HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

C.Q,D.-STD (Ⅲ型)

2019-09-29 21:20:32 | タクティカル


ずいぶん前からモデルチェンジを予定していましたC.Q,D.。
3型となる本モデルの1号が完成した。
●1型・・・3mm厚、100mmブレード、VG-10
●2~2.5型・・・4.5mm厚、115mmブレード、SKD-11
1型は大型ナイフのサポート用として作りました。
2~2.5型は、単体でも大体の作業に対応出来るようにデザインとサイズをを変更、デザインそのままでバランスを取り直したモノを2.5型としています。
3型はキープコンセプトとしながら安心して使えるように全体的なライン構成を変えました。



〈ブレード〉
●4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
パッと見は前型と変わらないように見えるかと思います。
ファイティング:ユーティリティ比50:50(自称)のバランスを狙うデザインはそのままですが、ヒルト(キリオン)にあたる部分は伸ばして手を滑らさないよう配慮してみました。




〈ハンドル〉
●123mm長/フォリッヂグリーンG-10
ハンドルも前型と似たような形をしていますが、全体に直線的なスタイルにしました。
フィンガーグルーヴを大きくしたのでデザインバランスとグリップ感を考えた形です。
エンド部分はシンプルにしてあります・・・とりあえず。




〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
今回はDOSロックを垂直にくっ付けてみました。
表面積が小さくなるのでバッグの中に入れ易く、見てくれもスマートなので・・・気分的といえばそんな感じです。


〈あとがき〉
パッと見は変わらないようで結構変わっている3型です。
全体的にストレートになっているので、握った感じは変わっているハズ。
とりあえず安全性に重点を置いて変更しているので、パッと手に取るような時には有利になったのではないかと思います。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちっちぇヤツのプロト完成

2019-09-22 20:58:01 | 製作

前回はデカイヤツを紹介したので、今回のはチッチェヤツを紹介します。
「早速テスト」で使っていた2種類のツールを仕上げてみました。
ストライカーはプロトタイプですが、スパナは既存モデルのバリエーション(ノミタイプ)です。


既存モデルの尖端はホローグラインドの―ドライバーで、それぞれミクロデントとストーンウォッシュの単色仕上げとなっています。
最近はストーンウォッシュのみになっていますが・・・

というわけで、区別するためにノミタイプはミクロデント/酸化のカモフラージュにしてみました。
刃も付けないノンエッジタイプ。
パラコードも付けます。
いい感じなので製品版もこのままで出す事にします。

コチラのファイヤースターター用ストライカーは問題発生?
刃付けを失敗してハデに研ぎ減ってしまいました。
スマートに小刃付けといきたかったんですが・・・まぁ自分用なので・・・アレです。
で、いろいろ考えてコレ3mm厚。
2.5mm厚に変更すれば切れるようになるので、ショウモデルは2.5厚にします。
とりあえず。

エッジドツールなのでベロクロカバーは必須。


本体90mm、カバー50×110mmのサイズなのでファーストスピア製ナイフケースに入ります。

というわけで、実用性の向上に向けて調整中。
L.E.M.S.S.に展示する予定・・・にしておきます。
そういえば旧ストライカーは2.5mmだったような・・・



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SHORT AXE 2号

2019-09-15 21:08:55 | バックカントリー


このオノを企画して1年半ほど経ってしまいましたが、完成しました。
バックカントリーアックス2号であります。
1号ほベッドの後ろがスパイク、今回の2号はハンマータイプとなっています。
もともとカスタムオーダーでほなかったものの、ナイフショウで製作途中を展示していたところを予約となりました。
11月のサクラブレードで、オーナーが来場するまでの間の展示になります。



〈ヘッド〉
●6.5mm厚、90mm刃長、刃~ハンマー先170mm、SKD-11/ミクロデント処理
片手用オノとして設計していますが、ダニエル.ウインクラーのオノで車を壊す動画を見て→欲しいな~コレ→作るか!→1号完成。
1号見たお客さんから「2号はハンマーだよね?」→2号完成。
つまり、車の鉄板や家の木のドア破るといったレスキューツール的なオノであります。







〈ハンドル〉
●280mm長/ブラックリネンマイカルタ
●スリングスイベル/SKD-11/ミクロデント処理
ヘッドからのライン構成を少し変えたくらいで、ハンドルは基本的に1号と同じです。
問題は、スリングスイベルの確保でした。
マグプル社製。
実銃パーツで品数が少なく、吟味したら構造的に無理があるのが判明→企画~断念するまで半年かかった・・・
で結局自作する事になります。




〈カバー〉
●3mm厚カイデックス
1号はスパイクなのでフルカバータイプでしたが、2号はハンマータイプなのでエッジ部分のみのビキニタイプになっています。
コンパクトになっているのは、外した時にポケットに入れて失くさないようにするためです。



〈まとめ〉
このオノはスリングで吊って運ぶといったコンセプトで製作しています。
エアガン用ミリタリータイプのスリングが付属します。
オモチャ用とはいえ、3Kgは支える事が出来るハズなので、十分な強度はあるのかと。
スイベルも邪魔にならない・・・ハズですが、必要なければ外せるようになっています。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

S.O.F.-7.5"改(仮)

2019-09-08 21:05:29 | 製作


昨年のL.E.M.S.S.で展示しましたSoldier Of Fortune 7.5インチモデル。
いろいろ都合がよろしくない方に転んでしまい宙に浮いておりました。
気が乗らない在庫というヤツ。
数が望めない私としましては、今年の12月にそのまま展示という手もありましたが、面白くない。
気に入っていない部分もあるので、リニューアルしてみました。
2018.12.9「また、まとめて紹介」で原形が載っていますので参照。

ブレードはそれほど変わってないように見えると思いますが、背中側を約1mm削っています。
既存のナイロンシースに合わせたので、やや幅広い印象でした。
気持ちだけでも細くしてみました。
アウトラインも気になる部分があったので、修正しました。

大幅に変更したのはハンドルです。
マイカルタはそのまま使用。

すぐ分かるのは横側を大きくエグッた部分とフィンガーグルーヴかと。
シングルフィンガーグルーヴにしておけば無難なところを、思い付きでダブルフィンガーにしてしまいました。
シングルではありきたり感はいがめませんが、ダブルならナウい感出るのではないか?て考えたわけです。
上手くまとまるかは賭けでしたが・・・

背中のギザギザも通常は鋼材のみでハンドル材はそのまま。
横スベリに対して効くように考えたものです。
今回のリニューアルではマイカルタまで施しました。
コチラは前後に対してのスベリ止めになります。
マイカルタまで施す事で、大人しいと言われていたデザインも、“ちょっとタクティカルなイメージ”になったのではないかと思います。

基本的に尻はそのまま。
ガード部分(ハンドル前側)とソングホール下側に鋼材との段差を付けてみました。
実用効果はありません。
ちょっとクールな感じを狙っています。
サンドブラスト仕上げにしてありますが、途中チェックのためで最終仕上げは未定(多分ブラック)完成はL.E.M.S.S.・・・
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早速テスト

2019-09-01 21:06:12 | 日常

先週紹介したツール共ですが、コレ系は焼き入れをすれば使えるので、(機能だけなら)暫定ブラスト仕上げでフィールドに持ち込んでみました。
今年はあまり行けてない〇ンコ沢。
魚捕りがてら・・・とか考えていたら雨降ってます。
大雨がつづいたので、台風の時と変わらない状況です。
それでも何回か手を突っ込んでいると

よくいるヤツ。

たまにいるヤツ。
見かけたのはカエルだけ。
さっさとテストした方が賢明か・・・


さて、その本題その①スパナです。
機能的には従来型の―ドライバー型(ホローグラインド)でも用は足すと思います→刃を付けるように研ぐ。
これで基本的に同じですが、今回のバリエーションはコンベックス状になっているので、耐久性が違ってくるかと思います。



流木を拾って打ち込みます。
雨が降っているので、出来るだけ濡れていない木を選びました。
やはり石でバトニング。

とりあえず正四角形的にやってみます。

20分程経過。
半分掘ったくらい。

更に15分経過。
あまり変わらない感じですが、ほぼ貫通しています。



で、貫通。
出口側が割れてしまいましたが・・・

貫通した後に縦長にしました。
ここまでで40分くらいかかっています。

その穴に石を突っ込んで石ハンマーを作ってみました。
使えるか?

スパナを石ハンマーで叩いてみます。
3~4回叩いたところで木が折れてしまいました・・・ガックリ。
と、今回の道具は失敗ですが、穴は開きました。
目的は達成という事で。
応用としては、ヒモが無い時に木と木を組み合わすという使い方です。

本題その②はコーヒータイムにて。
晴れていればネイチャーストーブで薪に着火と行きたかったところですが、あいにくの雨。
アルコールバーナーの液体燃料には苦もなく着きました。
火花の飛びは、まずまずといった感じです。

コレは刃が付けてあるので軽く削ってみました。
複合型なので何かと使えそうな気がします。

2種類のツールを軽くテストしてみました。
とりあえずの性能はありそうなので、秋のナイフショウには展示する事にします。
スパナ4本焼き入れ済み。
ストライカーはこれから製作といったところです。
ちなみに、この2本は私のオモチャになります。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする