックパックのサイドに引っ掛けようかと。
スリングを使ってぶら下げる方法も検討中。
ガンストッククラブ(現状ウェッジクラブ)としての使い方として
⚫打撃棍棒
⚫土を掘る
⚫ブーメラン的に投げる(この場合は帰ってこない)
です。
将来的には
⚫ナイフブレードを追加(確定)
⚫オノ刃を追加
⚫スリングを使ってぶら下げる
を検討中。
どうなるかはその時次第となりますが・・・















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RAMBLER-STD

2023-08-13 21:53:43 | ブッシュクラフト



レギュラーモデルが完成しました。
納品済みですが・・・
ブッシュクラフト系の最小モデル、ランブラースタンダードです。
レギュラーモデルなので、すでに数回紹介していますが、なかなかまとめて作れないので久しぶりになります。




〈ブレード〉
⚫3.5mm厚、105mm長、SKD-11/ストーンウォッシュ仕上げ
⚫フラットグラインド
ブッシュクラフトナイフとしてオーソドックスなサイズを狙いました。
用途的には2.5~3mmでも十分ですが、少し強度的な余裕をみて3.5mm厚としました。
用途的には・・・ハードな使用はオノ。大型ナイフを使う




〈ハンドル〉
⚫105mm長、ブラックリネンマイカルタ
丸みを帯びたフォルムにしてあります。
コンパクトなナイフなので、短いゆえの違和感を緩和しようというのが狙いですが、開発当時はデザイン的に丸みを帯びたデザインが少なかった(と思われる)のも理由の1つです。






〈シース〉
⚫水平装着型レザーシース
スクワットをしても邪魔にならないデザイン、装着方法を考えました。
このシース(小)はランブラー用ですが、ブレード長+10mmまで対応出来るようになっています。
バリエーション対応型。
ただし、幅は合わせる必要があります。


〈あとがき〉
そろそろと、スタンダードモデルも作れるようになってきました。
コレそのものも作っていきますが、改良モデル、バリエーションの追加も考えています。
そのあたりも含めて、またおいおい紹介していきます。











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Gunstock War Club 素体

2023-08-06 21:51:45 | ツール/アクセサリー/???



2週間前にウン○沢でクマと遭遇しました。
幸いクマは地面を探りながら歩いていたので、私に気付かず通り過ぎて行きました。
私が気付いたのは7Mまで近くなってから。
コーヒーを飲もうと湯を沸かしている時に、(上流に向かって)座って右を向いたらクマがいたという状況。
その時は動かずにやり過ごせたわけです。
対策としては
⚫クマ鈴
⚫クマよけスプレー
が考えられますが、川の流れで音がかき消されたり、前述の状況のように音をさせたくない場合もあります。
クマよけスプレーは風が吹いている場合は自爆する可能性があります。
どちらのツールも否定するつもりもありませんが、ナイフ&ツールメーカーとしては物理的な方法も模索したいと思います。



というわけで、ガンストック・ウォー・クラブの登場です。
古のインディアン(ネイティブ・アメリカン)が使っていた戦闘用棍棒で、マスケット銃の銃床みたいな形から名付けられたといわれています(一説)。
このモデルでは木製ではなく、G−10を使っています。
6個のボルトが並んでいるのは、後付アタッチメント用ハードポイント。
上の3個は本体固定用。

こんな感じでブレードが付いたりする予定ですが、いろいろ問題があって、しばらくは素の棍棒として使ってみます。

ハンドル部分はデザイン的な試みでしたが、都合よい厚みになりました





このガンストッククラブは、ナイフショウの看板として5年前くらいから考えていたモノでした。
優先順位から放置していたのを今回の件から実用に転換しました。
放置中にキズだらけになっちゃったし・・・
沢で使っているナイフと長さ比較。
マジメにクマと闘うつもりもありませんが、ナイフ作りのアイデアにつながればと考えています。








コメント (2)
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