HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

SAKURA-BLADESHOW 6th

2016-04-24 20:52:24 | ナイフショウ

先週末行って参りましたSAKURA-BLADESHO 6th。
14日から起きている九州の地震とダブってしまい、本来楽しいはずの時間ですが、心底から楽しめる状況ではありませんでした。
被災された皆様には慎んでお見舞い申し上げます。
ともあれ、何点か気になるモノがあったので紹介します。


〈自分〉
証拠写真みたいなもんですね。


〈並木実潤〉
今回、出展予定をされていて急逝された並木氏の追悼テーブル。
スチームパンクというスタイルのナイフは興味深く、話してみたいと思っていました。



〈鉄の城〉
コレクションの展示、同人誌販売のテーブル。
そこに“本物クーパーナイフ”を発見。
手にしたのは20数年ぶりですが、ボディー剛性の高さが懐かしい。
感触というのは意外と忘れないもんですね。
そして“コラ”。
古代インド刀を縮小製作したモノだそうで。
コラはククリナイフ(刀もありますが)が生まれる前からあるインド刀。
実はコラ、作ってやろうかと考えていた時期があり、サイズ的にもこんな感じだったので、やられちゃった感が強かった・・・
さらに、このテーブルに集まった人達はコラの事も知ってるので、独り占め作戦は水泡に帰するのであった。


〈加藤四龍〉
デイトナ.ソルトウォーター.チューンというフィッシングナイフ。
スマートなデザインに独自のアイデアが組み込まれている。
シンプルで機能性が感じられるナイフです。


〈ロックエッヂワークス〉
我が宿敵のロックエッヂワークス。
以前、私が“L.E.M.S.Sの研き番長”と紹介したのでもっと磨いてやった!と申しておりました。

〈今回は・・・〉
主催のNEMOTO WORKS、菊さんとこは他のブログやホームページで紹介されていると思うのでマイナーで面白そうなビルダー、ナイフを紹介しました。
写真も急いで撮ったのでブレていますが、悪しからずという事で・・・


コメント (2)
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PATHFINDER

2016-04-10 20:32:25 | ブッシュクラフト
来る4月16、17日
東京都千代田区内神田
内神田東誠ビル フォーラムミカサエコ 7Fホール
で開催される
SAKURA-BLADESHOW 6th
に参加します。
お待ちしております。
来週は移動中につきお休みしますので悪しからず。



このナイフ、自分ではシース無しの展示品として持って行くつもりでしたが、シースの委託先がやると言ってくれたので品物として間に合いました。
お陰さまで助かってます。
で、このナイフはブッシュクラフトカテゴリーの多様性の拡大を狙ったマウンテンマンスタイルのパスファインダーなるモノです。
バックカントリー直系のタクティカル性を持たせたブッシュクラフトとして考えたモノです。



〈ブレード〉
●130mm長、4.5mm厚、SKD-11/酸化処理
グリーンリバーナイフをマウンテンマン風味で味付けてみました。
フラットグラインドは肉厚を残しているのでコジったりするには多少強いかと思います。
ナイフの性格的には、まだ薄刃でも良かったかも。



〈ハンドル〉
●105mm長/ナチュラルリネンマイカルタ
短いハンドルはしゃがんだ時等に体に当たらない工夫と推測し、採用しました。
重量バランス的にもニュートラルな感じにしたかったのもあります。
短さから握り辛いと感じるかも知れませんが、全体重量が軽く、ハンドル材より前にスベリ止めを配置して対応しました。



〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
基本設定のテックロック仕様です。
ブッシュクラフト定番の火打ち石ホルダーは今回は無しにしました。
ベルトキットとして汎用ポーチ等に入れる設定です。


〈あとがき〉
オーソドックスなブッシュクラフトとは一味違った路線のナイフを作り、多様性を高める事で将来的に“別の何か”を作り出すキッカケになるモノとして民事タクティカル型ブッシュクラフトを作り始めました。
何かオモシロイモノが作り出せれば正解だった事になります。
今後もお楽しみ頂ければ幸いです。


〈ところで〉
出展を予定していた
●C.Q.D-STD/レイデント/アースブラウンG-10
ですが、何かのフォースが働き出展不可能となりました。
代替えとして
●C.Q.D-STD/酸化/ブラックG-10
を用意しました。
では、フォースと共にあらん事を。



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参考までに

2016-04-03 20:47:13 | トラディショナル
来る4月16日、17日
東京都千代田区内神田
内神田東誠ビル フォーラムミカサエコ7Fホール
で開催される
SAKURA-BLADESHOW 6th
に参加します。
16日(土)13時~18時
17日(日)10時~16時
お待ちしております。



以前、お客さんから古典的シリーズを展示してみたら?と言われた事が有りまして、参考までに出してみる事にしました。
この個体は随分前に作ったモノなので参考品扱いとしました。
今は自主製作品としては時間と手間がかかり過ぎてオーダーのみという状況です。



〈ブレード〉
元々、私はランドールナイフが好きでして、実用アウトドアナイフとして真似から始めていましたが、ネルソンクーパーナイフの艶やかさにも惹かれ、合体ナイフとして出現したのがこのタイプです。
●鋼材・・・127mm長、4.5mm厚/AUS-6
この時代は鋼材もランドールにリスペクトすべくランドール/440Aに対してAUS-6を使っていました。
RC硬度55~56程度。
現場で研ぎながら使うタイプのナイフです。



〈ハンドル〉
●ヒルト、装飾材・・・ニッケルシルバー/赤ファイバースペーサー
●ハンドル材・・・ブラックリネンマイカルタワッシャー
●尻材・・・A7075
オーソドックスなスタイルですが、当時はマイカルタブロックを入手する手段を持たなかったので考えた末にマイカルタをリング状にして重ねていく方法を考えました。
この方法で輪切りの間に薄ニッケル等を挟みネルソンクーパー風にする事を思い付きます。
尻材は超超ジュラルミンは6061との選択でしたが、決めては最強という言葉です。
響きがいいですね。



〈シース〉
●カイデックス/ナイロンベルト/右利き仕様
当時は既にカイデックスシースが選択可能で、実用面からカイデックスとしました。
古典的ナイフに対してナイロンベルトにする事で雰囲気を損なわない様に配慮されています。


〈あとがき〉
元々、保管していたモノを引っ張り出して並べます。
アウトラインが不安定と見られるか味と見てもらえるか分かれるところと思いますが、一応値札付けておきます。
よろしければ・・・

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