HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

その後の途中経過

2022-08-28 21:59:04 | 製作



少し前にトレイル-ネスマックを紹介していますが、ネスマックのオリジナル(と思われる)とは別物とも言っています。
オリジナル(と思われる)に近いのはこんな感じ。
コレが完成するにはしばらくかかるので、作業が進んだらまた報告していきます。

コチラはバックカントリートレイルの2世代目プロトタイプ。



ブレードはフルハイトのフラットグラインド。
この個体では旧型を踏襲しています。
バックカントリートレイルは、アメリカ移民時代からあるスタイルをデザインベースとして考えたサバイバルナイフです。
コンパクトでありながら打撃力も狙っているのにフルハイトフラットではブレードが軽め。
軽作業には向いているので、悩ましいところですが、ブレード側に荷重が乗るホローグラインドも作る予定です。
またおいおい。







ハンドルをストレート気味にして後部を拡大したため重量バランスが後方になった要因の1つになってしまいました。
普通に握るポジションでは、人差し指に重さを感じるくらいなので、過度な後ろ荷重ではありませんが・・・



複数の握り方も考えているので、重量バランスには気を使いたいところです。

コチラはフルオーダーモデル。
グラインドが一応削り終わったので、写真を載せました。

ホローグラインドは通常の1.5倍幅で、2重に削った後にまとめてあります。



スエッヂ・・・刃が付いていないのでファルスエッヂですが・・・未完なので、もう少し変わりますが、ほぼ完成の域。

全体像はこんな感じ。
フォルムはスマートなククリでガードが上下に追加されているので、コンバット系という事が推測出来ます。
コレで承認されれば、少しの加工とマーク入れで焼き入れに出す事が出来ます。












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ウン〇沢ピクニック

2022-08-21 21:51:49 | 日常
今年は盆休みまでに2回しか行けていませんウン〇沢。
毎年10回くらいは行っているので、ちょっとガッカリ気味。
今年は(今回含む)3回とも雨降り直後なので、水量も多く漁もままなりません。



5月はそれほど伐採は進んでいなかったので、気にならないくらいでしたが、7月には林が切り株の荒野となっていました。
他人の土地の植林なので、私が口出しする事でもありませんが、なかなかうっそうとしていたので、少し寂しいところです。



という事で、気を取り直してナイフをぶら下げます。
装着は利き腕側に垂直に吊るす方式。
今さらながら歩きにくくはないのを再認識。
足に干渉する事で、持っているのを意識する事も感じ取れます。
それでも個人的には水平装着ですね。

普段は足首くらいの水深で30㎝増水といったところ。
それ自体、問題はありませんが、しゃがんで岩の下に手を突っ込むが大変です。

かつて鬱蒼とした場所であった・・・的な。



草の中に何か黒い何かが。
カエルが寝てるの図。
開拓でトラックや重機を使っているので、振動や音で魚が逃げているのか?というくらい見ません。
この日は3時間くらいで切り上げます。




雨の合間の晴れで、また降って来そうな感じなので昼飯食って帰りましょう。

ちなみに昨年穴掘って焚き火した砂場です。



と、こんな感じで魚も捕れずガッカリ気味。
ナイフの出番も無く、歩いただけですが、少しの体験でも感じ取るところもあります。
塵も積もれば・・・という事で。
帰りに人に見られるのも照れ臭いので、パックに入れて帰ります。

ちょうど雨が降り始めてきたので終了。
せめて、あと2回くらいは行きたいところです。









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RAMBLER-3.5SP

2022-08-14 21:29:01 | ブッシュクラフト



前回のトレイル-ネスマックと同時に作業を進めていたランブラーが完成しました。
ブラッククロームのテスト後に再仕上げとしてストーンウォッシュにしました。
予定通りですが、少し問題を見つけてしまったので、とりあえずの紹介です。




〈ブレード〉
●3.5mm厚、90mmブレード、SKD-11
●ストーンウォッシュ仕上げ
スタンダードモデルは105mm(4インチ)ですが、ショウモデルとして3.5インチモデルを作る事があります。
今回も冬のナイフショウに向けての1本です。






〈ハンドル〉
●105mm長、謎のウッド
加工を始めてから随分時間が経っているので、名札シールを失くしてしまいました。
木は樹脂含浸されており、耐候性も上がっているので、実用性は十分なモノになっています。
ブレードの色とハンドルの色で写真的には存在感が無さそうですが、実物的には悪くない感じです。






〈シース〉
●レザー
●水平装着型
私のブッシュクラフトシリーズのスタンダードシースで、大、中、小のサイズ違いがあります。
各10mm差のブレードに対応出来るようになっています。
このサイズは小で3.5~4インチブレード対応。
左右両利きにも対応しています。


〈あとがき〉
という事で、昨年末に完成しているはずのモノが今頃完成した次第ではあります。
が、完成後にグラインドに気に入らないところを見つけてしまいました・・・左右でズレてるとか・・・
冬のナイフショウ出展予定だったのですが、出展品にするか検討する事にします。







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TRIAL-NESSMUK

2022-08-07 21:43:53 | バックカントリー



前に紹介した時は、実験的にブラッククロームメッキを透かしてのヘアライン仕上げに施してみました。
しかし及第点に及ばず、ミクロデントで再処理しました。
おおまかにブラッククロームも悪くなかったので、食材を切らない条件のワーキングナイフになら・・・とも考えています。




〈ブレード〉
●5.5mm厚、130mm長、SKD-11/ミクロデント処理
1880年代、アメリカのアウトドア雑誌に寄稿していたジョージ.ワシントン.シアーズがグリーンリバーナイフをベースに考案したとされるスタイル。
ネスマックはペンネーム。
オリジナルとは違うコンセプトも多様で、もはやネスマックはスタイルの1つという認識です。






〈ハンドル〉
●105mm長、バーラップマイカルタ
このモデルはコピーという立場ではなく、私のラインナップであるトレイルをネスマック風味を加えたモノです。
ハンドルスタイルは私風で、厚い鋼材を使っているので、尻を出して叩けるようになっています。








〈シース〉
●カイデックス
●DOTSロック、パラコード選択仕様
以前紹介した小型ブッシュクラフト用シースでパラコードを設定したものを踏襲してもらいました。
場合に応じて合理的に装着する事が出来ます。


〈あとがき〉
ナイフに興味を持った頃からネスマックはイメージの中にありましたが、名前やエピソードは知らなかった(気にしてなかった)ので、グリーンリバーナイフとして作っていました。
最近、仲間からヒントを得て世界観を知る事となりました。
オリジナルネスマックは薄い鋼材でフィールドワーキングナイフ(と思われる)。
このトレイル-ネスマックは厚い鋼材のサバイバルナイフで、コンセプトも違い、スタイル的にもなだらかなラインとしました(古のイメージ)。
オリジナル(と思われる)モデルはグイっとカーブがエグいスタイルなので、もう少ししたら作ってみようと思います。







コメント (2)
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