HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

PERSONAL.DEFENSE

2019-06-30 21:13:15 | タクティカル


先日のナイフショウ、T-OD Gear Spotにギリギリ間に合ったくらいで十分紹介出来ませんでしたので、仕切り直しのネタになります。
モデル名パーソナル.ディフェンス。
以前に作られた“エージェント.オレンジ”のバリエーションになります。
ついでに、エージェント.オレンジ(私物)もパーツを変更しました。
コキ使ってボロくなったので、O/Hも兼ねてのデザインテストをしてみました。





〈ブレード〉
●3.0mm厚、90mm長、VG-10/ストンウォッシュ仕上げ
●ホローグラインド
ミリタリーテイストにしたかったので、ややアグレッシブなスタイルにしてあります。
ブレードには平面ご残っているので重量バランス的に適度な前方。
私の個人的な好みではありますが・・・
サムノッチはアンビタイプ。






〈ハンドル〉
●120mm長/フォリッヂグリーン G-10
●ライナー、背中のパーツ(背骨と呼ぶ)とか/焼き入れ420J2
背骨にはオレンジ(サクラブレードショウ10thモデル)と同じ細い線の滑り止めが施されています。
尻の方はクラッシャー気味に。
ブレードを閉じた状態ではコントロールデバイスというのがコンセプトです。
オレンジ(私物)はデザインテストと軽量化も兼ねてツーピースにしてあります。
他に
●背骨の滑り止めを小丸タイプに
●少し尻を出して見た
以上の変更から、かなりイメージが変わりました。



〈あとがき〉
本作は復活から2本目、古から4本目となります。
このシリーズではベアリングは入っていません。
ハードに使った時に破損の原因になるというのが理由ですが、その為やや動きが重いというのも事実です。
何処で動きと強度をバランスさせるかというのも考えどころです。

コメント (4)
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T-OD Gear Spot

2019-06-23 21:18:04 | ナイフショウ

先週、行って来ましたTactical OutDoor Gear Spot。
初開催のナイフショウで、今までと違い、革バッグやタクティカル装備(ガンホルスターやナイトビジョンアタッチメントとか)の他業者との合同展示会です。
初開催、初めての場所(多分)という事で、人来るか?的な不安と新しいお客さんという期待もありのナイフショウ。
フタを開けてみれば盛況で、初回としては大成功と言える内容でした。
で、事情もあり、全員紹介という訳にもいきませんが、こんな感じで・・・す。



〈Rock.Edge.Works〉
今回のナイフショウの主催。
ボディガード国際エージェントとしての経験を生かしたナイフを製作。
ファイティングナイフが多い印象ですが、ハンティングナイフも作っていました。





〈私のところ〉
なんとか隙間を埋めるのに成功。
ギリギリ間に合ったフォルダーは後日紹介します。


〈NEMOTO-KNIVES〉
ご存知根本ナイブズのお二人。
いつも主役なので、今回はこれだけ(やっかみ含む)。




〈KING FELIX〉
革とナイロンを組み合わせたバッグを展示。
私的にミリタリーナイロンバッグは馴染み深いですが、カジュアルなセンスは新鮮でした。




〈笹山製作所〉
今回初出展の笹山氏。
高硬度の鋼材を使い、デザインもシャープ。
実直な取り組みが感じられる作りです。




〈STD WORKS & C-Tours〉
アクセサリーを中心に展示。
ペンダントにもいろいろな使い方がありまして、いろいろ説明してもらいました。




〈NIGHTHAWK EDGE〉
ファイティング、コンバットサバイバル系を中心に展示。
私の大好物ランドールM14たいぷが好印象。
ガンブルーも深みと艶のある深い色が出ていました。




〈Matrix-AIDA〉
ナイフ製作の材料を中心に展示。
私もお世話になっております。
ピカピカ過ぎる包丁は、周囲に溶け込んで外形が分かりません。

な感じでした、ご来場の皆様、出展の皆様お疲れ様でした。
次回もよろしくお願いします。


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まとめて紹介 T-OD編

2019-06-09 21:09:38 | ナイフショウ
あっという間に1週間後になっていましたT-OD Gear Spot。
池袋サンシャインシティ5F
サンシャインシティ コンファレンスルーム 第3会議場
開場11:00~16:00
ご来場お待ちしております。

という事で、まとめて紹介の時間です。


〈SINGLE.TRACK〉
先週のヤツ。




〈TRAIL-STD〉
●ブレード・・・5.5mm厚、130mm長、SKD-11/酸化処理
●ハンドル・・・115mm長/ブラックリネンマイカルタ
●シース・・・カイデックス/DOTSロック仕様
タクティカルサバイバルというコンセプトをバックカントリーとしてカテゴライズ。
そのカテゴリーのユーティリティナイフが“トレイル-スタンダード”となります。



〈HIKER Ⅱ SP〉
●ブレード・・・4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ハンドル・・・115mm長/ブラックリネンマイカルタ
●シース・・・ファイヤースターター付きカイデックス/DOTSロック仕様
ブッシュクラフトナイフとしてオーソドックスなスタイルを踏襲。
STDはフルハイトフラットグラインドですが、この個体はヨーロッパ風スカンジグラインドに似せたショウSP。
小刃付け。





ウォレットトマホークのショウSPとして単体で作っていましたが、コレは4月のサクラブレード用に作ったモノ。
ハンドルを部屋に置き忘れて展示出来ず。
期待されていた方、すいませんでした。
今回は“カニ”とセットで展示しますが、単体でも可。



〈NANO.DEBA-STD〉
●ブレード・・・3mm厚、60mm長、VG-10/ストンウォッシュ仕上げ
●ハンドル・・・60mm長/デザートアイアンウッド
●シース・・・カイデックス/DOTSロック仕様
1号・・・カスタム、2号・・・カスタムハンドル(スタンダードスタイル)、3号のコレはSTDモデルとしての主な仕様となります。

あとは、いつもの小物がいくつかありますが・・・
なんとか出来上がりました。
例によって来週は移動中のため、お休みします。
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Single.Track

2019-06-02 21:07:08 | バックカントリー
6月15日(土)に開催される
T-OD Gear Spot に出展します。
池袋サンシャインシティ 5F
サンシャインシティ コンファレンスルーム 第3会議場
開場11:00~16:00
ご来場お待ちしております。



随分前から作ってはいますが、オーダーナイフ優先するので今頃完成。
T-ODに出展が決まり、タイミング合わせました。
打撃優先のアウトドア/サバイバル.タクティカルナイフをバックカントリーというカテゴリーとして提唱しています。
そのカテゴリーで既に完成しているTRAILというモデルがありますが、ユーティリティなサイズの為、打撃に関して説得力に欠けるところがありました。
で・・・



〈ブレード〉
●5.5mm厚、155mm長、SKD-11/酸化処理
最初のイメージではTRAILのロングブレード化、的なものでしたが、だいたいブレードがイメージよりも軽くなってしまいがち。
そこで、北米捨てて東南アジアにGo。
マレーシアのジャングル刀“パラン”(PARANG)を6インチブレードで作る事になります。




〈ハンドル〉
●115mm長/バーブワイヤーマイカルタ
いつものブラックリネンマイカルタをザラザラ仕上げにしようかと考えていました。
偶然入手したバーブワイヤーに変更です。
●ナイフのスタイルに合っている
●色気を出してみた
という理由です。
仕上げも素材に合わせて、つや消しバフ仕上げとしました。
あまり出回っていない材料なので、おそらく入手出来るのは今回のみと思います。





〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
いつもの前側クロスドロー設定。
今回はサイズの割りに(というほど重いナイフではありませんが・・・)2mm厚のカイデックスでチョコレートカラーを選択。
剛性は高いので不安感はありませんが、なにより色が選べます。
あと、シースが軽いというのもポイントです。


〈あとがき〉
実はこのナイフ、昨年末のL.E.M.S.S.の課題ナイフとして製作した“SHORT.BOLO”の原型です。
元ネタが今頃になって出来たのかね?とか言わないように。
とりあえず、T-ODに間に合った・・・のだ。

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