HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

作業難航につき

2023-11-26 21:09:47 | 製作

優先すべき作業にトラブルが発生して、先に進めない状況になっています。
トラブルに対応している間に、別の作業を進める事になります。
2本共ナイフショウ用になりますが、冬の間に出せるかは微妙なところです・・・

〈BOLO〉

フィリピンスタイルのジャングル刀を意識してデザインしました。
ブレード長205mm。


鋼厚は5.5mm。


ハンドル長は130mmくらい?
コヨーテブラウンのG−10を使用しています。




ハンドル材の厚みがあまりないので、幅広なハンドルデザインになっています。
厚みのある(幅狭)ハンドルは、手の中で回る場合があるので“当たらない”ナイフと呼ばれてしまいます。


サイズ感はこんな感じ。
かなりブレード側に重心がありますが、ナタほどではありません。

〈GREEN RIVER〉

グリーンリバーはよく作るタイプのナイフです。
私のイメージするグリーンリバーはネスマックスタイルなので、ちょうど上のボロを小さくしたスタイルのナイフが多いのですが、今回はオーソドックス、ストレートな姿勢のナイフになっています。
ブレード長130mm。


鋼厚は4.5mm。
ギザギザ付けようか検討中。


バーラップマイカルタを使いました。
ハンドル材の厚みは、程よい具合だったので、素直に甲丸に削りました。
尻はやや出し気味。


サイズ感はこんな感じ。
重心はハンドルより少し前くらいです。
ブレード先端にはスエッヂ(太面取り)の予定。


デザインは同時期にしているので、ナタ的スタイルとユーティリティスタイルとの使い分けを意識しました。
そのため、ブレードからのつなぎを角度を変えて差をつけてあります。













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小物系進捗状況

2023-11-19 21:51:00 | 製作

〈W.クリーバー〉
W.クリーバー(プロトタイプ)を川原で使ってみたところで、スタンダード化に際して変更カ所を考えてみました。
出来上がったデザインがコレになります。
すでに焼き入れまでしてあり、サンドブラストまでかけた状態まで進んでいます。
スタンダード版の正式リリースは12月にある(はずの)サクラwebショウになる予定。
で、何をどうしたかというと・・・

変更は2カ所。
頭のツノとハンドルの太さ。
ハンドルとはいうものの、指掛けなんですが、ハンドルとしておきます。
ハンドルを太くする事で保持しやすくなりました。





ツノは、バトニング時に打つ方の木に刺さってしまい、使いにくいというと事がありました。
この形にした理由は



バトニングの際に角度を変えて打つ事が出来るように考えたからです。
W.クリーバーは切る事優先のツールですが、基本的な作業は一通りこなせるようにしました。




〈ランブラースタンダード〉
コチラも同時進行中。
コレはまだ焼き入れ前の段階ですが、作業はほぼ終了しています。






〈STROLLER〉
ミニブッシュクラフトも形になっています。
焼き入れ前の段階。
STROLLERは散歩する人。
お気楽に使えるようなナイフになっています。
ちなみに短いですが、E.D.C.出来る長さではありません。














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川原でチェック 其の2

2023-11-12 21:42:38 | 日常



本来なら先週まるごとのネタでしたが、長くなってしまったので2週に分けてのネタになります。
今週ネタはウォレットクリーバープロトタイプの使用感。
名前にあるようにサイフ(やカードケース)に入るサイズのナイフです。
とりあえずパッケージングしてみました。
⚫ウォレットトマホーク
⚫ウォレットクリーバー
⚫小ライト
⚫ファイヤースターター
⚫着火材
⚫常備薬
⚫バンドエイド(後で追加)

この中に入っています。



前回のクナイはWトマホークの代役として使いました。
もちろんコンセプト(サイズ)も違うので、同じようにはいきませんが・・・



Wクリーバーも同じような事もこなせます・・・が、鋼を切り用として2.0mm厚にしたので、あまり向きとはいえません。



こうゆう使い方をするように考えました。
こうゆう使い方はWトマホークには出来ません。
バトニングに使った木にあいている穴は背中のスパイクの跡・・・刺さるのです。

このファイヤースターターはオイルなしのライターと同じ。
イザという時は着火材を使った方が手っ取り早い。
石(やナイフの尻)で潰すと汁が出てきて着火しやすくなります。



というわけで、プロトタイプを使って具合を見てみました。
気がついた事として
⚫ツノが邪魔
⚫ハンドルが細い
というところが気になりました。
気になったところはスタンダードモデルで対応する事になります。













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川原でチェック 其の1

2023-11-05 22:05:32 | 日常




今年も、あっという間に川原チェックの季節になってしまいました。
1回目の川原行・・・いつもテストとは限りませんが、知人ナイフメーカーが製作したナイフ“クナイ”を使ってみる事になりました。
せっかくなので、出来たてホヤホヤのウォレットクリーバー(プロト)も使ってみます。



このクナイは、すでに製作者が強度テストをしているので、使ったフィーリングに重点をおいて見る事にします。
ブレードは凝った造り、多面に削られています。
サイズ、バランスは良い感じ。
重心はブレード寄りですが、前過ぎないので軽作業に向くバランスかと。
ただし、ブレードがハード仕様なので、切るよりぶっ叩くに向くタイプです。
コンパクトサバイバル系。




いつものバトニングには十分。
取り回しがいいのもポイントの1つかと。

試してみたかったのが、タントー型ブレードのセカンドポイント。





横に寝かした木にも、思いの他くい込みました。

尻のリングは抜く時に役立ちました。

ファーストポイント?も木にくい込ませ、手でグイっとひねったりする時も遠慮なく出来ますが・・・

木の棒を差してグイっとやる方が文明的かと。

という感じでフィーリングチェックをしてみました。
⚫サイズ、バランスは必要にして十分。
⚫タントー型ブレード
⚫尻のリング
も応用して使えるデザインという事も判明。
私的に、このナイフサイズのツール的なモノは特に気にしていませんでしたが、思った以上の使いやすさに関心した次第。
おりを見て作ってみよかな・・・的な気になりました。

本来ならウォレットクリーバーのレビューをしてから紹介するつもりでしたスタンダード型。
長くなったのでレビューはまた来週になりますが、すでに作り出しが出来つつあるので、とりあえず・・・
























コメント (2)
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