HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

漁のついでに・・・②

2017-07-30 21:15:30 | 日常
前回は想定より太い枝をチョップして打撃テストをしてみました。
想定より太い枝を打っているとはいえ、自分でも打撃数が多いと感じているところです。
これは、ナイフが軽く短いところに原因があるわけですが、これに対して
●ブレードバリエーション・・・ホローグラインド版を用意
という事で、対応しようと思っています。
同じサイズのナイフでも、重さや形状(グラインド含む)で特性が変わります。
使い分けを考えながらテストしようと思います。
特に自分でもフラットグラインドモデルを使ってみたかったのもありますが・・・
〈チョッピングテスト②〉

手の皮が剥けたところで次の枝を続けて打ってみました。
2本目は直径約3Cm。

やはり20~30打で区切って様子を見ます。
いつもながら流木は表面が硬く感じます・・・砂利咬んでるし・・・
食い込みは浅め。

さらに20~30打。
途中から食い込む感じになってきました。

数回打って切断。
さすがに1本目より細いので早く切れましたが、予想より打数が多くかかっていました。
性能予想を少し下方修正する必要があるようです。
打撃力強化については前述の通り次の手はありますが、フラットグラインドの特性の追及もしていきたいので、しばらくこの個体を使っていく事になります。
ところで、装備を少し変更しました。

タクティカルブーツからトレッキングシューズへ。
タクティカルブーツはゴアテックスだったので、中に水が入ると重りになります(排水性無し)。
軽く水はけの良いシューズで負担軽減に。

アルコールバーナーはコンパクトモデルに。
1日中渓流釣りをしていたい人が考えたバーナーで、アルミ合金削り出し、高剛性、高出力を目指したモデルで、コンセプトに魅了されました。

他社製ゴトクと組み合わせてミニマムなセットになります(本体直径6Cm)。

さて、一段落してコーヒーでもとか考えておりましたが、ゴチャゴチャいじっていたら倒してしまった・・・
倒してしまったら高性能も意味が・・・
いつも都合よく終わるとは限らないという事で。



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漁のついでに・・・①

2017-07-23 20:27:55 | 日常
7月に入って2回目のウン〇沢。
今回は、現在使用中のTRAIL-PROTO 2のチョッピングテストを行う予定でしたので、漁もソコソコにしようかと。
それでも、この日は時間があるので、数時間は漁に費やせます。
〈漁〉
結局、3時間くらいは水の中に生息してまして


この流れの先の


こんなところで

こんなヤツがおりました。
撮影しながらの為、片手が使えませんが、そぉ~と持ち上げると気付きません。
この日は、写真のヤツ含む計4匹捕れましたが、今年はイワナが少なく感じます。
結構逃げられてもいますが・・・
そこで今年はデカイヤツは放す事にしましす(キャッチ&リリースだ!)。
卵産めば来年も捕れるのだ。
〈チョッピングテスト①〉
漁で時間と体力を消耗し、いい感じで本番っぽくなって来ました。
7月でも寒いです。
な感じでテスト①、直径約5Cmの倒木(の枝)をカットします。



バックカントリーカテゴリーはチョッピングを主としたサバイバルナイフとして製作しています。
TRAILは5インチブレードのコンパクトモデルで、ハンドル最後部を握り、長さを補う事になっています。

太い方を切るんじゃないのか?と突っ込まれそうですが、コレでも想定より太いです。
●想定・・・直径2Cmを10打以内
さて

20~30打で区切ってみました。
表面は堅かったので食い込みが浅いです。
なかなか思ったところに当たらないのもありましたが・・・

さらに20~30打で半分に。
当たる様になって来ました。

もう20~30打でほぼ切断。
蹴って折りたいところですが、チョッピングテストです。

最後は10打位で。
直径5Cmの枝を100回打って切断した事になります。
時間にすると5分位ですが、この太さを相手にするにはナイフが軽過ぎますね。
5.5mm厚のフラットグラインドの剛性は高く、しなって打撃が逃げる感じはないです。
前に使っていたHIKER-PROTOより威力を感じました。

テスト中に手の皮がむけてしまいました。
水に浸かり、ふやけていたのもありますが、マイカルタに施したミゾが思ったより食い込んだのが原因です。
これがレアなケースかは、しばらく使ってから判断しようかと思います。
ちなみに、TRAIL-STDでは、別の判断でミゾは施していません。


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BackCountry Axe &・・・

2017-07-16 20:54:17 | 製作


カスタムオーダー製作の合間を使い、少しづつナイフとか作っています。
アックスの作業も進んでいるので途中経過の報告的に。
さて、アックスは以前よりハンドルを仕上げ、ロータリー研磨が終わったところです。
黒皮付き7mm厚の鋼材を6.5mm厚に、これでかなり軽くなりました。
といっても予定していた重量はキープしてあります。

ヘッド後部のスパイク(とおぼしき部分)は上部のみ面取りをする予定、フィールドアックスとしてデザインしているのでツルハシ的な使い方を想定しています。
石が多い土を掘ったりしようかとか考えました。

ブラックリネンマイカルタハンドルの加工はほぼ終了。
ハンドルには2ヶ所のソングホールを設置。
目隠し用ネジもはまるので、この部分を使わない時は違和感のないようにしてみました。

ハンドル末部はナイフとおなじケツ出しに。
何かを叩く時はコチラを使います。

先程からチラ見せしているのは、トレイルのバリエーション。
ショウスペシャルとして作っています。
作業は終了していますが、焼き入れはまだしていません。
アックスとデザインに共通性を持たせ、ペアルックにしてみました(セットではありません)。
もう少し工夫すべき部分もあるのと12月開催予定のナイフショウに合わせているので完成にはまだ時間がかかります。



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FULL ORDER CUSTOM

2017-07-09 21:02:47 | ブッシュクラフト

カスタムオーダーによるナイフが完成しました。
細身のスタイルではありますが、突き刺し専用というモノではないかと・・・
と、曖昧なのは、やはり納期をオーバーしているので急いで送り、スペック等を書いたスケッチも手元に無い状態での紹介であります。



〈ブレード〉
●170mm長、6.0mm厚、CPM-3V/サテン仕上げ
●コンベックスグラインド
私には珍しく粉末鋼を使っていますが、鋼材も指定となります。
鋼材幅が60mm弱。
●ブレード幅を20~25mmで
●コレを作るに鋼材を縦半分に使う
という要望でした。
コンベックスグラインドなので、小刃無しの自然刃となっており、故にサテン仕上げとしました。
刃先には小さくスエッヂが付いています。



〈ハンドル〉
●125mm長/ブラックリネンマイカルタ
●ハーフタング(3ピース)
オーナーは手が大きい人なので130mm欲しいところでしたが、マイカルタの長さが限界でした。
ハーフタングは縦に3枚を合わせいます。
真ん中部分を固定するのに欠くしピンを2本入れてありますので、抜け落ちる事はありません。




●カイデックス/ナイロンベルトループ仕様
ナイフ細部とシースはおまかせでしたので、いつものテックロック仕様を考えていました。
シース製作者の意見として、スレンダーなナイフにはテックロックだとデザイン的に似合わないのでは?という事で、ナイロンベルトループになりました。
確かにスマートに仕上がっています。


〈あとがき〉
ナイフ完成からバタバタ感満載での紹介となりました。
シースの写真は意図せず横向きになっちゃうし・・・
撮り直そうにもナイフ送っちゃった後だし・・・
とにかく1本づつ完成させなければ・・・
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ケンゾーちゃんの軽作業ナイフ

2017-07-02 21:02:06 | ケンゾーちゃんのヤツ


久々のケンゾーナイフ。
ケンゾー氏から宣伝せよ!と指令が下りまして紹介する事になりました。
以前に紹介した“ケンゾーちゃんのPUUKKO”からの発展型で、アウトドアワーキングナイフとしてブッシュクラフトにカテゴライズしました。
ケンゾー氏曰く
●軽作業用
●石器をイメージ
どこかで聞いたフレーズもありますが・・・だそうです。



〈ブレード〉
●82mm長、3.4mm厚、VG-10
●石器調加工フラットグラインド
軽作業用という事でコンパクトなブレードで、鋼厚も薄く切る事に関して特化したモノになっています。
このへんはプッコナイフっぽさが出ているかと。
ブラックブレードは、焼き入れ用バーナーによる火炎焼き入れから油冷却した時の酸化被膜によるもの。
半ツヤな色合いはコーティングとは違った感じになっています。



〈ハンドル〉
●110mm長/デザートアイアンウッド染め上げ
●ブラスヒルト、カシメピン
●ステンレスパイプ
私が勝手に命名“マツボックリ”ハンドル。
最初はブレードに対して長過ぎないか?とか思いましたが、それほど長くないです。
太くコロコロしているので長く(大きく)見える様です。
コロコロしていると
●握りが安定する
●全方向で握り易い
というメリットがあり、対比オーバーサイズなハンドルの試みも悪くないかと思いました。




〈シース〉
●カイデックス/カイデックスベルトループ
深く入るシースはホールドが良く、落とす心配は無いかと。
マツボックリが浮き出たシースは独特の雰囲気があります。


〈あとがき〉
このナイフは軽作業用として作られ、ナイフ自体軽く、ハンドルは太く握り方を選ばないようになっています。
狙いとしては私のナイフと同じ方向かと思いますが、付き合いが長い割にはまるで違うナイフになるのは・・・ケンゾーちゃんの反抗期か、私の不徳のいたすどころか・・・
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