HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

定番の鉄板ネタ

2021-04-25 21:45:24 | 製作

とある事情により製作に遅れが出てしまっているので、その中間報告と新型ツールを紹介しようと思います。
ナイフはオーダーのC.Q.D.-STD Ⅲ。
3本同時進行で、ある程度からは1本ずつ作っていく事になります。



今日は1本目のグラインドが終了しました。
1本の作業としてはほぼ終わりで、マーク入れと細かな調整をすれば焼き入れ前の作業は終わりです。
残りの2本も同じ手順で進めていきますが、焼き入れへはまとめて送ります。



で、コチラが新型のツールです。
コレはサバイバル/ブッシュクラフト時に穴を掘るスティック(木の棒)の先っぽに取り付けるパーツで、スコップと思ってもらって問題ないモノです。
既存のWalletTomahawkと似たようなものですが、サイズ以外に
●土を掘るのでエッヂは付けない
●片刃のグラインド
●U字カンの取り付け方法が違う
という違いがあります。

W.T.の取り付け方法。



新型ツールの取り付け方法。
外側に引っ掻けているだけですが、U字カンにスティックを差し込んで掘る道具にするわけです。

また変なモノを考えてしまった・・・ビジネス的にどうか?と問われれば
●スコップ買った方が安くて便利
と答える事になるでしょう。
しかし、考えて作って何かの糧になるのなら、無駄にはならないと思います。







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HIKERⅡ 焼き入れ前

2021-04-18 21:54:08 | 製作

先週のSAKURAウェブナイフショウに参加された方々、お疲れ様でした。
実際のナイフショウがしにくい事態の中で1つの流れが出来たかと思います。
今後も参加したいと思っていますので、主催のNEMOTO KNIVES様、これからもよろしくお願いします。
で、今回はブッシュクラフト系3サイズの中モデルを作っています。
サイズ分け/方向分けとして
大)キャンパー・・・ブレード長を生かしたスライサー方向
中)ハイカー・・・シリーズの核となるモデル、ハードな方向
小)ランブラー・・・軽作業用
と分類し、さらにはブッシュクラフトとサバイバルナイフとの違いについては
●サバイバルナイフ・・・ナイフ1本で多様な作業に対応
●ブッシュクラフトナイフ・・・ハードな作業はオノやノコギリを使うので、ライトな方向(フィールドナイフとして最低限の強度は確保しつつ)
というのを作り分けの基準にしています・・・今のところ。
ハイカーは、3サイズの中で最初に作ったモデルでシリーズの基準としていましたが、3サイズ揃いつつあるので、立ち位置の見直しをしようと思いました。

ハイカーⅡは、最初フルハイトフラットグラインドで作っていました。
今回はセーバーホローグラインドにしています。
肉厚が残っているので、重心もブレード側にあります。



ハンドルスタイルはそのまま。
基本モデルはブラックリネンマイカルタを使います。
ハンドル長は115mm。
肉厚のあるハンドル材を使っているので、力が入りやすいかと思います。



ブッシュクラフト系シリーズとして、中核となるモデルの立ち位置を見直しています。
3サイズのコンセプト分けをするためで、サイズ的な適正を考えて中モデルはサバイバル色を強くしてみました。
考えた通りの作り分けが出来ればいいのですが、これは数を作っていかなければ分からないところでもあります。



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SAKUR BLADE WEB SHOW

2021-04-10 10:16:27 | ナイフショウ

都合によりギリギリ間に合いました。
展示品は4点です。
無料ブログにより、直接価格表示は出来ませんので、下記のアドレスです連絡お願いします。
●hellhound-knives@docomo.ne.jp
問い合わせだけでも問題ありませんのでよろしくお願いします。

〈ランブラーT.W.R.〉お店に売れました
●鋼材SKD-11、3.5mm厚
●ブレード105mm
●ハンドル105mm
●レザーシース
前回紹介したブッシュクラフトナイフです。
詳しくは前回参照で・・・











〈ミニ スカウト〉売れました
●鋼材4.5mm、SKD-11
●ブレード105mm、ミクロデント処理
●ハンドル材ダークグリーンリネンマイカルタ
●ハンドル長105mm
●カイデックスシース/DOTSロック仕様
ランブラーと同サイズですが、ハード仕様になっています。














〈キャンパー ショウSP〉お店に売れました
●鋼材SKD-11、4.5mm厚
●ブレード長140mm、ストーンウォッシュ仕上げ
●ハンドル長115mm、ナチュラルリネンマイカルタ
●レザーシース
グリーンリバーナイフをベースにしたブッシュクラフトナイフです。
食材を切るのが中心ですが、サイズを生かした作業が出来ます。
基本的に軽作業用です。
ストーンウォッシュ仕上げは、ややトーンを落としたグレーな感じにしてみました。
















〈カパ.ケシル〉売れました
●鋼材SKD-11、5.5mm厚
●エッヂ53mm、ミクロデント処理
●ハンドル材ダークグリーンリネンマイカルタ
●ハンドル(マイカルタのみ)長130m
●全長190mm
●カイデックスシース/DOTSロック仕様
マレーシアシラットで使われる戦斧。
ハンドル後部のスパイクが特徴。
シースは本来ありませんが、モダナイズドモデルとして設定しました。
水平に装着して上に抜くようになっています。




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RAMBLER-T.W.R.

2021-04-04 22:13:39 | ブッシュクラフト



来週の土日となりましたSAKURA-WEB KNIFE SHOWに参加します。
10、11日の2日間で10時~17時が期間となりますが、写真等はそのまま掲載したままにしておきます。
という事で、ショウSPモデル” RAMBLER-Tapio.Wirkkala.Respect.が完成しました。




〈ブレード〉
●3.5mm厚、105mm長、SKD-11/ストーンウォッシュ仕上げ
ブレードスタイルはプッコナイフを基本としていますが、全体的に直線的なフォルムなので、ブレードラインも直線を意識したものになっています。
刃先の強度を優先しているので、自然刃ではなく小刃付けにしてあります。
肉厚はあるので、自然刃も有りかと考え中。








〈ハンドル〉
●105mm長/ブラウンキャンバスマイカルタ
特徴的なハンドルを特徴を残しつつアレンジコピーしています。
ネイティブなプッコナイフでは直線的ではあるものの、ハンドルには丸みがあるものですが、このスタイルでは直線(ほぼ)で構成されており、他とは一線を画すモノになっていました。








〈シース〉
●レザー/水平装着型
薄い色のハンドル材を使う場合、ナチュラルレザーのシースを合わせています。
時間が経てば良い色合いになっていくと思いますが、黒シースも捨てがたいので、おいおい合わせる場合もあるかと・・・
横型なので、ナイフはややきつめに入ります。


〈あとがき〉
このナイフはプッコナイフを意識した頃から他のモデルと違うスタイルだとは思っていたナイフをアレンジしたモノです。
このスタイルを作るにあたり、少し調べてみたところ、フィンランドを代表するデザイナー、タピオ・ヴィルカラ(1915年6月2日~1985年5月19日)のデザインであると知りました。
工業デザインから紙幣や記念切手等も手掛けたそうです・・・ウィキペディア等より
北欧デザインはシンプルで実用的なモノが多くありますが、なるほどと思えるデザインです。
リスペクトモデルなので、フルコピーではありませんが、雰囲気は出したつもりです。
昔から気になっていたナイフなので、ショウモデルとして定期的に作りたいと思っています。






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