HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

SAKURA-BLADE SHOW 5th

2015-04-26 20:38:39 | ナイフショウ
ご無沙汰です。
1週間遅れでのSAKURA-BLADE SHOW 5th。
既に何処ぞで紹介されているので今更感も拭えませんが・・・




手作り感満載の看板がお出迎えの会場入りからガラガラの・・・
ではなく


結構盛況でした。
私もコンバットマガジンを持っていくと結構良い事があるかも知れないと思い、本を開いておりました。
おかげさまで、W.Tは好評でした。
全く写真を撮るタイミングを逃してしまい、自分のテーブルの写真は仲間からの提供です。
ナイフショウの雰囲気は、ギスギスした感じは無く、のんびり過ごせますが、勉強にもなります。
隣の席のナイフビルダー、造詣の深さで有名な人ですが、2日の間にいろいろ話が出来ました。
その中で

●刃の付け始めが鋭く無いのか(厚いのか)?ソコが使えるともっと良いのに
という質問をされました。
その時
●折れ対策
と答えたのですが、本来の目的は
コジりに対する剛性確保で折れ対策ではありません
自分で作った理論を勘違いして覚えていた自分が居ました。
剛性を保つための単純な答は厚みを増すという事になると思いますが、ナイフが重くなってしまいます。
限定した厚みの中でどうするのか?がキモになるかと。
自分の勘違いから折れに対する議論が生まれ、刃の付け根を使えるナイフデザインを考えるという課題が出来ました。
更には、自分の思い込みには気を付けましょう!という事にも気付かされた時間でもありました。





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MULTIPURPOSE 5.5"

2015-04-12 20:28:16 | タクティカル
来週はSAKURA-BLADE SHOW 5thに参加する為お休みします。


さて、ご無沙汰の(軍事)タクティカル、マルチパーパスと命名した5.5"(140mm)のfighting/utilityナイフです。
基本型の1つであるC.Q.D-STD(4.5"ブレード)のロングブレード版という事にしています。
基本型の中にC.Q.Cという大型版がありますが、製作の優先順位が低い(オーダー優先)為、完成していません。
ゆくゆく作りますが、C.Q.CとMULTIPURPOSEの違いは・・・



MULTIPURPOSEはショウモデルというか、限定的に作るテスト要素を組み込んだモノです。
C.Q.D-STDの4.5"(115mm)から5.5"(140mm)にブレードを伸ばす事で、印象含む違いを見る為の突然変異体であり、これをきっかけとして新デザインを誘発させる目的があります。
鋼材は4.5mm厚のSKD-11,これはC.Q.D-STDに準じます。




〈ハンドル〉
基にしたC.Q.D-STDは薄いG-10を使っていますが、コレはブラックキャンバスマイカルタを使用。
エグッて高級感を狙います。



〈シース〉
今回はスペシャルメイドという事で、ベルトループタイプを採用しました。
私は左利きな為、テックロックによるアンビタイプを好みますが、右利き専用としました。

〈で・・・〉
この個体は、先に述べた様にミュータントナイフである為、次に作る時は別のスタイルになっている可能性があります。
私の場合、名前は用途に対するもの(サイズ、バランス)であり、形状デザインに対するものではないからです。
次にどんなスタイルになるのか?私自身、予測不能といったところです。





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BACKCOUNTRY BOWIE 5.5"

2015-04-05 20:53:55 | バックカントリー

以前から製作していたバックカントリーボウイ5.5"が完成しました。
形状的には変更点はあまりありませんが、ハンドル側のバランスをもう少しブレード側にする為に、穴を追加してあります。
基本型が出来上がっていない為、探りながらの製作でしたが、なんとか完成しました。
サクラブレードショウに展示はさせてもらいますが、売約済みです。
今後、こんな感じのモノが出来ていくという指標にしてもらえればと。




基本型を作る為に長さに変化を与えながらクリップポイント、フラットグラインドに統一しています。
1号は7インチ。
バックカントリーカテゴリーとして
●ブレード長に対して幅広にする
というのをポイントとし、これを打撃を主張したデザインとしました。
フラットグラインドは、ブレードが軽くなり過ぎる為、幅を持たしてバランスを取ろうという魂胆です。
鋼材は6.5mm厚のSKD-11。
ホローグラインドにする場合は5.5mm厚にする可能性も考えています。



7mm厚のナチュラルリネンマイカルタを使用。
ハンドル前方を薄くしつつフラットな感じにしてみました。
小指の掛かる部分にミゾを追加してあります。



カイデックス、テックロック仕様。
ハンドルの色に合わせてコヨーテブラウンを選択。
抜き易さを狙ったクロスドローに設定してあります。
〈まとめというか・・・〉
バックカントリーナイフは、私の主張丸出しで提唱しているカテゴリーではあるものの、タクティカルシステムとして説得力があるかは???であります。
今後も開発していきますので、おいおいヨロシクお願いします。




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