HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

続・ちょっと外出

2022-02-27 21:38:44 | 日常



「ちょっと外出」した時に行ったテストですが、まだやり足りなかったので追加のテストを行いました。

エッヂは研ぎ直さずにそのまま続行する形です。
・・・が、実は完成時の刃付けでは切れない状態で、カッコだけの刃付けでした。
とはいえ、主な目的はチョッピングなので、まぁいいか的な価値観です。



というわけで、今回も合同テスト。
川原を歩いて倒木を発見。
本来ならオノの出番です。
ちなみに、このナイフの想定では、この太さの半分くらいです。





オノを使うサイズなので時間計測はなし。
とにかく切りきる事を目標にしました。







だいたい20分くらい経ったでしょうか?3/4くらい切ったところで小指の皮が剥けてしまいました。
尻の鋼むき出しの角です。
今までは長いブレードのナイフでも軽く作ってきたので、このような現象は起きなかったのですが・・・
とりあえず続行。
最後は自重で落ちるまでは切りました。



という事で、飯タイム。
最近マイブームの火口を作り・・・



マキは「ちょっと外出」の残りモノ、ワンパターンなバトニングは省略。
飯も簡単なタイプにしました。



それでもなお、マシュマロは外せない。
勝手に黒くなっていくのはなぜ?と思っていたら燃えていました。
マシュマロ焼きも結構難しい。

というわけで、この2回で一通りのテストを行いました。
今回のチョッピングテストはブレードではなく、ハンドル形状の確認です。
無理やりなテストですが、欠点を洗い出すのには手っ取り早いかと。
●尻の角を丸くする
と、こんな感じで。










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SHORT BOLO VN 6"

2022-02-20 21:26:26 | バックカントリー



しばらく前に作ったショートボロ ベトナムスタイルの2号が完成しました。
1号は8インチブレードでしたが、今回のは6インチ。
短くはなっていますが、打撃力は十分かと。
使いやすさを優先した結果、なんとなく日本のナタに見えなくもないとか?






〈ブレード〉
●5.5mm厚、155mm長、SKD-11/ミクロデント処理
ジャングル刀としては、もう少し薄くても(かつ長くても)いいところですが、短いブレードなので厚みをキープ。
先端はファルスエッヂになっています。
刃は付けていませんが、尖っているので土が掘れます。
土を掘った時に木の根が出てくる事もあるので、切断出来るようにも考えました。






〈ハンドル〉
●125mm長、ブラックリネンマイカルタ
1号は真ん中あたりが凹んだタイプのハンドルでした。
この2号では、真ん中あたりで段つきタイプに変更。
形を変えてみても握りの制限しないように考えてあります。
尻はちょい出し。
尖ったナイフでは、尻で何かを叩く事が主な目的になると思いますが、コレは土を掘った時に木の根があった場合、尻を叩いて先端で切るという使い方をします。






〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
いつものクロスドロウ設定ですが、今回はこの装着方法に合わせたブレード長を考えて6インチブレードにしてみました(実験中)。
ナイフのバランス、シースとの兼ね合い、装着方法とトータルでのバランスを考えてきた中で、結構いけてるのではと思います。


〈あとがき〉
6インチブレードのナイフというのは、昔からバランスがいいと聞いています。
重いナイフでもバランス的に破綻していないようです。
唯一、デザイン的にベトナムイメージが薄れて日本のナタに見える・・・とか思ったいたものの、見慣れたら結構雰囲気出てるかも・・・





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ちょっと外出

2022-02-13 21:26:14 | 日常

ここ最近、工房ネタが多かったので、気分転換に川原に行ってきました。
ちょっとコーヒー飲みにですが・・・

今回は仲間と一緒に新型プロトを使ってみました。
デカいヤツ。
用途的に噛み合わないタイプですが、そこはアレという事で・・・

時代に合わせて道具を使います。
合同テストではありますが、それぞれ別々でのリポートになります。
情報は共通なので、近いモデルを作った時に生かす予定。



チョッピング目的なので、分厚く重いナイフにしてあります。
プロトなのと、バトニングでは叩く棒が軽くもあるので思った以上に割れませんでした。
●もっとグラインドは薄くしましょう
ブレードの背中側も尖っているので叩く棒にもダメージあり。
何を重視するかなので、ここはそのまま。

刃に食い込ませて石に叩きつけた方が正解です。
●ハンドルは長くする予定





マキ割り終了。
フェザースティックなど考えていないので、刃を横にスライドさせて火口を作ります。

こんな感じ。

そして、いつものコーヒータイムならここで終わるところですが

串、作ってます。



仲間が持ってきたマシュマロを分けてもらいました。
ガキの頃に“生マシュマロ”は食べた事はありますが、焼きマシュマロは初体験。

プ・プロトカルチャー!!!←知ってます?
この瞬間オレは真のアメリカを知った・・・

今回は衝撃のコーヒータイムとなりました。
テスト結果は正規型を作る時に生かす予定です。
それより、サバイバルパックの中にマシュマロを入れようか検討しなくては・・・













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ついでに小型タイプを

2022-02-06 21:40:20 | 製作

前回はバックカントリー系中型モデルの方向性を紹介しましたが、同時に小型モデルの発展型も考えています。
このカテゴリーでは、アメリカの移民時代のイメージでデザインしています(他のタイプもありますがおいおい)。
小型モデルは自分でウン〇沢で使っているタイプなので、体験から変更するところを考えました。
私物は現行型のプロトタイプなので、正規型とは少し違いますが・・・
右から私物、正規型のゲージ、新型プロト。

現行型はセミスキナータイプですが、新型ではストレートにしました。
幅は基本的には同じです。



チョイル部分は、指をかけて短く使えるようにしました。



私物はハンドル幅が狭く、カーブが強めになっているので、ハンドル全体でスッポ抜けを防ぐようにしています。
新型ではストレートな感じにしました。



ハンドルをストレートにして自然に握れるようにして、尻広がりにする事でスッポ抜ける感じを補う魂胆です。

キープコンセプトにつき、パッと見では変わってないつもり・・・

というわけで、バックカントリー系小型モデルの次世代型プロトタイプを紹介してみました。
バックカントリーカテゴリーの大、中、小はだいたいこんな感じになります。
全て鉄板状態なので、まだナイフとしてはピンとこないかと思いますが、サイズの違い等を感じてもらえれば幸いです。









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