HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

君の名は・・・

2018-01-28 21:14:09 | タクティカル



ヤツの時代の節目に現れる。
そう、ヤツの名は(君の名は・・・)Victor.Charlie。
ヤツこそはジャングルのスペシャリスト。
初めて見た時より少し違うのだ。
ブレードが1インチ延びているのだ。
これも時代の流れだろうか・・・だがそれも悪くない。



〈ブレード〉
●3.5mm厚、260mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●フラットグラインド
3年くらい前だっただろうか?当初9インチだったモノが、最初のオーダー(2号)から10インチ化。
自分のオモチャとして作り、L.E.M.S.Sの場所埋めに展示した後、バリエーションを含め4本目のマチェットになります。
しかし、まだ自分用はない・・・




〈ハンドル〉
●120mm長/ダークグリーンマイカルタ
ハンドル材のマイカルタは、ミリタリーっぽい色に惚れて全部買い占めました!しかし、名前が分かりません。
勝手に名付けましたが、まんまの名前です。
初代よりスタイルは変わっていませんが、細かいディテールはうろ覚え、アドリブにて製作。
1本ごとに違っているはずですが、自覚なし。
これもまた、Victor.Charlie。





〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
●オシャレでパラコード付き
扱いやすさ優先で、このスタイルに落ち着いております。
が、「今回のヤツちょっと長くねぇ?」とシース製作者。
「う~ん・・・???」と答えたような気がします。
10インチよりやや長い・・・かも。


〈あとがき〉
シンプル+実用+ナム戦趣味という算数から生まれましたVictor.Charlie。
私の想像を超えた4本目の製作です。
前述の通り、同型モデルでもディテールが少し違っていると思われます。
気ままなCharlie、ヤツは時代の節目に現れる。






〈それから〉
Charlie-1“Chop”のオーナーから写真が送られて来たので紹介します。
写真サイズはコントロール出来ないので悪しからず。
以前、ウナギをバラバラにしていた人で、今回もいい感じでコキ使っている様でなによりです。

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Mini Bush(仮)

2018-01-21 21:05:51 | ブッシュクラフト



まだ仮名として使っています、小型ブッシュクラフト系ナイフの企画をしていました。
企画は継続中で、試しに作ってみたモノを昨年L.E.M.S.Sに展示、そのまま予約品となりました。
納品は4月予定のSAKURA-Bladeですが、まごまごしていると・・・



〈ブレード〉
●3.5mm厚、90mm長、VG-10/ミクロデント処理
●フラットグラインド
過去のオーダーの中からも何本かプッコ型ブッシュクラフトナイフのオーダーがありまして、作っているうちに自分も欲しくなっちゃった!というのが本音であります。
ミニマムなサイズで、ある程度のタフな仕事もこなすナイフとして考えてあります。
刃は自然刃ではなく、小刃付けです。



〈ハンドル〉
●105mm長/ブラックリネンマイカルタ
サイズ的にはプッコ(手持ちの)を参考にしました。
マイカルタの前からハンドルエンドまでの最長の表記ですが、デザイン的にチョイルに繋げるラインにしてあるので、多少の長さに余裕が出来るかと。
やはり、尻は出します。
全体的にギザギザを付けないでシンプルにしています。




〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
基本的なタイプで設定してあります。
コンパクトなナイフをコンパクトに装着したいので、タテ型にしてもらいました。
装着時だけでなく、バックやポーチにパックする時もコンパクトにしたいという狙いもあります。


〈あとがき〉
欲しくなったのは・・・2年以内の話ですが、テレビで芸能人とスペシャリストによるサバイバルレースをしていました。
簡易な地図を頼りにA地点からB地点に移動するタイムレース。
雪深い山の中で特別ゲストのドイツ軍サバイバル教官(と思われる)が華奢なナイフでハードなサバイバルテクニックを披露していました。
すまし顔で。
とてもクールだと思いました。
こういうのも悪くないと思ったわけです。
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ケンゾーちゃんの新型プッコ

2018-01-14 21:12:56 | ケンゾーちゃんのヤツ


年末から疲れがとれず、結構フラフラで、正月に予定していた1泊キャンプも天候不良も重なって中止になりました。
ぐだぐだな正月休みとなっていましたが、そんな時にケンゾーちゃんからナイフ1本出来たので宣伝しなさいと連絡が入りまして、今回の紹介となりました。
送られてきたのはブッシュクラフト。
プッコを基本型にしたモノ。
これは、私と仲間でプッコの話をしていた時に出て来たスタイルを、ケンゾーちゃんにネタを流して出来てきました。
アイデアby仲間です。
さて、どんなかというと・・・


〈ブレード〉
●3.0mm厚、90mm長、VG-10
●フラットグラインド・・・ヘアライン/平面・・・油焼酸化被膜
軽作業を基本的な用途としながらも多少無理がきくように考えてあります。
グラインドは切る事優先して薄く(私のと比べて)されていますが、平面で肉厚を残してあります。
コレで無理がきくようにブレード剛性を確保。
平面はデザインと多少のサビ予防もかねて、やや黒い油焼酸化被膜との2トーンカラーになっています。





〈ハンドル〉
●110mm長/ブラックリネンマイカルタ/コンシールドタング
●ヒルト、鋲/ブラス
●パイプ/ステンレス
軽量ナイフとしてコンシールドタングを採用。
フルタングと違い、タングが手に触らないのも好みになります。
タングはカシメ鋲の2コ目と3コ目の真ん中辺り。
カシメ鋲ではありますが、浮きカシメにしてあるので、抜ける事はありません。
ソングホールのパイプも同様に浮きカシメになっています。
ケンゾーナイフとしての基本コンセプトは変えずに、いろいろ試してみました。
現在も模索中です。
と、こんな感じで仕上がっています・・・といっても小刃付けとシースはまだです。
ナイフの作業が終わった時点での紹介となりました。
また、おいおいに紹介しようと思います。


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気の長い話です

2018-01-07 20:59:20 | 製作


オーダーを優先して製作しておりますが、合間に新型モデルの構想も練っています。
今回はバックカントリー系。
自家用サバイバルナイフとして使っているTRAIL-PROTO 2→TRAIL型の基本コンセプトとして
●打撃可能なコンパクトモデル
というものであります。
打撃可能モデルとして作ってはいますが、所詮サイズが小さいと打撃力も知れています。
TRAILの製作初期には、既に“ちょっと大型”も用意してありました。
ソレが完成するのに1年半ほどかかってしまい(優先順で先送り)、工夫不足な感じはしてしまいますね。



自家用TRAIL(小さい方)は過渡期のモノなので、対して見てもなんですが・・・と原型となるブッチャー。
ブッチャーは7インチあります。
ただ最近、路線変更の兆しあり。
構想も練り直しています。
軽いのです。
東南アジアのスタイルになる予定。

というのも、ククリを作っています。
半年前からですが・・・
8インチブレードのククリは6.5mm厚の鋼材を使うので、重さを確保出来る様になります。
コレがきっかけで路線変更となった次第。
ただし、ククリにはならないので、あしからず。
もう少し扱い易いモノになります・・・なると思います。


ついでにククリも。
ククリはショウSPとして計画中。
実は、昔ククリ専門メーカーとしてやっていこうかと考えたくらい思い入れがあるナイフです。
ククリも民族ナイフとしてバリエーションが多くあるので、大小様々なモノが作っていければと考えています。


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