HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

寒くなったので

2023-01-29 21:49:28 | 日常

まずお礼から。
NEMOTO KNIVESさんから御歳暮に干しイモたっぷり頂きました。
ありがとうございました。

さて、寒波襲来という事で、コチラにも雪が降りました・・・が、すぐ解けちゃいました。
それでも寒いので川原で火遊びをしようと思います。







火遊びするにはマキが必要なので、ついでにチョッピング具合を見てみようと思います。
コンパクトなナイフでもブレード側に重心を置きたい理由は、個人的な好みもありますが、こんな感じの作業をする時に都合がいいからです。
グラインド、刃付けもチョッピングを対象にしたものになっています。

小さなナイフでも、ブレード荷重なバランスとハンドル後部を持つ事で多少でも効果が上がります。

前回イマイチだったフェザースティックも場合によってはうまくいく場合があるようです。

という事で、ペグを作ってみました。
テントやタープを張るわけではありませんが・・・







次に竹を打ってみました。
エッヂには異常はありません。



火遊びには





焼きイモが王道。
さっそく頂きました。



最後はコーヒーを。
焼きイモと同時に出来ないのがコンパクト焚き火台の難点です。
という事で、今回はチョッピング性能を見てみました。
とりあえず、今回もブレードやエッヂに影響はなく、無事生き残りました。
とりあえず今回も・・・



















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ダメージチェック

2023-01-22 21:53:16 | 日常

普段考えられる使い方ではありますが、意図的にダメージを与える使い方をしてみました。
まず1回使ったところでダメージ具合を見てみようと思います。
鋼材VG-10(この個体はHRC59.5)の耐久性をを見て見たかったからで、今回のみならず、数回使って大丈夫そうなら使っていこうと考えています。
とりあえずショウモデルから。
ちなみに、フィールドの写真は使い回しです。



ブレード面にはたいしたキズは無し、エッヂは石にぶつけたりしたので欠けていますが、大きく割れたりしていないので問題なしとします。



今回見たかったのは
●衝撃でブレードが折れないか?
です。











ブレードだけでなく、ハンドルも叩きました。
尻を叩く設計なので・・・
突き刺し過ぎて抜けなくなる事がありますが、ハンドルの上下を叩いて抜きました。
また、バトニング(普通に木棒)でハンドルを叩く場合もあります。
ハンドルの取り付け具合、肉抜き穴の具合でハンドルが壊れる場合もありますが、今回は欠けや割れたりはないようです。
といった具合なので、まだ数回は何らかの形で使っていきます。



データとして叩いた箇所を図にしてみました。
後、解っていたとはいえ、ハンドルの幅が狭いので使いづらいですね。
力をかける使い方をすると手の内で回る感じです。
次のデザイン時には、少し幅の広いハンドルになります。













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使ってみた・木材編

2023-01-15 21:58:45 | 日常





前回は食材を切ってみましたが、今回はコーヒーを飲みに川原に来ました。
コーヒーを飲むのにマキが必要なのであります。

サイズ的にバトニングをする事になりますが、耐衝撃性を見るので石で叩きます。





コレはそのままマキにするのではなく





クサビとして使います。



まずは普通に(石で)バトニング。
使っているマキはホームセンターで買ったモノです。
この時にナイフの先端も石で叩いていますが、欠ける事はありませんでした。







次に試したのは、先端をマキに突き刺して尻を叩く方法。
ナイフだけでは割れないので、さっき用意したクサビを使います。



が、なかなか割れないので、ナイフを刺したまま地面に叩きつけたりコジったりしながら







バラバラにしていきます。

マキを細くしていき、フェザースティックで火口を用意しますが・・・いまいち苦手な作業。



そんな時は、ブレードの背中側(もしくは尻)で叩き潰すという方法もあります。
刃厚のあるナイフには有効かと。



というわけでコーヒーが飲めるようになりました。
たまに使う鋼材VG-10の耐衝撃性を見るというテストを兼ねてマキ割りをしてみました。
石でナイフを叩くというのは、私的にはよくありますが、今回はいろいろな部位を叩いた割には欠損はありませんでした。
心配していたのはクリップポイントの先端。
尖っているのでダメかと思っていました。
現状確認をしつつ、またこんな事を行っていきます。



























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使ってみた・食材編

2023-01-08 21:53:16 | 日常



今年もしたい事、しなくてはならない事が多くあります。
どこまでやれるか分かりませんが、とりあえず出来る事からこなしていこうと思います。
という事で、VG-10を使ったナイフを使ってデータを集めていきますが、ハードな行いは後から。
今回は食材を切ってみる的なところから始めていきます。
ちなみに、黒いナイフは普段料理に使っているナイフで3.5mm厚のSKD-11です。

食材はいつも使っているタイプを用意。
包丁(2.0mmくらい)と違い、食材だけを目的としていない厚い鋼材(4.5mm厚)では都合良くはありません。
黒いナイフは食材寄りの厚みなので、一般的なキャンプに向く厚みになっています。



ニンジンは・・・割れます。
切れるかどうか以前の問題で、硬く厚い野菜はゴリ押しで割って下さい。
カボチャはバトニングで・・・
皮を剥く的にはなんとかレベル。

タマネギは・・・切れています。
鋼厚があっても押し分けて切れる食材。



ジャガイモは・・・ニンジンより柔らかい?ので、切っている感はあります。
皮はそのまま・・・



ニンニクは・・・切らずに横面で押し潰す使い方をしました。
食材に限らず、何かを押しつけたりする場合に使える方法。
ナイフの幅が狭いのと、グラインドによる角度の違いでニンニクが飛んでいくという・・・
包丁は幅広くフラットなので食材潰しには向く・・・わなぁ。

トリニクは・・・切れます。
肉は刃が研いであれば切れる事になっています。

食材はまとめて焼いたり煮たりしている間に





ハンドルを外してみます。
食材を切ったり、水で洗ったりしていると、ハンドルとの隙間から水分が入り込んでしまいます。
水分だけならともかく、血や脂が中に入り込んでしまうと中で固まって不衛生。
特に肉抜き穴。
なので、私のナイフでは防水コーキングを施してあります。
ちなみに、このナイフはこのまま組み直して使っていきます。

ベーコン追加。
トリニクよりソリッドで切りやすい。



という事で、食材を切ってみました。
今回は包丁的に使っただけなので、強度的には関係ありませんが、ユーティリティーとして不得意な部分も見えたかと思います。
ちなみに、出来上がった食べ物はライスカレー焼きベーコン追加型。
余程がない限り失敗はない・・・といっておく。


















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HIKER-KEPHART

2023-01-01 10:34:12 | 製作



明けましておめでとうございます。
昨年はいろいろあって製作ペースがあがらず大変だった・・・ような気がする。
という事で、今年はペースの立て直しをしつつ作っていく予定ですので、今年もよろしくお願いします。
さて、本作はスタンダードモデルのハイカーⅡの派生型に、ホレイス.ソワーズ.ケファート(1862~1931、アメリカ人の紀行作家として知られ、キャンプ、狩猟旅行についての著書がある。
著書に邦訳はない。)
その作家が考案したスタイルのイメージを取り込んでみました。
仲間とのブッシュクラフトの話しの中で、ネスマックを作るならケファートもおさえておいたら?的な話しになったのがきっかけです。
ちなみに、アメリカではこの頃は“ウッドクラフト”と呼ばれており、インディアンの生活術をベースしたスタイルでした。
ブッシュクラフトと呼ばれ始めたのは1970年代らしいだそうです。




ケファートナイフのイメージを取り込んではいますが、あくまでイメージというスタンス。
鋼厚4.5mm。
本来は2.5~3.0mm厚くらいと推測しています。





ハンドル材はレモンウッドマイカルタ。
あまりにも地味になりそうなので、赤いG-10スぺーサーを入れました。
ケツを出すのは私スタイル。



シースはスタンダードレザー中サイズを使う予定です。
ハンドル材がまだ厚いので、シースに入らない状態。

デザイン的にトラッドスタンダード過ぎてスルーしていたスタイルでしたが、歴史的にも結構なモノでした。
形になったら、モッサリしたスタイルも悪くないかもとか思ったり・・・
まだ焼き入れ前の状態なので、完成時には雰囲気もかなり変わっているハズ。
完成予定は春のナイフショウに合わせています。













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