HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

SHORT.BOLO

2018-12-30 16:30:18 | タクティカル


L.E.M.S.Sの目玉は2つ。
●カンファレンス
●コンペティション=プレゼンテーション
カンファレンスの内容はだいたいまとまってると思いますので、今回はコンペティション出展作品を紹介します。
プレゼンテーションでは詳しく説明出来なかったところもあるので、その辺りも含めていきたいと思います。

〈想定〉
●ナゾの島(温帯気候)を探査、植生、生態系は不明
・主にジャングル、ブッシュと海岸沿いにマングローブ
・ジャングルではツル、ブッシュではブタクサ的なモノ
・大型動物ではクマ的なモノ
●住民の有無と敵性
・ヤバイ首狩り族
●1ヶ月を目処とするコンテナの中身
・特に設定なし、なぜかというと・・・
●同業者、他2名
・軍特殊作戦群(S.A.S、スペツナズとか)を設定、容赦なく奪われます
・特殊作戦群と直接戦うには命がいくつあっても足りません→ナイフに対人要素は含めない
・逃げると見せかけてブービートラップを仕掛けておく
・首狩り族と仲間になり「アイツら喰ってもいいぞ」とけしかける
そんな設定のナイフです。



〈ブレード〉
●4.5mm厚、205mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ホローグラインド
マチェット、ナタの中間的な特性のナイフとして考えました。
割りと薄いブレードは幅広くする事でパワーを確保しています。
8インチの長さは、狭い空間(密集した竹林とか)でも振れる長さとしています。



〈ハンドル〉
●130mm長/ナチュラルリネンマイカルタ
ハンドル形状は結構冒険しました。
実は製作途中まで握れない状態でしたが、ハンドル後方を削った事でいい感じになりました。
ハンドル後方を持って振り回し、前方を持って細かい作業をする設定です。
ブレードのチョイルが長いと思いますが、ブレードの元を持って更に短く使う事も出来ます。



〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
会場準備中に撮っていたので、撮り損ないました。
基本的にいつもの前方装着、クロスドロー仕様です。
この仕様は体のシルエットに収まるので狭い空間でも引っ掛かりにくいという利点があります。


〈あとがき〉
今、メチャクチャな設定だと気付きましたが、「トゥームレイダース」みたいなもんかと・・・これがフィクション.タクティカルである!どう思います?みたいな感じで今年は終わりですが、来年もよろしくお願いしよう思います。


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L.E.M.S.S BLADE Conference -2nd-

2018-12-23 21:29:46 | ナイフショウ

先週開催されましたL.E.M.S.Sに参加してきました。
なかなか数を揃えるのが難しいですが、カンファレンス、コンペティションという重要課題もありますので、例え手ぶらでも出席する価値はあるかと思います。
実際得るものも多く、充実した1日となりました。
参加された皆様、お疲れさまでした。


〈オレの〉
やはり数が・・・
言い訳・・・手は抜いてはおりませんけど・・・


〈NEMOTO-KNIVES〉
今回はカランビット系が多い印象。

〈ROCK EDGE WORKS〉
今回は一点豪華主義(真ん中の長いヤツ)といいつつ、まんべんなく。




〈柏木SDT-WORKS〉
ペンダント、コントロールデバイスで初参加の柏木SDT-WORKS氏。
氏も本物系ハードコアな人ですが、人柄がいいのでイジられキャラなところもあります。







〈コンペティション〉
状況を設定し、設定な準じた仕様のナイフを製作。
ナイフのプレゼンテーションで、お客さんからジャッジが下されるというシステムで行われます。
今回は緻密な設定になっているので写真撮っておきました。
が、簡単に記しておきますと
●日本国排他的経済水域内にナゾの島を確認、その島の探査である
●温帯気候以外は植生、生態系は不明
●住民の有無、敵性も不明
●1ヶ月を目処
●装着装備以外にコンテナあり
●同業者2名も同時期に入島、敵性は不明
●銃、その他の武器は、支給不可

〈カンファレンス〉
●フィクション.タクティカルという考え方
タクティカルナイフとは、実用主義として機能のみを追求したモノである→タクティカルナイフ原理主義と定義。
機能のみを追求すると同じようなモノになってしまう。
そこから一歩踏み出すにはカッコいいが必要である。
ただ無意味なデザインではタクティカルとして矛盾が生じてしまう。
アートナイフとしてなら機能を追求する必要はないが、タクティカルナイフとして
●SF的な設定でも機能を追求しつつカッコいいも両立されたモノであるべきではないか?
という事になりました。


〈あとがき〉
日本のアクション映画「RE:BORN」に出演されたアビスウォーカー氏(本物)が会場を強襲。
見ての通り悪者です。
主催のNEMOTO-KNIVESの2人を拉致した瞬間をスクープしましたが・・・その後2人の姿を見た者はいない。
という楽しいショウでした・・・合掌。


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また、まとめて紹介

2018-12-09 21:01:25 | ナイフショウ
12月15日(土)に開催されるL.E.M.S.S BladeConference-2nd-に参加します。
東京都 千代田区 内神田 1-18-12
内神田東誠ビル フォーラムミカサ エコ 8F
13時~18時と思われる。
ご来場お待ちしております。

サクラブレードから3週間、個別の紹介が出来ぬままジタバタしていたら1週間前となっていました。
とりあえず、予定のブツは揃えましたぜ!
で・・・後でこれだけかとか言わないように。







〈S.O.F 7.5" 仮〉
●ブレード・・・5.5mm厚、190mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ハンドル・・・125mm長/ブラックリネンマイカルタ
●ナイロンシース改
アルマー氏へのリスペクトとしてSpecial.Operation.Forceアタックを模したナイフを製作。
仮名として略名も拝借しますが、Soldier.Of.Fortuneとします。
またの名を“名も無きファイティングナイフ 4(?)”
このシリーズとしてナイロンシースの流用が定番ですが、今回はHOGUE社をチョイス。







〈黒チン〉
●ブレード・・・3mm厚、65mm長、VG-10/ミクロデント処理
●ハンドル・・・65mm長/ブラックリネンマイカルタ
●エングレーブ
●カイデックスシース/DOTSロック仕様
製作途中は“チン友改”とか呼んでいましたが、オーナーさんと相談しながら進んでいき、完成頃には“黒チン”と呼ぶように。
途中、エングレーバーのもとに行ったりと回遊の出世魚です?
奇しくも海魚バラバラ用です。
とある人物が「エングレーブにタクティカルアドバンテージはない」と言っていますが、コレはスベリ止めになります。
シースは自家製。







〈Co.DEBA-SP〉
●ブレード・・・4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●両刃
●ハンドル・・・115mm長/アースブラウンG-10
●カイデックスシース/DOTSロック仕様
以前、紹介したのはハンドルカラーがO.Dのオーダーモデル。
今回のL.E.M.S.Sで、見せびらかしてから納品するつもりでしたが、替え玉が間に合ったので、O.Dハンドルの既に納品済み。
基本的にO.DとE.Bは同じ型です。



〈コイツら〉
数個持っていきます。

〈あとがき〉
後、共通テーマのコンペティションモデルが1本ありますが、公開はショウ後。
で、また移動中ですので、来週もお休みします。
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HELTER SKELTER 8"

2018-12-02 20:59:01 | タクティカル


12月15日(土曜日)に開催されるL.E.M.S.S BLADE Conference-2nd-に参加します。
13時~18時(と思います)
主催のネモトナイフの両名、体調不良で撃沈中。
詳細分からずも-1st-スケジュールより予測。
ご来場お待ちしております・・・

さて、今回紹介しますモデルはオーダーモデルで、先日のサクラブレードショウの前に納品したモノです。
製作者の私から紹介しようと思いましたが、ナイフが自己紹介したいと申しておりますので、よろしくお願いします。




〈ブレード〉
●6.5mm厚、205mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ホローグラインド
さて、自己紹介といこう。
オレの名前はヘルタースケルター、混乱という意味だそうだ。
名前の割には被災救助用に考案されたレスキューナイフだ。
前にも言ったが、オレって結構いいヤツ。
前回(L.E.M.S.S-p3-)のは6.5インチ/酸化処理→8インチ/ミクロデントになっちゃった。
スゲーだろ。
頭の先のギザギザは、瓦礫のスキ間に突っ込んでアンカーになった時のスベリ止めなのだ!




〈ハンドル〉
●130mm長/ブラックリネンマイカルタ
ハンドル前半は薄くなっていて振った時に引っ掛かるようになっている。
フィンガーグルーヴというヤツだ。
さて、オレのケツの穴は直径115mm。
10mmのロープが通せるんだ、お通じがいいぜ!
さっきアンカーの話をしたが、ケツの穴にロープを通してモノを引っ張ったり出来るのさ。
ただ、過信は禁物だ。
良い子はオレにぶら下がらない。
オレが上から落ちて来たらヤバイだろ?





〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
オレの寝ぐらは3mm厚。
剛性の高さと耐熱性を考えてなのだ。
基本的な前掛けのクロスドロー、抜きやすさを優先したセットアップなのさ!


〈あとがき〉
ナイフからの自己紹介でした。
多少、下品な物言いではありましたが、例によって私(製作者)のせいではありませんので、そこんとこ夜露死苦!




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