HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

ランブラーSTD

2021-02-28 21:40:28 | ブッシュクラフト



ここ数回の川原でのテストを消化したところで、ほどなくSTDモデルが完成しました。
自家用ランブラーは、バリエーションとして形状違いではありますが、鋼厚やグラインドは同じにしてあります。
基本的に性能や特性も同じと考えられます。
あとは好みで選べます。




〈ブレード〉
●3.5mm厚、105mm長、SKD-11/ストーンウォッシュ仕上げ
前述の通り、スペック的にはテストモデルと同じなので、耐久性も同じと考えます。
デザイン的にもブレードだけなら同じに見えるくらいかと思います。






〈ハンドル〉
●105mm長、ブラックリネンマイカルタ
ブレードはたいして変わらない形をしていますが、ハンドルはガラっと変わります。
コチラが基本型ですが・・・
ハンドルデザインは丸みをおびたスタイルなので、コチラの方が握り的にも自然な感じかと思います。
ブレードとハンドルの間の凹み(チョイル)は、てが刃に向かっていかないようにするインジケーターの役割にもなっています。








〈シース〉
●レザーシース/水平装着型
レザーシースはナチュラルと黒が用意してありますが、薄いハンドル色の場合はナチュラルにしようかと考え中。
基本的には黒です。
形は同じで、スリング等のストラップ類はテスト中なので、しばらく本体のみが付属します。


〈あとがき〉
と、こんな感じで基本型4号が完成しました。
コレはオーダーではありますが、関市の〇秀さんへの納品です。
おいおい展示されると思いますので、おいおいよろしくお願いします。






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今日はコーヒータイム

2021-02-21 21:59:47 | 日常

ナイフ製作も進めていますが、基礎作業がつづくので絵的に変わらないという事で、自家用ナイフの強度テストを行ってみます。
自家用ナイフとなった場合は避けて通れない作業で、最低1年分(冬2シーズンとか)の長期テストになります。
場所はいつもの川原。





というわけで、今回はシースにスリング+ポウチの使用感から試してみました。
結果から言えば、このサイズのポウチは少し邪魔です。
邪魔ですが、慣れれば気にならなくなるかもくらいです。
スリング自体は体から外しやすいのもあり、しばらくこのスタイルで使ってもいいかと思うくらいです。




では手始めに竹の小枝をチョピング。
ナイフが軽すぎてチョピングには向きではありませんが、とりあえず・・・






次に2×2パイン材を横からバトニングして切断します。
本来ならノコギリの仕事ですが、今回は強度テストなので使うのはナイフです。
切断は5分以上かかりました。
切断後に細く縦割りしました。






3ラウンド目はホームセンターにある薪(杉)。
縦割りして・・・


横から切断。


その後、少しフェザーを作りました。
さすがに切れなくなっているので、多少力が必要です。


これまで使ってみて刃に問題ないようです。




テスト後はウッドストーブでコーヒータイム。
今回は壊れる事なくテスト終了。
素肌のSKD-11なので、水分を拭き取って・・・くらいのメンテをしておきます。















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地味な作業

2021-02-14 22:12:23 | 製作
さて、昨年末からの続きの作業で作っているナイフも進めていますが、今年新規で始めたナイフはまだ鉄板。
初期作業なので進行具合も分かりにくく、微妙な感じですが、とりあえず現状報告な感じで・・・






〈S.O.F.-CUSTOM〉
OU-31で制作依頼されたカスタムモデル。
OU-31は持ち込みです。
レアな鋼材は焼き入れが心配ですが、OUは経験のある焼き入れ屋に入れるので安心出来ます。
ハンドルはブラックリネンマイカルタ。






〈C.Q.D.-STD & HIKERⅡ〉
この2種類はオーソドックスなナイフとして、ある程度の数は揃えれるようにしてあります。
今回のロッドでは、C.Q.D.を3本ハイカーを1本で製作しています。
優先順位が低いので、まだ少数での製作です。
どちらも同じ鋼厚なので、初期作業(ロータリー研磨等)は同時進行となります。




〈SHORT BOLO & V-44〉
ショートボロはショウSPとして製作したモデルをベースにカスタムオーダーされたモノ。
ベースモデルは軽量で携行性重視でしたが、コチラは重量級なので、ずいぶん違った性格になっています。
V-44は今年のナイフショウ(もしくはネットショウ)に出展する予定です。
4月辺りに完成出来ればいいなぁ~くらい。
ハンドルはG-10(OD)。








〈RAMBLER亜種〉
3本のうち、上下の2本はグラインド済み。
真ん中(アイアンウッドハンドル)のグラインドをした後にまとめて焼き入れします。
上記のモデルの作業をした後にグラインドする予定でしたが、ブレードラインがカッコ悪い・・・
ちょっとスタイルを直そうかと思います。
で、こんな感じに落ち着きました。
コレもショウSPとして作っているので、4月には完成しているハズ・・・こんな感じで現状報告とさせて頂きます。





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モジュラーレザーシース〈基礎編〉

2021-02-07 21:57:06 | 製作



外飯シリーズでレザーシースを使い、2通りの装着方法を紹介しました。
●ベルトに水平に装着する
レザーシース単体の付け方で、基本的な装着方法。
●パラコードで吊るす
この方法も当初から設定していた方法ですが、細かな部分についてはおいおいにしていました。
細かな部分とは
●スリング本体をナイロンにするか革にするか
●合体パーツをナスカンにするか縛るか
といったところです。
使ってみてイメージが固まってきたので、形にしてみました。




〈スリング〉
先に言っておくと、このシステムは私が考えたアイデアではありません。
すでに使われている方法です。
という事で、ナイロンスリングを作ってみました。
レザースリングも考えてみましたが、いろいろ問題もあるのでナイロンを選択。
ショウSPとしてはレザースリングも有りかと思います。






〈ベルトループ〉
もう1つは普通に装着するベルトループを試してみました。
当初から設定していたモノですが、ナイロンループでは向かないようです。
アジャスター部分が分厚くて邪魔そうです。
コチラはレザーループでボタンロックにした方がよさそうです。




〈ついでに〉
ついでに流用ポウチを合体させてみました。
ポウチはレザーで考えています。
サイズ的にはシースに重なるくらい小さくする予定です。
小型ポウチ、スリング、ベルトループが基本的なモジュラーシースシステムとして考えているモノです。








〈というわけで〉
モジュラーシステムとしては、こんな感じでイメージが固まって来ました。
対応ナイフも進行中。
とりあえずの3本の内、1番上のナチュラルキャンバスマイカルタは焼き入れ直前まで終了。
下の2本は板状で、グラインドの順番待ちです。








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