HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

バックカントリーズ

2017-03-26 20:37:41 | バックカントリー
4月15、16日に開催されるSAKURA-BLADESHOW7thに出展します。
東京都 千代田区 内神田 1-18-12
内神田東誠ビル フォーラムミカサ エコ 7Fホール
15日(土)13時~16時
16日(日)10時~16時
お待ちしております。



ようやく展示品の紹介です。
個人的にカテゴリー分けをして、打撃を主とするサバイバルナイフというコンセプトで製作していますBackCountry。
そのカテゴリーナイフの2本が完成しましたので紹介します。
●7" Bucther Bowie
●4.5" Trail-Show SP
実はブッチャーボウイ、バックカントリーカテゴリーを意識した1号モデルで、2年(以上)前から作り始めていましたが、いろいろあって後回し。
今、できました。
トレイル-SPは打撃を主とするナイフとしては短く、コンセプト的に?かと思いますが、“多様性の卵”としてあえて作ってみたモノです。
故にショウSPとしてあります。




〈ブレード〉
●ブッチャーボウイ・・・5.5mm厚、180mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●トレイル-SP・・・5.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
ブッチャーは平面を残したフラットグラインド、トレイルは全フラットグラインドになっています。
ブッチャーのグラインドは5.5mm厚で重さを残しつつ、深く食い込む様に考えていた時のモノ。
今では、このサイズは6.5mm厚からの全フラットでまとめています。
トレイルは標準を130mm長としましたので、やや短くなっています。
※ブッチャーのハンドル先端(ブレードファイルワーク部)が白いのは日焼けした後に削った為です。





〈ハンドル〉
●ブッチャーボウイ・・・125mm長/ナチュラルリネンマイカルタ
●トレイル-SP・・・105mm長/ナチュラルリネンマイカルタ/チタンライナー青
いろいろ試しながら変わっていった部分もあります。
この場合、アウトラインではなく、角が立っているか、丸めているかの違いで、角が立っているのがトレイル-SP。
トレイル-SPではチタンプレートを挟んで気取ってみました。




〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
ブッチャーボウイはブレードが長いので、斜めセッティングからクロスドローを想定。
トレイルはブレード、ハンドル共に短いので、垂直のセッティング。
抜き易ければ垂直の方が邪魔にならないかと思います。



〈あとがき〉
世代を越えて完成しましたブッチャーボウイと標準型がまとまりつつあるトレイルのSPモデル。
どちらも標準型でないのがキモです。
な~る~ほ~ど~!とか思って頂ければ幸いです。



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FULL CUSTOM COMBAT

2017-03-19 20:52:44 | トラディショナル
4月15、16日に開催されるSAKURA-BLADE SHOW 7thに出展します。
東京都 千代田区 内神田 1-18-12
内神田東誠ビル フォーラムミカサ エコ 7Fホール
15日(土)13時~18時
16日(日)10時~16時
お待ちしております。



と、告知しておいて何ですが、カスタムオーダーの為、既にオーナーの手元です。
このナイフの原画はオーナーから送られたもので、数回の打ち合わせの後、最終デザインを決めています。
その原型はナム戦時代のSOG ReconBowieとの事、そんな気がしていました。



〈ブレード〉
●6mm厚、180mm長、SKD-11/酸化処理
前述した通りSOG ReconBowieをイメージした初期デザインを踏襲しています。
細かいディテールは打ち合わせで調整。
スエッヂが特徴的で繋ぎが難しかったですが、何とかなりました。




〈ハンドル〉
●120mm長/ブラックリネンマイカルタ(マイカルタは3ピース)
●ニッケルシルバーヒルト/ステンレスパイプ
●ハーフタング構造
ハンドルは初期デザインから打ち合わせで、ハーフタングに変更しました。
参考にしたのはランドールM14。
サイズも合わせてあります。
マイカルタは3ピースで隠しピンを2本注入、パイプでカシメました。
ハンドル構造上、バラバラ中に1度酸化、組み合わせて完成した後、再酸化処理を施してあります。
ハンドルの中もグレーという事です。
ヒルトは酸化処理でツヤ消しになりますが、アクセントに側面だけサテン仕上げとしました。
ナムっぽくなったと思います。



〈シース〉
●レザーシース
やはり、ランドール的なレザーシースでナム戦時代をイメージ。
ストーンポケットは私の判断で着けました。
コンバットナイフっぽいので。
ストラップは右利き用で、ヒルト背中側から掛けますが、ナイフは左右から入れられる様にしました・・・コンバットナイフっぽいので。


〈あとがき〉
60年代後期はタクティカルの原形が匂い出した時代でもあり、ナム戦イメージのコンバットナイフも方向性の再確認出来るモノとなりました。
HELL HOUNDマークはフルタング/タクティカルナイフ専用マークとして付けていますが、それは自主製作としての条件です。
ミリタリーのイメージというのもあったのでHELLマークを入れています。


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Back.Country Bowie 8"

2017-03-12 21:10:49 | バックカントリー
4月15、16日に開催されるSAKURA-BLADESHOW 7thに出展します。
東京都 千代田区 内神田 1-18-12
内神田東誠ビル フォーラムミカサ エコ 7Fホール
15日(土)13時~18時
16日(日)10時~16時
お待ちしております。



が、このボウイはオーダーの為、既にオーナーの手元に。
2年位前から作り始めて7インチ→5.5インチ×2→6インチ→6インチと対になるS.O.G(D-1 Assault)→V-44(E-1 Strike)という流れです。
このボウイはV-44と対になるモノとして8インチで製作しています。
6インチ以降はミリタリー民間型のサバイバルナイフを同じコンセプト(ほぼ)で作る事で、ミリタリー/コマーシャルの本質的な違いを考えるという目的がありました。
本質を考える事で最終的に同じ形になったとしても意味がある(説明出来る)モノになるかと思います。



〈ブレード〉
●6.5mm厚、205mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●フラットグラインド
このサイズで現状での決定型としました。
8インチブレードで定番にしようと思います。
フラットグラインドは軽くなるので、幅を40mmにして重量を確保。
より重く強度が欲しい場合は平面残しのホローグラインドもあります。



〈ハンドル〉
●130mm長/ブラックリネンマイカルタ
外形を変えながら握り易くしていきました。
対になるV-44(E-1 Strike)は、ダブルヒルト型のデザインとして“突く”を考えたモノになっていましたがコマーシャルモデルでは
●シングルヒルト型での握りの自由度の高さ
を選択しています。




〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
ダブルヒルト型ではシースの口元は分割になっていましたが、シングルヒルト型では円口型です。
こちらのほうが安定感がありますね。


〈あとがき〉
ボウイ型としてのイメージ的なサイズとしても、いい感じのところに落ち着いたかと思います。
定番型として作っていく事になっているので、ゆくゆく改良型とか、発展型とか・・・
その前に自分で使ってみる必要がある・・・とか?
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W.T 2017仕様

2017-03-05 20:50:55 | ツール/アクセサリー/???
4月15、16日に開催されるSAKURA-BLADE SHOW 7thに出展します・・・予定。
東京都 千代田区 内神田 1-18-12
内神田ビル フォーラムミカサ エコ 7Fホール
15日(土)13時~18時
16日(日)10時~16時
お待ちしている予定です。


さてW.T、いろいろなタイミングが重なりましたが、2017年仕様が出来上がりつつあります。
その2017仕様は
●プレーンの廃止→ステッピング(通称小ギザ)に変更
●セレーテッドは継続
●酸化処理は継続
●レイデント処理(セラミック系コーティング)→ミクロデント処理(フッ素コーティング)に変更
という事になります。

ミクロデント処理の外観はレイデント処理とほとんど変わりません。

酸化処理はそのままです。

テコ入れの為にプレーンを廃止したわけですが、いろいろ考えて“小ギザ”になりました。
そけで気になったのが
●セレーテッドと変わらないか?
です。
自分で作っている間は???な感じでしたが、実際に出来上がったら結構な違いに一安心。
触った感じも結構違います。
何とか2017仕様のメドが立ちました。



ところで、正月に失敗に終わった野宿ゴッコ。
その時に使った自家用W.Tは石でバトニングとかしてキズだらけになっていました。
別にそのままでもよかったんですが、少し思い付いて実験台に。


ストーンウォッシュ仕上げ。
業者にダダこねたら、結構いい感じに仕上がりました。
業者の気分次第、都合次第なので安定して出来ないのがなんですが、少数ならロッドごとに混入させられるかと思います。


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